ロッベンの1ゴール1アシストでバイエルン・ミュンヘンが12年ぶり5度目のチャンピオンズリーグ優勝

ブンデスリーガでは2戦とも 1-1 のドロー、DFB杯では準々決勝でバイエルンが 1-0 でドルトムントに勝利・・・というのが今シーズンの両チームの対戦。さて、今回、チャンピオンズリーグ決勝、舞台はウェンブリー。

 

UEFAチャンピオンズリーグ:決勝

ボルシア・ドルトムント 1−2 バイエルン・ミュンヘン

 

たらればを言い出せばキリがないですが、勝敗の分かれ目は月次な言い方ですけど、監督とピッチ上の選手たちそれぞれの経験値の差なのかな?と思いました。昨年あれだけ苦汁を舐めさせられたロッベンのここという時の奮闘がその象徴なのでしょうね。

惜しくも負けはしましたが、ゲッツェを欠いた中でドルトムントはベストを尽くしたと思います。前半で先制ゴールが取れていればとかクロップ監督が延長を意識し過ぎたのか交代カードを切るのが遅きに失したとか・・・まぁいいじゃないですか。戦力差も経験値の差もあったのに拮抗した見応えある試合になったのは、間違いなくドルトムントのおかげなのですし。

ところで、しとらす的には、試合後のセレモニーでシルバーメダリストのドルトムントのメンバーから先に表彰を受けた際に、UEFA会長のプラティニの側にいたドイツのメルケル首相が、それぞれに負けた悔しさを胸に秘めているであろう選手と監督に、まるで母親が息子を慰めるかのように1人1人に固い握手を交わし何か熱心かつ丁寧に言葉をかけていたのが、とても印象に残りました(逆に勝者のバイエルンにはややサラッとした対応)。彼女の本職たる政治における実績や思想・手腕等々は別にして、こうした行為が果たして日本の今の首相・前首相・前々首相に自然とできるのだろうか・・・と、なんか同じ先進国の首相でも人間の器の差の違いを魅せつけられた思いでした。

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バイエルンがドルトムントを下してCL制覇【Goal.com 2013年5月26日】
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25日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝がロンドンのウェンブリーで行われ、バイエルン・ミュンヘンが2ー1でボルシア・ドルトムントに勝利した。バイエルンのCL優勝は、12年ぶり5度目となる。

ドイツ勢同士のCL決勝。ドルトムントは事前に発表があったとおり、ゲッツェの回復が間に合わなかったが、フンメルスは先発で登場。一方のバイエルンは、ウォーミングアップ中にシュバインシュタイガーがトラブルを抱えたため急きょメンバー変更かとの情報もあったが、こちらもスターティングメンバーでピッチに入る。クロースを除けば、ほぼベストメンバーでキックオフを迎えた。

ブンデスリーガではバイエルンが圧倒的な差で優勝を果たしたが、一発勝負の決勝戦ではドルトムントが見事なスタートを切る。キックオフと同時にアクセル全開で出たドルトムントは、主導権を握った。

最初の決定機は14分。右からのグラウンダーのクロスにブワシュチコフスキが右足で合わせたが、相手GKノイアーに止められた。20分にはカウンターでロイスが抜け出すも、こちらもノイアーに阻まれる。

ドルトムントのハイプレスがおさまり、バイエルンは次第にボールを持てるようになった。すると26分、左からのクロスボールにファーサイドのマンジュキッチが頭で合わせる。しかし、ドルトムントもGKが好守。ヴァイデンフェラーに指先で弾かれ、得点にはならない。

それでも、ドルトムントの良い流れが途切れたわけではなく、鋭いカウンターがバイエルンを苦しめた。29分にはロイスのスピードに乗ったカウンターが飛び出すと、バイエルンはダンテがファウルで止めるしかなく、この試合初のイエローカード。35分には、レヴァンドフスキがペナルティーエリア右に抜けてシュートを放ったが、GKノイアーにコースを消されて先制点を奪えない。

バイエルンの前半の攻撃では、ロッベンに何度かチャンスがあった。30分、ペナルティーエリア右でフリーのロッベンが抜け出したが、左足で打つには窮屈なファーストタッチとなり、GKに止められる。37分にもペナルティーエリア右に侵入したが、左足では蹴らせてもらえない。43分には、フンメルスのミスもあってロングボールがロッベンに届いたが、左足のボレーはヴァイデンフェラーの顔面を直撃した。

