今年最後は逆転勝利で縁起よく一本締め・・・国際親善試合:ベルギー 2-3 日本

まずはプレーオフを勝ち抜いてW杯本戦出場が決まったポルトガル、ギリシャ、フランス、クロアチアの4カ国の皆さん、おめでとうございます。特にフランスのホームでの対ウクライナ戦はとてもドラマティックでしたね。

閑話休題。

前半の序盤に (ノ∀`)アチャー なミスで先制された時はどうなるかと思いましたが、完全アウェーにもかかわらず、ここからひっくり返したメンタルの強さは賞賛に値するでしょう。

・・・あぁ〜、でも高徳は屋上で1時間正座かな?(苦笑) シュトゥットガルトに戻ったらスタッフが渋面で待ってそう・・・ブンデスでも今月初めドルトムントに大敗した際に酷評されて次の試合でスタメン外されたりしてたんでしたっけ・・・大丈夫かなぁ・・・。

 

国際親善試合

ベルギー 2−3 日本

 

高さのあるベルギーに対して吉田の相方に森重で両SBにW酒井起用と、こうしてくれたらいいなぁ〜と思っていた組み合わせがそのまんまスタメンで出ていて、凡ミスとセットプレイでやられた他はラインを高く保ってキッチリ守備組織を築けていたので、あのつまらない2失点がなければザックも勝負に出た甲斐が本当にあったというものでしょう。ボランチもコンディション重視でオランダ戦に引き続き山口蛍を先発に起用するなど、ラインを高くコンパクトに保って、あとは攻守にプレスで走ってナンボという、ザックジャパンの真骨頂を今年最後の試合で見ることができて、しかも現在の欧州代表の中で高評価を得ているベルギー相手に完全アウェーで逆転勝ちできたのだから、ファンとしても気持ちよく年を越せますね。あとは再び活性化を見せたチームの中で選手たち個々人がしっかり自省して2014年を迎えてほしいと願ってます。

勝ったけれども改善すべき弱点がまだ残っていることが2失点という目に見える形で課題として残された日本代表、予選グループを首位通過して大いなるポテンシャルをこれまで内外に示していたもののコロンビアと日本との対戦で未成熟な部分もさらけ出してしまいピノキオの鼻をポッキリ折られたような格好になったベルギー代表・・・神様は少々イタズラっぽい形で皆に平等を示しました、と(笑)。


 

ザック「今日は決定力が普段よりあった」 国際親善試合 ベルギー戦後監督会見
【スポーツナビ 2013年11月20日】

 サッカー日本代表は現地時間19日、ベルギー・ブリュッセルのボードワン国王スタジアムで国際親善試合のベルギー代表戦に臨み、柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司のゴールで3−2と勝利した。守備陣のミスから1点を先制された日本だが、37分に柿谷のヘディングシュートで同点に追いつくと、53分に本田、63分に岡崎が決めてベルギーを突き放した。

 試合後、日本のアルベルト・ザッケローニ監督は「今日は決定力が普段よりあった」と攻撃陣の出来を評価。また10月の欧州遠征との違いを問われると、「11月はインテンシティーと技術力を両方出せたのが大きかった」と分析した。

まだW杯に行くグループは決まっていない

――チャンスを作りながらも得点できない試合が続き、今回の遠征ではそれが改善された。何が変わったのか?

 今日も決定力は最高という出来ではなかった。その前にもチャンスがあったのに決めきれていなかった。毎試合のように、相手に1点目をプレゼントするようなことはしたくない。

――今回の2試合で多くの選手を試していたが、選手層が厚くなったことをどう評価しているか?(大住良之/フリーランス)

 当初の計画から、コンフェデレーションズカップまではワールドカップ(W杯)予選を勝ち抜いたメンバーで戦うことを決めていて、それ以降はスタメンと控えの垣根なく、いろいろな選手を使って底上げすることを考えていた。この11月の遠征の前の会見でも伝えたが、まだW杯に行くグループは決まっていない。それは現時点でもそうだ。国内外を問わず、(現在呼ばれていない)皆にチャンスはある。

――2試合続いたプレゼントゴールの原因は何か?(田村修一/フリーランス)

 おそらくゲームへのアプローチに問題があるのではないか。今年に入って、そういう形が多すぎるので、その意味で入り方は修正する必要があると思う。このシリーズでも、失点して同点、逆転と常にビハインドでゲームが続いている。リードされてから同点、逆転するには労力がかかる。今日は逆転できたが、オランダ戦も同点にしてチャンスを作ったものの、やはり労力がかかり過ぎた。ベルギーという、これだけ失点が少ない、ゴールを奪うのが難しいチームに対して、今日は決定力が普段よりあった。

――10月のチームと今のチームはメンバーが大きく変わらないが、コンディション以外に変わったものは何か? また、W杯への手応えというものはどれくらいあるか?

