スーパー駅長“たま”、DVDデビュー

和歌山電鉄貴志川線貴志駅のスーパー駅長として有名な“たま”ちゃん、TVの取材は当たり前(笑)、昨年には写真集まで出たほどでしたが、このたび、写真集の第2弾DVDが本日付でリリースされるそうです。

DVD『たまはスーパー駅長~いちごの風にのって~』
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写真集第2弾『たまのスーパー駅長だより~夢列車に愛をのせて~』
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京都コンサートホールに携帯通信防止装置

開演中は携帯の電源を切っておくというのは演奏会に出かける上で客が守るべき基本の‘キ’のマナーの1つなんですが、残念ながら躾のなってない大人(特に年配者)が後を絶たないために、その他大勢の客と演奏者が大迷惑を被っているのが京都コンサートホールの実情です。最近では開演直前にアナウンスしたり係員が「電源オフ」のボードを持って客席を回ったりしてますが、元から躾の悪い人には効果がないようで(苦笑)。

携帯の電波をブロックするシステムを備えたコンサートホールもあるにはありますが、決して安い買い物ではないので、京都市の財政難を考えたら当分の間は半ば諦めるしかないかなぁ・・・と思っていましたが・・・

やっとですか!京都市GJ

もっとも、それでもパーフェクトではないので客がマナーを守るのが第一には変わりありませんが、無いよりは有った方がずっといいですしね。

抑止装置で携帯「圏外」に 京都コンサートホール
【京都新聞 2008年9月25日】

 演奏会などで携帯電話の着信音やバイブレーターの振動音が鳴るのを防ごうと、京都市左京区の京都コンサートホールが携帯電話の通信機能を抑止する装置を府内で初めて設置した。開演中に着信音が鳴り、「マナーがなっていない」と他の観客からの苦情が続いているためで、9月からスタートした「京都の秋音楽祭」に合わせて導入した。
 装置は、電波を発生させて携帯電話基地局からの電波をブロックし、一定の空間内を圏外にする。圏外中の着信履歴は基地局に保存され、圏外解除後に確認できる。ペースメーカーなどへの影響はないといい、同コンサートホールは大ホールと小ホールに計3基置いた。
 携帯電話の使用については従来から、開演5分前にアナウンスを流したり、職員がボードを持って会場を回って電源を切るよう求めていた。しかし、開演前ぎりぎりに入場する客への周知が徹底できなかったり、切り忘れなどで演奏中に着信音やバイブレーターの振動音が響く例が後を絶たないという。同ホールは「顧客サービスの一環で、観客にゆったりと楽しんでもらえるようにしたい」としている。
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〔※写真:携帯電話の通信機能を抑制する装置が導入された京都コンサートホール。ホール内では携帯は圏外になる(京都市左京区・京都コンサートホール)〕

京都コンサートホール http://www.kyoto-ongeibun.jp/kyotoconcerthall/

京都の秋 音楽祭 開幕記念コンサート

チャイコのVn協奏曲と5番。

これが定期なら「勘弁してくれ!」と言いたくなるベタな名曲選ですが、まぁイベント事の演奏会なので仕方ないのかも・・・(苦笑)。全席¥1,000というチケット代の設定からして普段クラシックを聴かない人にも親しんでもらおうという京都市の意図もあるのでしょうし。それに広上さんのこうしたプログラムというのは珍しい気もしますので、たまにはいいのかも・・・?

第12回 京都の秋 音楽祭 開会記念コンサート
2008年9月14日(日)14時開演@京都コンサートホール

◆P.I.チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.35 
(休憩)
◆P.I.チャイコフスキー 交響曲第5番ホ短調 Op.64
(アンコール)
◇P.I.チャイコフスキー 弦楽セレナーデ ハ長調 Op.48~第3楽章「エレジー」

指揮:広上淳一
ヴァイオリン:木嶋真優
管弦楽:京都市交響楽団
(コンマスは客演の方、顔は見覚えあるのですが名前を思い出せません・・・)

 最初に金管によるファンファーレ、その後「オマエしゃべれ、と言われたので」と広上さんの簡単な開会のスピーチがありました。今年で『京都の秋 音楽祭』が12回を迎えること、自分も京響の常任としては12代目で“12”という数字が同じ(ジョークのつもりだったのでしょうがあまりウケてなかったような・・・)、あとは木嶋さんの紹介と、チャイコの5番は今春コロンバス響で(定期での演奏と平行して)録音してる最中に父が亡くなったということもあって想い出のある曲というエピソードも話されてました。[→広上さんのお父様の訃報はコロンバス市の地元紙“The Columbus Dispatch”でも報道されました。ちなみに、同紙による録音の記事もあります→ココココ

 さて、前半のチャイコン。木嶋さんには注目していて、3年前の大友さんの指揮での京響定期でショスタコーヴィチのVn協奏曲の1番を恐ろしいほどに冴え渡った演奏で聴かせてくれましたが、彼女のキャラにはチャイコンは合わないだろうな・・・と思ってたところ、見事に予感的中(苦笑)。テクニックはあるし伴奏も広上さんならではで絶妙だったので、第1楽章が終わって拍手が起こったりしてましたが(今日の客層を反映してますね・・・)、多少なりとこの曲を聴いてる人からするとつまらなかっただろうな、と思います。こういった浪花節というか演歌っぽい曲よりも、シリアスでドライな現代モノの方が木嶋さんにはずっと適正があるのでは、というのが私の印象です。実際、京響定期でのショスタコやリサイタルでのプロコフィエフのソナタは曲の深層心理まで切り込むような素晴らしい演奏でしたし。

