ドナドナドォナ、ドォナァー・・・カカがレアル・マドリードに移籍

『ドナドナ』の歌詞って、一目では牧場から市場へ売られていくかわいそうな子牛を歌っているものに見えますが、実は元々の作詞者の体験(妻と2人の息子が1942年にホロコーストで強制収容所に連れられた)に基づいた反戦の歌とも言われています。世界の民謡・童謡を集めたサイトのこちらのページで‘ドナドナの謎’として触れられていますが、小岸昭『離散するユダヤ人』(岩波新書)細見和之『アドルノ~非同一性の哲学』 (講談社・現代思想の冒険者たち)の中でも『ドナドナ』に言及する記述があるそうですね。

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閑話休題

カカの移籍、覚悟はしていたものの一番見たくなかったニュースでもあります。以前に比べてベルルスコーニやガリアーニの冷淡な発言も目立ちましたしね。まぁ、あれですね、先日のサミットでもボロ出しまくりのようでしたし、政治やクラブのことよりも孫みたいな歳の女の子のケツを追っかけてるのに夢中だってことですよね、どこぞのエロジジィ首相は。

しとらすはミラニスタではないのですが、長年ミランで活躍して数々のタイトルをもたらしクラブの「顔」として存在していましたし、それになんか“飲む・打つ・買う”が好きな放蕩親父がこさえた借金のカタに売られる真面目な孝行息子を見てるようで、一抹の寂しさをおぼえます。ミラニスタの方々は何を思うでしょう・・・?

ともかく、カカの信仰を考えたら同じカトリック教国のクラブへの移籍だったのが唯一の救い、と思うことにします。マドリーよりもバルサなしとらすには正直全然ありがたくない移籍なんですが(苦笑)。ペレス新会長はペジェグリーニを監督に迎え、選手の獲得もカカの他に何人も候補があがってるようですが、また銀河軍団を作ろうとして失敗を重ねるつもりかな?


カカのレアル・マドリー移籍が正式に決定【スポーツナビ 2009年6月9日】
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 レアル・マドリーとミランの公式サイトは、現地時間9日の午前0時30分に同時に声明を発表し、カカのレアル・マドリー移籍について両クラブが合意に達したことを発表した。レアル・マドリーの公式サイトの発表は、次のとおり。
「リカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイチ“カカ”は、ミランとの合意によって、正式にレアル・マドリーの選手となった。このブラジル人選手は、本日、すべてのメディカルチェックをパスした。レアル・マドリーはカカと6シーズンの契約を結ぶことになる」

 一方、ミランの公式サイトは次のような声明を出し、チームに多大な貢献をし続け、多くのファンから愛された中心選手の去就を惜しんだ。
「ミランは、偉大なチャンピオンであるカカに、これまでの6年間“ロッソネロ”(ミランの愛称)の勝利に貢献し続けてくれたことに対し、感謝の意を表明したい。これによる戦力的なダメージは否めないが、時間が経てば落ち着くだろう。常に真摯(しんし)な姿勢で努力する真のプロフェッショナルである彼の穴を埋めるのは極めて難しいことに違いない。クラブ幹部、選手、そしてサポーターを代表し、ミランの名において今後のキャリアでの成功を心より祈りたい」

 同選手の移籍に際し、レアル・マドリーはミランに6500万ユーロ(約89億円)を支払うことで合意したと見られている。

(C)MARCA.COM

カカがレアル・マドリー入団会見「ミランに感謝の気持ちを伝えたい」
【スポーツナビ 2009年6月9日】

 レアル・マドリーへの移籍が正式に発表されたカカは、早速、ブラジル代表の合宿先である同国のレシフェで緊急記者会見を行い、新たな挑戦への意欲を語った。
「レアル・マドリーは僕にとって重要な挑戦だ。このクラブが再び、スペイン、そしてヨーロッパにおける主役に戻れるよう、多くのタイトルを獲得したいと思う」

 ブラジル代表は、10日に2010年ワールドカップ・南アフリカ大会南米予選のパラグアイ戦、その後はコンフェデレーションズカップを控えているが、カカは代表に集中するため、レアル・マドリーへの移籍合意が早く発表されてほしいと思っていたとの胸の内を明かした。
「(レアル・マドリーとミランの)合意がもっと早く発表されたらいいなと思っていた。ブラジル代表とともにいる時は、常に100%代表に集中しているとはいえ、僕にとっては、ようやく発表されてホッとしたというのが率直な気持ちだ」

 さらに同選手は、移籍の理由について、金銭が目的ではなく、オファーされたプロジェクトが魅力的なものであったことが決め手となったことを強調した。
「レアル・マドリーからのオファーは高く評価できるものだった。僕のキャリアを成長させることができるプロジェクトだと感じたんだ。レアル・マドリーに移籍するのは、お金が目的ではない。お金だけならほかのクラブからのオファーもあったからね。もちろん、ミランを去るとしたら、レアル・マドリーでプレーするときだけだと考えていたのも事実だ」

 同時にカカは、自身の移籍により、ミランに大きな利益がもたらされるメリットについても言及した。
「ミランは財政問題に直面しているし、その上、僕のキャリアにプラスになるなら、これはパーフェクトな選択だ。ミランが僕を手放さなければならなかったことは理解できる。(移籍金の)6500万ユーロ(約89億円)というのは途方もない金額だからね」

 カカはまた、古巣のミラン、そしてサポーターへの感謝の気持ちを伝えることも忘れなかった。
「ミランには感謝の気持ちを伝えたい。僕を国際的に知名度のある選手に育ててくれた。チームは、僕にヨーロッパで一流選手になる機会を与えてくれたんだ。僕は多くの友人に見送られて、こうして正面玄関から堂々とミランを出て行けることを満足に思う。僕にとっては、ミランのティフォージ(ファン)が今までしてくれたことは、大きな感動として残っている」

 一方、移籍に際し、ミランでのチームメートで、レアル・マドリーでもプレーしていたデイビッド・ベッカムをはじめ、多くのレアル・マドリー関係者に意見を求めていたことも明かした。
「ベッカムはもちろん、レアル・マドリーにかかわる多くの選手と話をしたよ。そのすべての人たちが『レアル・マドリーは素晴らしいクラブだ』と口々に言い、すべての人たちが、『僕の選手としてのキャリアに必ずプラスになる』とアドバイスしてくれた」

 最後にカカは、新しいチームメートとなるレアル・マドリーの選手たちへの賞賛の言葉を口にした後で、「レアル・マドリーでは、ジダンのつけていた背番号5番をつけるのかと」の問いに答えた。
「カシージャスやラウルは偉大な選手だ。彼らとともに大きな仕事を成し遂げることができると思う。背番号は何番になるかは分からない。ジダンは偉大な選手だし、彼の背番号5という番号には、大きな敬意を持っている。ジダンのことは本当に尊敬しているが、まずは、今何番が空いているのかを見てみないとね」

(C)MARCA.COM

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