2月下旬発売予定と言われていて「京都市交響楽団定期演奏会 名曲ライブシリーズ2」ですが、公式発売の前に、京響友の会の会員に無料配布されるものが本日到着しました。第1弾リリースの時は残念ながら会員から外れてたので自分で購入したのですが(2枚組で2千円と安いし京響に売上貢献できるからよかったんだけどね)、おかげで会員配布分がこんなに早いとは思いませんでした(笑)。

リリースは少し先ですが、今回は1枚ながらそれでも¥1,500と安いので、下記通販ページにてどうぞ。
・Amazon:http://www.amazon.co.jp/gp/product/B007633BFU
・タワーレコード:http://tower.jp/item/3060322

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1. ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」 Op.92
2. レスピーギ:交響詩『ローマの祭』
3. R.シュトラウス:交響詩『ドン・キホーテ』 Op.35

指揮:広上淳一
管弦楽:京都市交響楽団
チェロ:上村昇〔※ドン・キホーテ〕
ヴィオラ:店村眞積〔※ドン・キホーテ〕

録音:2011年8月5日 京都コンサートホール大ホール
(京都市交響楽団第549回定期演奏会ライヴ収録)

 

開封後↓パッケージの裏はステージ全体写真になってるんですね。
Photo

さて、演奏に関しての燃焼度や完成度の高さは今更言うに及ばずなのでいいといて、録音は前回と印象は変わりません。ホールがホールなのでクリアながらもややデッドぎみ、スピーカーのボリュームを上げると広上さんの荒い息遣いがモロに聞こえてしまうのもご愛嬌(笑)。

それから、ライナーノーツのデータをよく見ると、CDのトータルの収録時間が80分18秒になってました。マジでデータ量ギリギリじゃないっすか!?(爆)いやぁ〜、制作者さんたちホンマに感謝です!元々は『ドン・キホーテ』だけの予定だったんですよね。諸々の権利関係的な調整は後からは難しいとは思うが可能ならぜひ『ローマの祭』もCDに入れてほしい、と事務局の方に後日お願いしたクチなんですが、そうした要望が演奏会直後から多かったらしくて、結果として実現されたのは本当に嬉しいかぎりです。

そんな感じですから収録曲3曲の中では何といってもレスピーギの『ローマの祭』が一際輝きを放っています。近年でも546回のラフ2と並んで最高峰の演奏として聴衆の評価も高いもので、ビシッとTpのファンファーレからキマっていた充実の演奏でしたけど、改めて録音で聴いてみても完成度の高さは全く揺るがず。トラも入って総勢7人のTp陣が最後まで締まっていたおかげもあって、遅めのテンポでも揺るがないんですよね。

で、せっかくCDが届いたのだからと『ローマの祭』の演奏時間比べをちょっとやってみました。残念ながらトスカニーニ盤やムーティ盤、デュトワ盤など巷で名演と評されるローマ三部作のCDは持ってないので、NMLのカタログの中から比較的オーソドックスな名演で録音も良いと言われる、ヤン・パスカル・トルトゥリエ指揮フィルハーモニア管弦楽団【Chandos】。それからドイツ有望株の若手指揮者が振りマニアの間で演奏時間の遅いことでも知られる、ガブリエル・フェルツ指揮アルテンブルク・ゲラ歌劇場管弦楽団【Dreyer Gaido】。この2つの録音と比較して各楽章毎に時間を記載してみました。

トルトゥリエ&フィルハーモニア管
1.チルチェンセス 4’31”
2.五十年祭   6’36”
3.十月祭    7’42”
4.主顕祭    5’31”

フェルツ&アルテンブルク・ゲラ歌劇場管
1.チルチェンセス 4’46”
2.五十年祭   10’51”
3.十月祭     8’30”
4.主顕祭     5’41”

広上&京響
1.チルチェンセス 4’55”
2.五十年祭   7’23”
3.十月祭    7’54”
4.主顕祭    5’59”

演奏会当日は細かい時間なんて計測してなかったので、帰宅してからフェルツ盤を聴き直して広上&京響の方が「チルチェンセス」で遅く「五十年祭」では速いかな?という漠然とした印象を持ったんですが、こうして後になって数字で見ると顕著な傾向として現れますし、演奏会直後の私の印象と異なることも明確になりました。「チルチェンセス」ではトルトゥリエ盤はともかくフェルツ盤とはそうかけ離れてなかったこと、トルトゥリエ盤と比較すると程度の差こそあれ全体的にやはり若干遅めだったこと、それでも聴いた時の印象と比べると「五十年祭」以外では格別遅いわけでもなかったこと、など。

広上&京響盤の特徴としては実演時と同様で、録音を改めて聴き直してもメリハリを上手くつけながら丁寧に表情付けを行なっていること、情熱的でありながらもそのパッションの凝縮や集中・コントロールといったことにも目が行き届いていることがわかり、過去の名録音と充分伍することのできる仕上がり・・・と言ったら少し褒め過ぎかな?でもTp陣はじめ管セクションがヘタれずに最初から最後までしっかり吹ききって随所で存分に見せ場を披露してますから、欧米のトップレベルには及ばなくとも、けっこうイイ線はいくと思いますけどね。

『謝肉祭』も『ドン・キホーテ』も好演として合格点をあげられる演奏ですが、『ローマの祭』で広上&京響の現在(いま)がナンボのもんかを、未体験の方にもぜひ知っていただきたいと思います。

 



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