 そして、後半のチャイ5。京響でこの曲といえば、3年前、若手女性指揮者のアヌ・タリさんが客演指揮した定期で終楽章のコーダ手前のゲネラル・パウゼで大声でブラヴォーかましたジジィがいて、それまでの雰囲気を全てブチ壊しにしたという忌まわしい記憶があるのですが、幸い今日はそんなアクシデントはありませんでした(笑)。
 この曲は2年前にまだ好調を維持していた頃の大植&大フィルでも聴いていますが、チャイコらしさと弦の重低音の迫力という点では大植&大フィル。一方、(大フィルよりは遥かに優秀な)ブラスセクションが要所要所でピッタリと決めて、全体的に勢いをつけて前に前にと進むようなリズミカルでエネルギッシュなのが広上&京響、という印象・・・でしたが、それも第3楽章まで。
 圧巻は終楽章。特に重々しい響きというわけでもないのに随分と葬送行進曲のような雰囲気を醸し出していたAndante maestosoに始まって、Allegro vivaceの木管のソロの辺りからアクセルを思いっきり踏み込んで一気呵成に突き進む、といった感じ。あとは曲想に合わせて万華鏡のようにクルクルと彩色を変化させながら雪崩れ込み、コーダからは厳かに締め括って終わり。これで盛り上がらない訳がないというものでして、この終楽章でもってチャイ5に関しては広上&京響>大植&大フィルに決定(爆)。
 首席揃い踏みの管はともかく、弦は客演コンマスでよくこれほどしっかりしたアンサンブルで鳴らしきってくれたものだと思います。これで欠員のコンマスとチェロ首席に優秀な方が入ってくれたら、どんなにいいことか・・・。
 チャイコンでの反応を見ても普段クラシックに馴染んでない人が多かったであろう今日の客層でしたが、そうした人たちに向けてこんな素晴らしい演奏を聴いてもらうことができて、ホントによかったです。

 アンコールは弦楽セレナーデから。京響らしい、淡く澄んだ美しい弦の響きでの演奏でした。

詩篇交響曲『源氏物語』

京都新聞にこんな記事がありました。

交響曲「源氏物語」が完成 仁和寺で作詞家の松本隆さんらが会見
【京都新聞 2008年9月10日】

 10月31日の源氏物語千年紀記念演奏会で披露される詩篇交響曲「源氏物語」の制作会見が10日、京都市右京区の仁和寺であり、作詞家の松本隆さん(59)や作曲家の千住明さん(47)らが新作に込めた思いを語った。
 作品は、源氏物語の主人公・光源氏の半生を、松本さんが「桐壺(きりつぼ)」や「夕顔」ら女性の名を付けた8編の詩でつづり、これに千住さんが曲をつけた。男女の独唱を交えた8楽章に、序曲と終曲を加えて構成する。
 演奏は、大友直人さんの指揮で京都市交響楽団が担う。源氏役には京都市立音楽高出身のテノール歌手・松本薫平さんを起用。夕顔らの女性役は、ソプラノ歌手の小林沙羅さんが歌い分ける。
 ヒット曲「ルビーの指輪」や「赤いスイートピー」などで男女の恋を描いてきた松本さんは「源氏物語がよくできているのは登場する女性は多くても、ひとりとしてキャラクターがかぶらない点。漫画版でも1日で読み切れない物語を、8枚の原稿用紙にまとめることができたのはほとんど奇跡」と語った。
 「松本先生の詩にメロディーをつけると、とても生き生きとしてくる」と作曲の喜びを話した千住さんは、「世界に通じる源氏物語の曲として、また、自分が多くのCM曲を手がけてきたプロとして分かりやすさを心がけた」と自信をみせた。
 源氏物語千年紀記念演奏会は31日午後7時、京都市左京区の京都コンサートホールで。有料。問い合わせはエラート音楽事務所Tel:075(751)0617。
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〔※写真:詩篇交響曲「源氏物語」の初演を前に会見した松本隆さん、千住明さん、小林沙羅さん、大友直人さん=右から=(京都市右京区・仁和寺)〕

しとらす的には作詞が松本隆さんじゃなかったら無視してたかもしれない(苦笑)記事ですが、松本さんといえば未だにはっぴいえんどロンバケの印象が強すぎて最近の松本さんのことはほとんど知りませんので、源氏物語にちなんでどういう詩を編んだのか興味津々ですね。

この源氏物語千年紀記念演奏会は10月31日(金)19時開演、北山の京都コンサートホールで大友さんが京響を指揮する演奏会。後半のメインとなる新作初演の他は、前半に千住明「風林火山」とチャイコフスキーの幻想序曲「ロミオとジュリエット」というプログラム。
 [チケットぴあPコード301-422;ローソンチケットLコード57215]

指揮者とオケには何の心配もいりませんが、千住明の曲って知らんのよね。まぁ京響定期ではお目にかかれないプロなので良い機会ではあるのですが。

源氏物語千年紀 http://www.2008genji.jp/
京都コンサートホール http://www.kyoto-ongeibun.jp/kyotoconcerthall/