特別編の後編

日付は6月6日。

夢の中、雨の中を乗っていた傘がひっくり返って水中に溺れてしまうゆの・・・ぼんやりと目を開けて、ふと時計を見ると・・・8時でした(笑)。あわてて支度して宮子と部屋を出るゆのは雨で滑らないようにと宮子に言いますが、言ってるそばから階段で足を滑らせる宮子。ゆのが咄嗟に制服を掴んだおかげで事無きを得ますが、掴んだ勢いで右の肩紐が破れてしまいました。学校に着いて宮子の制服の肩紐をどうしようか悩んでいたところに真実がソーイングセットを貸してくれたのですが、ゆのは慌てるばかりでうまくいきません。結局授業までに間に合わず吉野屋先生が教室に入ってきましたが、宮子の制服を見た先生は放課後に美術準備室に来るように言います。制服を直すためなんでしょうけど日頃の行状が行状なので、クラスの生徒全員が「どうかご無事で」と心配・・・。

昼休み、ゆのたちが来ないのでヒロと沙英は2人だけで食事しながら放課後の相談。買い物に行きたいけど雨を心配するヒロ、沙英は突然ヒロの髪を手にして「降水確率40%くらいかなー」。ちょっと怒ったヒロの物言いがみくるによく似てるように思えます。中の人が同じってこともあるんでしょうけど、ヒロもみくるもおっとりした性格で同年代のキャラだからかしら?

さて放課後、いろんな噂が飛び交う美術準備室に向かう宮子とゆのに廊下ですれ違った校長先生は「好奇心は大事だが時には怖いことがある」とご忠告。一方、校舎の入口では傘を忘れた夏目が雨やどり、そこに通りがかった沙英は夏目が傘を忘れたことを知って自分のを差し出します。何かを期待して強がりを言ったわけではなかった夏目はさすがに真顔で「それじゃ沙英が濡れちゃう」と言いますが、ちょうどヒロも出てきたので沙英はヒロの傘に。「借りちゃった」と照れてる夏目はやっぱりかわいい。もうちょっと素直になればいいのにねぇ・・・(苦笑)。

場面は替わって美術準備室。吉野屋先生と益子先生の2人のネームが表札にかかってますが、そこは大人の常識なんて欠片も持ち合わせてない吉野屋先生、完全に部屋を我が物顔で私物化しています。仕立て屋風の衣装を着て待っていた吉野屋先生はゆののシャツの一番上のボタンが取れかかっているのも見つけて脱がせ、待たせてる間に自分の衣装を着させます。終わってゆのが着替えてるところにドアを開けて入ってきた益子先生、吉野屋先生に酷く怒られて追い出されてしまいました。お気の毒さま・・・。

美術準備室での吉野屋先生の力作(衣装その他)を目にして創作意欲を刺激されたゆのと宮子は一緒に絵を描こうと一旦帰宅しますが、ゆのは部屋を探しても自分のオレンジ色のスケッチブックが見当たりません。宮子の部屋に置き忘れたかもと彼女に探してもらいますが見つからず、さらに沙英の部屋に行くとこちらも探し物の途中。
「物が見つかんない時って何かの下敷きになってることが多いよ」
とゆのにアドバイスした沙英は換えの眼鏡を探してたのですが、自分の頭の上に掛けっぱなしなのに気づいてないだけでした。ゆのは次にヒロの部屋へ。
「自分の行動を思い出せれば、どこに置いたかわかるんじゃないかしら」
というヒロのアドバイスにしたがって、起きてからの行動を思い起こすゆの。学校には持ってったっけ・・・と呟くゆのの言葉でヒロはふとお昼に残したチョコデニッシュのことを思い出して、お礼にゆのと半分こ。そこに宮子と沙英もやってきました。「半分食べる~?」とゆのが差し出したら、宮子はゆのの手ごとカブリついて・・・前にもあったよね(苦笑)。

もう探すところ思いつかないとぼやくゆのに
「そういう時は、探すのを止めればいいんだよ」
と宮子。他に何か思い出せないか尋ねたヒロにゆのは朝からの自分の行動を話しますが、美術準備室に行ったことを知ってヒロと沙英はビックリ。禁断の部屋だの出てきたら違う自分になってなかったかだの何か大事なものを失くさなかったかだの酷い言われ様ですが、吉野屋先生だから仕方ない・・・。沙英に学校に持ってった可能性はないか聞かれてゆのは学校へ行ってみることに。

私服のまま学校に探しに来たゆのは廊下で吉野屋先生とバッタリ。探し物をしていると話すと‘探し物’から井上陽水の歌を連想して「それより私と踊りませんか?」・・・年齢バレるよ?というツッコミはさておき、肝心な時にさっぱりアテにならない教師ですが、さらにいきなり変な想像を働かせて不謹慎なことを口走って運悪く校長先生に見つかりゲンコツとお説教・・・。その校長先生はゆのの探し物とこれまでの経緯を聞くと
「そこまで探して無いのであれば、あ・り・え・な・い、と思っている場所にあるのかもしれませんね」
と優しく声を掛けました。

帰ったゆのは洗濯機の中や浴室や冷蔵庫の中とか見ますが、何故か冷蔵庫の中に刷毛があるだけで・・・いい加減イライラして「見つかんない!」×3でふてくされてベットに潜りこむゆの・・・ん?足元に・・・というわけで毛布に隠れてたんですね。お詫びがてら絵を描いてる途中で眠ってしまったことをゆのは3人に話しますが、肝心の絵はというと、ほとんど絵になってない状態でした(苦笑)。自分の部屋に戻り、お風呂の中で沙英・ヒロ・宮子・校長のアドバイスが全部当たってたことに気づいて改めて感心したゆの。でも吉野屋先生だけはどう解釈しても何の役にも立たなかったようで・・・。

そして翌7日の朝。今度は制服のリボンが見当たらなかったゆの。仕方なくそのまま学校に行ってみると、朝のHRで吉野屋先生がゆのに忘れ物とリボンを返してくれました。返してくれた相手が相手だし意味ありげな物言いをわざわざするので、みんな何事かと思っちゃいますよね~(笑)。

服の修繕と忘れ物探しという、それだけなら日常に満ち溢れた平凡な光景なんですが、どちらにも吉野屋先生が絡んだことでいいアクセントになり、どこが非日常的な要素が入り込んだちょっと面白い出来事に仕上がったように思いました。大事な時にはさっぱり役立たずなんですが、ギャグ要因としては全くもって欠かせない吉野屋先生・・・リアルでこんな教師がいたらゾッとしますけどね(爆)。

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