ザッケローニ日本代表監督、ブラジルW杯日本代表メンバー23人を発表

今日は午後から病院での予約診察がありまして、診察後にちょうど待合室のTVでW杯日本代表メンバー発表会見を流してるところでしたので、原さんの挨拶が終わるあたりから見てましたけど、ザッケローニ監督が‘オオクボ’と口にした時は一瞬聞き間違えたかと思いました。


GK
川島永嗣(スタンダール・リエージュ)
西川周作(浦和レッズ)
権田修一(FC東京)

DF
伊野波雅彦(ジュビロ磐田)
今野泰幸(ガンバ大阪)
長友佑都(インテル・ミラノ)
森重真人(FC東京)
内田篤人(シャルケ04)
吉田麻也(サウザンプトン)
酒井宏樹(ハノーファー96)
酒井高徳(VfBシュトゥットガルト)

MF
遠藤保仁(ガンバ大阪)
長谷部誠(1.FCニュルンベルク)
青山敏弘(サンフレッチェ広島)
山口蛍(セレッソ大阪)

FW
本田圭佑(ACミラン)
大久保嘉人(川崎フロンターレ)
岡崎慎司(FSVマインツ05)
香川真司(マンチェスター・ユナイテッド)
清武弘嗣(1.FCニュルンベルク)
柿谷曜一朗(セレッソ大阪)
齋藤学(横浜F・マリノス)
大迫勇也(TSV1860ミュンヘン)


細貝が外れたのにも驚きましたが、ヘルタ・ベルリンでのプレーぶりからすると、ザック・ジャパンでは使いどころが難しいのかな、という気もします。豊田やハーフナーが入ってなくて大久保や齋藤が入っているのには清々しいくらいの潔さを感じました。相手からするとミエミエなのでしょうけど、グループリーグ3試合がレシーフェ、ナタウ、フォルタレーザといずれも赤道直下の熱帯雨林気候地域なので、まずは戦略云々以前に暑さと湿度に慣れないとですよね。見るからに相性が悪そうで、しかも気候慣れしてそうなコロンビアとの試合が第3戦目というのは幸運だったのかな?

ともあれ先にスピードとクイックネスで主導権を握ることと運動量で走り勝つことが必須で、あとは不用意にゴール近くでセットプレーを取られないこと(苦笑)。しっかりコンディションを整えてブラジルに臨んでほしいと思います。

 

[※5/13追記:予備登録メンバーも発表されましたね。林卓人、駒野友一、水本裕貴、中村憲剛、細貝萌、豊田陽平、南野拓実の7人。ユニークなのはトレーニングパートナーとして事前合宿に参加させる若手を選出していることでしょうか。名古屋グランパスFW杉森考起と大分トリニータMF坂井大将、2人とも昨年のU-17ワールドカップに日本代表で出場してて今年トップ昇格してる選手。原さんが会見で選出理由を語ってますけど、2人には絶好の機会を有意義に過ごしてほしいですね。]

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<ブラジルW杯>ザッケローニ監督の会見 一問一答【Y!ニュース:毎日新聞 2014年5月12日】

 12日にあったサッカーワールドカップ(W杯)ブラジル大会に出場する日本代表メンバーの発表会見。ザッケローニ監督と記者の一問一答は以下の通り。

 ザッケローニ監督 ようやくW杯に向けて最終章。まずは日本サッカー協会、支えてくれたスタッフにお礼を言いたい。非常に仕事がしやすい環境を作ってくれた。23人に絞ることは非常に難しい仕事。それに値する選手はたくさんいる。個人的にはメンバーを選考するために232試合の視察を重ねた。リストのメンバーの多くはアジアカップを戦ってきたメンバー、それ以外はそれ以降に大きく成長してきたメンバーになる。今から発表する。

 川島、西川、権田、今野、伊野波、長友、森重、内田、吉田、酒井宏樹、酒井高徳、遠藤、長谷部、青山、山口、大久保、岡崎、本田、香川、清武、柿谷、斎藤、大迫。

 監督 23人のうち12人が海外組、11人が国内組。平均年齢は間違いがなければ27歳。

 --23人のメンバーが決まりました。どういう基準、決断はいつ、どこで?

 監督 基準はまずは才能。それに関しては該当者がたくさんいた。次にチームの和、やはりグループ力が非常に大切になる。戦術的理解度の高さ、ユーティリティープレイヤー。できるだけ多くの選手が二つ以上のポジションをカバーできることも選考の基準に入れた。インテンシティーを出せる能力も基準に入っている。

 本大会でも自分たちのやりたいサッカーがあり、それを出すためには主導権を握っていかなければいけない。リアクションサッカーに徹するのではなく、やりたいことを出せる選手、そういったものを選考基準に入れた。

 それに加えて同じ実力の選手が2人いたら、若い選手を選択した。それを最後に付け加える。理由はタフな移動スケジュール、高温多湿の環境の中でやっていくにはフレッシュな選手を選びたかった。当然、準備期間も限られているので、一つ一つ詰めていく時間がない。そうなった時、一緒に積み上げてきた、代表に名を連ねてきた選手を大切にした。その流れの中でやはりここ最近、非常に活躍している選手もたくさんいたが、これまで一緒に戦ってきたことをより大切にした。