後半に入ると、バイエルンはサイドからの攻撃が増えて、ピッチをより大きく使えるようになる。アラバが高い位置で勝負する場面も見られるようになり、攻撃が分厚くなった。

待望の先制点は60分。バイエルンは左サイドからリベリが仕掛けて相手を3人引きつけると、その間を通してロッベンにパスが出た。縦に持ちだしてヴァイデンフェラーを引きつけて折り返すと、中央でマンジュキッチが押し込み、ゴールネットが揺れる。

先制点の後はバイエルンのリズムがさらに良くなったように思われたが、ドルトムントがすぐに追いついた。ロイスの突破をダンテがファウルで止めてドルトムントにPKが与えられると、ギュンドアンがノイアーの逆をついて、冷静に決めた。

その後は互いに譲らない。72分には、バイエルンが決定機を迎えるが、ミュラーがGKを置き去りにして上げた中央へのボールは、ロッベンの前でスボティッチがクリア。バイエルンは何度か決定機をつくるも、ドルトムントが間一髪の対応でゴールを許さない。

ドルトムントは序盤のハイペースが響いたのか、バイエルンに押し込まれる時間が続くも、ヴァイデンフェラーを中心に何とか耐え続ける。

しかし、89分にバイエルンの猛攻が実った。中央からのロングボールをリベリがコントロールしてキープすると、後方にボールを落とした。ここにトップスピードのロッベンが走り込んでGKと1対1になると、ついにヴァイデンフェラーを攻略。土壇場でバイエルンが勝ち越した。

ブンデスリーガに続いてCLを制したバイエルンは、これで2冠を達成。6月1日に3冠を懸けて、DFBポカール決勝のシュトゥットガルト戦に臨む。

 

ロッベン:「敗者のままでいたくはなかった」【Goal.com 2013年5月26日】
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25日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝でバイエルン・ミュンヘンの優勝の立役者となったFWアリエン・ロッベンは、試合後にその強い喜びの思いを語った。

ボルシア・ドルトムントとのドイツ勢対決となった決勝で、ロッベンはFWマリオ・マンジュキッチの先制点のアシストに加え、終了間際には2-1の決勝ゴールを記録。決勝のマンオブザマッチに選出された。試合後のインタビューで、ロッベンは次のように話している。

「信じられないほど幸せだ。今の気持ちをすべて言い表すのは不可能だと思うけど、このチームの一員であることを本当に誇りに思う。ついにCLで優勝することができたのは、夢が現実になったということだ」

「あまりにも多くの感情が頭の中にあって、言葉では表せない。負けるというのがどういうことなのか知っているからなおさらだ。タイトルを獲得した時にはその分さらに喜びが大きくなるものだと思う」

バイエルンは過去3年で2度CLに進みながらも敗戦。ロッベンは昨年のチェルシーとの決勝でPKを失敗したこともあり、今回はその汚名返上を果たすことができたという思いが強いことだろう。

「サッカーはチームスポーツだけど、一人のサッカー選手にとっては、最大のことを成し遂げた瞬間というものがある。バイエルンの多くの選手たちにとって、CL優勝は人生に欠けていた唯一のものだったと思う」

「去年と2010年に落胆を味わって、僕はワールドカップ決勝でも敗れた。その3つの決勝があったから、敗者の烙印を押されたままでいたくはなかった。今日はついにやり遂げて、他のことは忘れることができる。『ようやく』という思いだ」

今季ブンデスリーガ優勝とCL優勝で2冠を達成したバイエルンは、6月1日に行われるシュトゥットガルトとのDFBポカール決勝で3冠達成に挑む。

「完璧なシーズンだ。来週にはその仕上げをすることができる。カップ決勝でも勝つことができれば3冠だ。それが僕らの目標だと思う。でも今は、今夜の勝利を喜ぶのが何よりも大事なことだ」

 

2 Replies to “ロッベンの1ゴール1アシストでバイエルン・ミュンヘンが12年ぶり5度目のチャンピオンズリーグ優勝”

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