トヨタの豊田章男社長がリコール問題で初の会見

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‘品質’を売りにしてきたはずのトヨタですが、今回の対応を見ていると近年の企業体質がモロに出てるのかもしれませんね。ここまでは完全にダメージコントロールに失敗しているように見えます。レクサスのペダル問題が昨年来ずっと言われてて、さらに今回はよりによってプリウスでのブレーキ不具合。情報開示の遅さや経営陣の対応を見ていると、後手に回っているだけではなくて顧客軽視で不誠実だととられても仕方ないでしょう。

金の力でマスコミを抑えられる日本ならいざ知らず、主力市場のはずのアメリカでGM危機にソッポを向いた意趣返しの機会をわざわざ与えなくてもいいでしょうに(苦笑)。ただ、遅いといえどもやらないといけないことには変わりがないので、一刻も早いリコール対応等で信頼回復に努めてほしいと思います。

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それにしても、章男社長、もうちょっとビシッとやるかと思ってたんですけどねぇ・・・会見見た感じどうにも(アメリカでは早速叩かれてるっぽいし)・・・本人がアレなのか周囲が気を回しすぎて情報を上げてなかったのかわかりませんけど、プリウスで失敗したら北米市場も危うくなるでしょうに。


トヨタ社長:一連のリコールでおわび-早期信頼回復に努力
【ブルームバーグ 2010年2月5日】

2月5日(ブルームバーグ):トヨタ自動車の豊田章男社長は5日夜、名古屋本社で緊急会見し、複数の地域・モデルでリコール(無料の回収・修理)が発生し、ご迷惑、ご心配をかけたと、おわびした。また、「少しでも早くお客様の信頼を回復できるよう努力する」とし、不安の除去や信頼回復を優先する姿勢を表明した。

ハイブリッド車の新型「プリウス」のブレーキが利きにくいとの苦情が出ていることに関して、豊田社長は、新車にはすでに改善策を実施したと述べたほか、既販売車への対応をできるだけ早く検討するように指示しており、決まり次第知らせたいと述べた。同席した佐々木真一副社長は「どのような処置がベストか精査中」とした。会見のもようは東京本社でも放送した。

豊田社長は「全商品に品質で不安を与えるのはトップとして残念」と述べたほか、「私自身、大変大きな問題、危機的状況と思っている」と語った。その上で、「一致協力してやっていくことが私の使命」と強調した。

今回の緊急会見については、顧客が不安なまま週末を過ごすことが申し訳なく自らが説明したとし、「より顧客目線を重要視する」と語った。

また、豊田社長は一連の品質問題を受け、グローバル品質特別委員会を設置することを表明。委員会ではリコールに至った経緯などを再点検する。佐々木副社長は技術分室を増強することや、外部の専門家から新たな品質マネジメント評価を受ける考えを示した。

さらに、豊田社長は、米運輸長官に対して「お客様第一に仕事を進めている」と説明したと述べたほか、「米長官からの忠告は非常にありがたかった」とし、米当局からの指導には「全面的に協力」する考えを示した。

トヨタの横山裕行常務役員は4日、新型プリウスのブレーキ問題について、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)が作動するような路面状態で、ブレーキを踏んで利くまでに時間差が生じる現象とし、「ブレーキを踏み増せば車は確実に止まる」と説明。また、苦情の要因が「ABSの制御に関するものと分かったので、1月末に設計変更を行った」と述べた。

前原誠司国土交通相は5日夕の閣議後会見で、トヨタについて「顧客の視点がいささか欠如している」との見解を示した。また、平野博文官房長官は同日の定例会見で「命にかかわる問題ですから、しっかりとして、まず一義的にはトヨタがしっかりやっていただくことだ」などと述べた。

格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は5日、トヨタの長期格付けを「クレジット・ウォッチ」に指定したと発表。一連の品質問題が流動的で、競争力や収益基盤などの悪影響増大リスクがあると指摘。ブランドイメージが低下し、販売動向や北米などの主要市場で悪影響が長期化すれば格下げの可能性があるという。







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