 --決断はいつ、どのような状況で

 監督 23人に関してはかなり前の段階で固まっていたが、最後の最後まで考えたいということで、この前の土曜日も広島に視察に行った。テレビを通じて選手の状況はチェックしてきた。悩みどころとしてはボランチを1枚多く連れていくか。そうすると、FWを1人削るのか、そういうような話になってくる。リストを見ても分かるように、たくさんの攻撃的な人を選ぼうという決断をした。理由としては、ブラジルに行って日本のサッカーを出すためにはこのメンバーではないかと。

 --先ほど、監督は主導権を握った試合をしたいと言ったが、このメンバーでW杯で、どんな戦いをしたいか。

 監督 選手たちを選ぶ基準は、できるだけ自分たちのサッカーを出せる選手を重点的に選んだ。相手に合わせるより、自分たちのやりたいことを出そうというコンセプトがある。この4年間で、日本代表の攻撃の精度も高まったと自負している。本番でも、本大会でも、日本代表が伸びているんだという証しを残すために、こういうメンバーを選んだし、そういったサッカーをしたい。いいパフォーマンスを求めればいいのかということになるが、それだけでなく結果が求められる。私の経験からすれば、当然いいパフォーマンスをすれば、より結果がついてくる可能性が高まる。

 --監督はつねづねW杯にベストの状態で臨むことが大事だと言っていたが、今回はけがから5カ月ぶりに実戦復帰したばかりの長谷部選手と、長期離脱してまだ実戦復帰していない内田選手、吉田選手が入っている。この選手たちがW杯までに、ほぼ100%の状態に戻るという確信があるのか。それとも希望的観測をもってかけで連れて行くのか、どういうご心境か。

 監督 14日の初戦まで、今日から1カ月とちょっとある。それに加えて、メディカルスタッフ、コンディショニングスタッフと情報を交換して、ミーティングを進めてきた。彼らの情報を含めて、選手たちの状況をよく把握してきた。これらの選手は合流するタイミングから、100%の状態でトレーニングできる。ブラジルに入るまでに3試合あるので、それを通じて、彼らのコンディションを高めたい。

 物事をどうとらえるかということにも関わってくる。イタリアでは、グラスの半分に入っている水を、半分も入っているととらえるか、半分しか入っていないととらえるか、と考える。この場合、半分も入っているというとらえ方をすれば、この3人はしっかり休めているとも考えられる。

 --監督は積み重ねや継続を大切にしていると思うが、待望論が高かった大久保をなぜ呼んだのか?

 監督 これまでどうして呼んでこなかったかを説明した方が早いと思う。非常に経験と嗅覚があり、どこにいったら点が入るか知っている選手。(これまでは)彼以外の選手を成長させることが大切と考えてきた。

 --最も悩んだことは?

 監督 23人しか呼べないということが大前提にあった。4年間代表チームに入れられない、若い選手を入れられないということで悩んだ。ブラッター(国際サッカー連盟)会長に電話して23人以上呼べないかと話したが、かなわなかった。

 --どのようなW杯にしたいか。

 監督 まず私のノルマはW杯に行くことであり、日本サッカー界を成長させること。選手には具体的な目標を掲げるつもりもない。自分が伝えていきたいのはW杯の舞台で、相手を気にせずに自分たちのサッカーをしようということ。自分たちのサッカーをして勝利に近づこうとしている。相手にリスペクトを払わなければいけないが、臆する必要もない。

 選手にはこのチームの基本コンセプト、基本戦術は浸透している。最高のフィジカルコンディションでブラジルに入ることが大切と考えている。これまで調子が良くなかったときは、コンディションに問題を抱えてきた。このチームのポテンシャルには最大の信頼を持っている。チームに求めるサッカー、やっていきたいサッカーを達成するには非常にフィジカルコンディションに左右される。そこを整えていきたい。

 --この4年間、本田が中心だった。彼へのピッチ内、外での期待を。

 監督 これまで同様にやってほしい。ピッチ内ではパーソナリティーやパワーを発揮してほしい。彼への心配はない。これまで通りにやってほしい。ザッケローニジャパンの前の代表チームでもそれは証明していた。本田は最初のアジアカップから一緒に戦ってきた。まさにアジアカップで中心メンバーをしっかりと作ろうというコンセプトがあった。彼もその1人に該当する。それ以外はここ数年間で著しく成長した選手がリストに名を連ねている。

 --W杯は予選突破が一番大事。どれだけの成績を残せるのか。ザッケローニ監督が考える成功と失敗のラインは。

 監督 私自身は違った考えを持っている。さっきのたとえを言うと、(質問者は)グラスに半分しかないと思っているタイプなのだろう。自分はそうではなく、ポジティブに考えるタイプ。成功のイメージだけを持ってやっていきたい。

 日本サッカー協会・原博実専務理事 監督と話しているのは選手やサッカー界の持つ良さを出すこと。まずは予選突破。他のグループも予選突破は簡単ではない。短期決戦に近い。1試合の重みはかなりある。まずは予選リーグを突破する。そこに全力を向けていく。まずはそこ。

 --大会までの1カ月にやりたいことは?

