今日付でNMLに登録された中でChandos[http://www.chandos.net/]レーベルからもう1枚。ネーメ・ヤルヴィとロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団[http://www.rsno.org.uk/]のコンビによる、リヒャルト・シュトラウスの珍しいバレエ曲をメインとしたディスクです。

 

リヒャルト・シュトラウス:バレエ『ヨゼフ伝説』、他
 /ネーメ・ヤルヴィ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
【Chandos】[Hybrid SACD]

リヒャルト・シュトラウス
・バレエ音楽『ヨゼフ伝説』 Op.63
・歌劇『火の危機』 Op.50〜愛の場面
・祝典行進曲 変ホ長調 Op.1

指揮:ネーメ・ヤルヴィ
管弦楽:ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

録音時期:2012年9月18-19日
録音場所:グラスゴー、ロイヤル・コンサート・ホール

http://ml.naxos.jp/album/CHSA5120

Chsa5120

 

リヒャルト・シュトラウス作品63のバレエ音楽『ヨゼフ伝説』、ケンペとシュターツカペレ・ドレスデンのBOXにも全曲盤の録音がないくらい演奏機会の少ない作品のようで、ただ今までまったく録音がなかったかというとそうでもなく、14年前にシノーポリとシュターツカペレ・ドレスデンがグラモフォンに録音してますし、若杉さんと都響が20年以上前に録音したリヒャルト・シュトラウスのバレエ音楽全集の中にも『ヨゼフ伝説』が収録されています。まぁでも数が少ないのは事実ですし、私も今回ので初めて聴きました。

この曲は旧約聖書の牧童ヨゼフの物語をもとにホフマンスタールとケスラーが台本を書いたそうで、あらすじは

ヤコブ(アブラハムの子イサクのそのまた子)とラケルの子ヨセフは、父に溺愛され、神格も宿っているため、たくさんいる兄弟たちから妬まれ、ユダヤの地からエジプトに奴隷として売られてしまう。
この少年ヨセフをひと目見て、魅せられてしまい、買い取った待衛長ポティファルの妻。
さっそく、ヨセフの枕元に忍びより迫ろうとするが、ヨセフは逃げ、マントをかぶってしまう。
なおも言い寄り、マントがはぎ取られ、上半身をあらわにしてしまったヨセフ。
もう、爛々の妻はうっとりである。
騒ぎを聞きつけ召使たちがやってくるが、ヨセフに罪を着せる爛々妻。
ポティファルに逮捕されてしまい拷問を受けんとする憐れヨセフ。
拷問の準備を見て再び、熱い心を燃やすポティファルの妻であるが、ヨセフは軽蔑のまなざし・・・・・。
そこへ閃光が差し込み、大天使があらわれ、ヨセフの鎖を解き外へと導く。
妻はもう敵わぬと感じ、自らの首飾りで首をくくりこと切れる・・。
ヨセフと天使はそうして、天上へ消えてゆくのでありました・・・。

・・・といったもの。旧約聖書のエピソードがベースになっているのでクリスチャンでもないと馴染みにくいかもしれませんし、一聴した印象では同時期に作曲されたアルペン・シンフォニーほどには親しみやすくないかな、というところでした。ただ、彼のオーケストレーションの腕は充分に発揮されてると思いますし、なにより爆演系のネーメ・ヤルヴィの手にかかれば、ブラスセクションを見事なまでに派手に鳴らしまくってて、このオケの持ち味を存分に活かした華麗な演奏にはそれはもう聴き応えがあります。Chandosが通常のCDフォーマットでなくハイブリッドSACDでリリースしているのも、もしかしたら指揮者・演奏者やレーベルのスタッフ陣の自信の表れかな、という気がしなくもないです。

 



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