 選手たちは機械ではないので、コンディションが伴わない場合もある。10月の遠征では、自分たちのやりたいサッカーができなかった。我々のやるべきサッカーは、主導権を握りながら自分たちでゲームを進めなければならないわけだが、10月は技術は伴いながらインテンシティーが足りていなかった。11月はインテンシティーと技術力を両方出せたのが大きかった。またコンディションも10月より良かった。今日、メンバーをいじったのは、ベルギーは木曜日、うちは土曜日に試合を行っていて、向こうのほうが状態が良かったからだ。そこで新しく入った選手、オランダ戦に出ていないメンバーが、フレッシュさを生かして、インテンシティーを出すことができたのだと思う。

<了>

国際親善試合 国際親善試合 ベルギー戦後選手コメント【スポーツナビ 2013年11月20日】

 サッカー日本代表は現地時間19日、ベルギー・ブリュッセルのボードワン国王スタジアムで国際親善試合のベルギー代表戦に臨み、柿谷曜一朗、本田圭佑、岡崎慎司のゴールで3−2と勝利した。守備陣のミスから1点を先制された日本だが、37分に柿谷のヘディングシュートで同点に追いつくと、53分に本田、63分に岡崎が決めてベルギーを突き放した。

 試合後、1ゴール1アシストを記録した柿谷は「いままで試合をやってきて、結果を残せなかったという事実は変わらないので、これからまた結果を残していけるように努力して頑張ります。成長するために1つひとつ課題が出たんで、またチームに持ち帰ってやれればいいと思います」と振り返った。スターティングメンバーに復帰し、チャンスを演出した香川真司は「勇気を持ってどんどん前に行く姿勢がゴールにつながった」とチームとして積極的に戦えたことに手ごたえを感じている様子だった。

 以下は、試合後の選手コメント。

柿谷曜一朗(セレッソ大阪)

「成長するための課題が出た」

 勝てたんで良かったです。(ゴールシーンは)すごいいいボールやったんで、飛び込むだけでした。もちろんずっとゴールを決めたい気持ちはありましたけど、何試合か結果が出ていないなかで、自分がゴールしてチームが勝てたというのが今日は良かったと思います。

(ゴールまで7試合かかったのは)申し訳ないですし、ホッとはしてないです。いままで試合をやってきて、結果を残せなかったという事実は変わらないので、これからまた結果を残していけるように努力して頑張ります。東アジアカップから始まって、優勝したり、海外でやってうまくいかなかったり、いろいろなこと全部が自分のためになると思います。成長するために1つひとつ課題が出たんで、またチームに持ち帰ってやれればいいと思います。

香川真司(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド)

「前に行く姿勢がゴールにつながった」

 最初にミスから失点したけど、チームとしてブレずにやることをはっきりして、前からプレッシャーをかけ続けて、攻め続けたから、点が取れたと思うし、チームとしてうまく戦えたのかなと思います。僕たちがチームとして守備をして、思い切ってトライしなきゃいけないってのがハッキリしてたんで、それをチームとして出せたことがホントによかったです。

 個人としてはフィジカルの強い相手に対して、まだまだミスが多かったし、そこは自分の反省としてとらえていきたい。チームとしてうまく連動して、ゴールが生まれましたし、そうやって勇気を持ってどんどん前に行く姿勢がゴールにつながったと思います。

 10月に2連敗して、危機感であったり、悔しさはみんな感じていました。その中でもう1回しっかりチャレンジしようというのを改めて意思統一しました。自分たちのスタイルである前線からプレッシャーをかけてやっていかなければ強豪相手には勝てないっていうのをみんなが信じています。

 今回の2連戦は10月より充実感があります。ただここから先は3月まで時間がある。チームとしての時間はホントに少ないので、これからは所属クラブで選手がどれだけ意識を高く持ってやれるかっていうのが大事になると思ってます。

酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)