 監督 まずは23人全員そろうのが今月23日。それまではおのおののスケジュールがある。準備期間でも三つの場所で進める。その中でスタッフとも話し合いながら、どのタイミングで身体的、具体的な技術、戦術を高めていくのかプランを作成している。ここ半年で代表チームとしては3日しか集められていない。まずは全員を集めて、このチームのやり方をおさらいするところから始める。まずは自分たちのやりたいこと、コンセプトを理解し、それを踏まえて相手の対応を考える。

 --日本はこの4年間に、東日本大震災に見舞われたが、今年はソチ五輪の選手たちが、我々に勇気を与えてくれた。次はワールドカップだ。日本のサポーターに対して、監督から一言お願いします。

 監督 代表選手たちも3月11日のことは忘れていない。気に掛けている。非常にニュースに関心を持っている。私も当時日本にいたから、どれくらい大変なことが起きたかは分かっている。代表選手たちも、そういうことを胸に抱えながら、熱いものを持ちながらピッチに立ってくれると思う。

 --香川選手が今季ゴールなしで終わったが、どう考えているか。主導権を握るサッカーをどういうふうに考えているか。

 監督 一つ目の質問だが、個人の話にいきがちだが、個人の話をする時はチームの話もする必要がある。昨年は香川はいいパフォーマンスをした。よくある話だが、チームとして、よいチームを作れなかったことに伴って、(今季は)香川のパフォーマンスが落ちただけのこと。(W杯では)彼の特長、能力を最大限引き出せるようにする。二つの目の質問だが、主導権を握った戦いをしたいというのは大前提。それができないことも想定内にはある。このチームの中には、そういう戦術の準備はあると思っている。戦術的準備はどの状況にも耐え得るよう進めている。

 --アジア1という責任感を感じているか。アジア1の成績を残したいか。

 監督 そういった比較の仕方は、個人的にはしていない。ブラジルにいってこのチームのクオリティーを最大限に出すことだけを考えている。そのためにフィジカルコンディションが大切になる。それができたときにいい戦いができる。簡単な試合は一つもないし、W杯だから、タフな戦いになる。それを踏まえたうえで、自分たちのサッカーをしていきたい。

 --23人を選ぶのに悩まれたが、選んだ23人にはどのような気持ちで大会に臨んでもらいたいか。監督にとってW杯とは?

 監督 自分が夢を見るのは目をつぶって寝ているときだけ。一監督としては、目の前にあることをしっかりと把握していきたい。選手たちに持ってほしい気持ちは、常にポジティブな気持ちでいてほしい。これまでもコンフェデ杯以外は全て結果を残してきている。格上と呼ばれる対戦相手ともいい戦いをした時もある。そういったことを考えると、これまで信じてきたサッカーをブラッシュアップしていこうという気持ちをもってほしい。そういうサッカーをしてきたから、こういう結果が出ている。まず、私は最高のチームが手元にあるという思いがある。非常にいいサッカーができるのではないか。フィジカルコンディションが伴えば、最高のプレーができるのではないか。こういう機会を与えてくれたサッカー協会に感謝したい。

 常にポジティブな気持ちで戦っていきたい。結果がついてこなければ、相手チームをたたえるような戦いをしたい。おびえる必要はない。最大のミスがあるとすれば、対戦相手にびびってしまうことだと思う。できるだけ、選手にストレスがかからない環境をつくりたい。自分たちの試合ができるようにやっていきたい。

 --選考でボランチを悩んだということでしたが、アジアカップからずっと呼び続けてきた細貝を外し、青山を入れたことは大きな決断だと思う。選択の理由を。

 監督 その決断は難しく、ボランチを4枚にするのか、5枚にするのかは悩んだところ。青山が入ったから外れたのではない。決断に至った理由としては、どこまでユーティリティーに使えるのかを考え、いろいろなタイプを判断して最終的のこのメンバーを選ぶに至った。

 --今までのサッカーの積み上げが大事と言っていたが、大久保は圧倒的にこのチームでやっている時間がないわけで。どのような役割を期待し、起用法を考えているのか。

 監督 選手全員にはそれぞれの特長、能力を出してほしい。それは当然、大久保選手にも該当する。非常に経験、クオリティーがある。年齢は30歳を超えているがフィジカルなパフォーマンスも落ちていない。相手に読まれない動きを持っているし、意外性を持っている。私が代表監督に就任した当初はけがが多く、悩まされていたイメージがあるが、ここ1年のパフォーマンスは素晴らしい。質問の答えとしては彼の持っている能力、経験やクオリティー、意外性を出してほしい。

 

7 Replies to “ザッケローニ日本代表監督、ブラジルW杯日本代表メンバー23人を発表”

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