「右サイドをうまく崩せた」

(アシストしたシーンについて)GKの位置しか見ていなかったですし、GKが取れないボールを上げるのを意識していて、中の様子は『誰か居るな』ぐらいの感じしか見ていなかったです。そこでうまくマークを外して入ってきてくれたというのが大事なポイントだったと思います。できれば立ち上がりの失点は避けたかったですけど、いまはそれを引っ繰り返せる攻撃陣がいるので、落ちついてここからやっていこうと切り替えられました。

(裏に抜ければチャンスになるという手応えはあった?)前半は左サイドの14番(メルテンス)が付いてこなかったので、キヨくん(清武弘嗣)とうまく2対1を作れていた。右サイドをうまく崩せたんですけど、後半は付いてくるようになったので上がる回数は減りました。そういう意味では前半がキーポイントだったと思います。

(フル出場しての金星、自信にはなったか?)サイドバックやボランチは途中から入るのが難しいですし、途中出場が多くて、スタメンがあまりなかったので、今日はチャンスだなと思っていました。気合いの入ったプレーができたと思いますが、まだまだ守備の部分は(レベルを)上げないといけない。対人は付いていけますけど、組織的な守備はまだまだな部分が多かったので、もっと上げていきたいと思います。(カバーや絞りや連動といったところ?)それはうまくできたと思うんですけど、中途半端な位置にボールが入ったときに、サイドバックがいくのか、ボランチがいくのか。それは練習で補うしかないんですけど、気になったので次はやっていきたいですね。

長谷部誠(ニュルンベルグ/ドイツ)

「目に見えて競争が増えている」

 結果も付いてきたし、内容も90分通して良かったと思います。3−1になってからの試合運びは課題かもしれないけど、自分たちが勝つべくして勝った内容だと思うし、そういう意味では内容も結果も伴った試合だったと思います。(選手の配置転換など本大会を想定できる展開だったのでは?)いろいろな選手を使って、監督がどういう意図で選手の入れ替えをしているか分からないですけど、本大会というよりは、チームのなかで目に見えて競争が増えてきているし、出た選手はみんな結果を出している。そういう意味ではポジティブだと思います。

 立ち上がりは少し難しかったけど、そこからしっかりと自分たちのペースに持っていった部分もあるし、相手がどこであれ自分たちのサッカーができるかというのを継続して試しているところなので特別、何かをやったわけではなくていつも通りでした。それで内容も結果も伴ったというのはすごい自信になると思います。ただ、オランダもベルギーも本調子だったかというと、正直そうではなかったとやっていて感じました。ブラジルやウルグアイの方が相手の強さを感じました。だから、冷静に分析しないといけないと思います。

遠藤保仁(ガンバ大阪)

「勝ちきれたのは先につながる」

 外から見ていて、そんなにきつそうでもなかったですし、どこかでリズムを変えていければいいなと思っていたので、良い形で入れたと思います。追加点も良い形で奪えたと思うので、全体的には我慢しながら、良いゲームができたと思います。ピンチもありましたし、同点に追いつかれてもおかしくない場面がありました。ただ、勝ちきれたのは先につながることだと思いますし、選手が楽しくプレーしていたと思うので、こういうゲームを増やしていきながら、セットプレーでやられているので、課題は修正していきたいですね。(セットプレーは)高さがないぶん、もう少し工夫して守らないといけないとは思うので、それはチームと話さないといけない。他にも崩されてというより一発でスルーパスを出されてやられる場面が多いので、一発でやられるような場面を減らしていけばピンチの数も減ると思います。

(メンバーの入れ替えが結果につながった?)どうですかね、みんなが安定したプレーをしていたと思うので、誰が出ても計算できると監督が感じていれば、選手の力だと思います。ただ、いままで外から見る機会が多かった選手も良い機会になったと思うので、選手を入れ替えるのは勇気のいることだと思いますけど、この2試合に関しては良い効果が生まれたと思います。

酒井高徳(シュツットガルト/ドイツ)

「本当に反省するしかない」

 同点に追いついてひっくり返したのはすごく良かったと思うし、狙いを持って攻撃できたところは非常に良かったと思います。(失点シーンは)引きずってました。でも続けないといけないし、やってはいけない失点の1つだったかなと。(ミララスが走り込んできたことに)全然気づいてなかったんです。その辺の注意力や集中力がこういう舞台になってくるとすごく大事になってくる。本当に反省するしかないかなと。その後、ミスが続かなかったのが、良かったかなと思います。対面の選手の確認という、当たり前のことをおろそかにしている部分があったので、もう1回足元を見つめるというか、1からしっかりやっていかないといけないと思います。

森重真人(FC東京)

「チームとして守れていた」

 得点シーンも良い形があったし、ベルギー相手でもしっかりとゴール前で回せたことはすごい自信になりました。流れの中での失点はなかった。1失点目はミスだし、2失点目はセットプレーだったので。セットプレーは自分たちの弱点という面はあるけど、90分通して良い戦いができたかなと思います。(ベルギーは)そんなに放り込んできませんでしたね。でも、良い距離感でみんな守備ができていたと思うし、放り込まれても1枚だけじゃなくて、チームとして守れていたと思います。攻守ともに良かったと思います。

(積極的に前に運んだり、縦に入れる意識が強かった)そこは自分の持ち味でもあるので、チャンスがあれば入れていこうと思っていました。うまくいった場面、いかなかった場面あったけど、そこはもう1度整理しながら、よりシンプルにやっていきたいです。

吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)

「監督の期待に応えようといつも思っている」

 2失点しましたけど、こういう強豪に勝てたことは大事なことだし、アウエーでこういう相手に勝てたのは大きいと思います。もちろん、課題を踏まえて次につなげていかないといけないですけど。(オフサイドも多かったが?)オランダ戦もそうですけど、すごくラインコントロールが良くなっているし、特に今日は僕以外の3人がしっかりと規律を持ってやってくれたので、やりやすかったです。

(この試合で良くなかった点は)セットプレーでまたやられてしまったことと、自分たちのミスから失敗したことです。本大会で立ち上がりに点を取られるとプレッシャーのかかり方も違うだろうし、そのなかでプレーするとなるとすごく難しくなる。そこは今日の課題だと思っていましたけど、できなかったことがまた課題になりました。

(所属クラブではなかなか出番がないが)チームでの私情を持ち込まず、代表で結果を出すことだけに集中して2試合やれたのは良かったと思います。でも早くクラブで出られるようにしないといけないし、このまま出られずにワールドカップにいくのはリスキーだと思っているので、まずはチームでレギュラーを取れるように頑張りたいです。でも、監督が使ってくれたことは非常にうれしかったし、その期待に応えようとはいつも思っています。

今野泰幸(ガンバ大阪)

「勝つべくして勝った」

 今日の勝利はやるべきことが間違っていなかったなというのが、自分たちで分かったという手応えというか、僕らは今日、勝つべくして勝った。ビルドアップにしても相手より、全然良かったし、チームワークの面でもこっちのほうが有利だったし、間違っていないなっていうのが分かった試合でした。

 課題はミスを減らすことと、守備についても隙をなくすのはずっと続けることだし、オランダ戦から特に何も変えていない。全員で守るし、全員でボールを運ぶことができたと思います。

川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)

「この試合で勝てたのは大きい」

 オランダ戦は勝ちきれなかったですけど、ゲームの内容を見ればすごく良かったと思うし、でもそこで勝ちきれなかったぶん、この試合で勝てたのは大きかったです。やっぱり10月の2試合のあと、自分たちが今回その時間を取り戻せるかというのが非常に大切だったと思うんで、良かったと思います。(最初の失点シーンについて)自分のタイミングだったんですけど、それ以上に(ルカクが)速かった。最後にスライディングで行けるタイミングはあったんですけど、先に触られたので、退場になるよりもう1点はしょうがないなと思って行きました。

内田篤人(シャルケ04/ドイツ)

「また3月に呼んでもらえるようにしたい」

 ベラルーシ戦とその前のセルビア戦でうまくいかずに、この遠征はすごく大事だったと思うんで、少しずつ自分たちの力になってきてるんじゃないかと思います。また3月まで(試合が)なくなるし、いまはもう自分のことでいっぱいいっぱいなんで。体と相談しながらやりたいと思いますけど、コツコツやった先にワールドカップがあると思いますし、まずはここで1週間やっと空いたんで、しっかり練習もできたし、良かったかなと思います。

(2試合通じて日本の方が走力で上回ったと思うが)チャンピオンズリーグ(CL)でシャルケが負けたときも、1人ひとりの走行距離のデータを出されて、「お前、これだけしか走ってないぞ」と言われる。ドルトムントやバイエルンなんかも1試合でチーム全体で120キロくらい走ってますからね。日本が何キロ走っているか分からないですけど、そういうのも大事かなと思います。あとはもうコツコツやるだけだと思います。CLとブンデスリーガでできていますし、シャルケにいいメンバーもいます。そういうなかで自分の役割をしっかりやって、また3月に呼んでもらえるようにしたいです。

<了>

 

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