ピエール・ブーレーズに京都賞!

かかりつけの病院で待合室の時間つぶしに新聞を見てたら・・・京都賞の発表かぁ・・・もうそんな時期やねんなぁ・・・え?!

ブーレーズ!!??

・・・まじっすか?!
稲盛財団GJ!

受賞おめでとうございます。
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何が嬉しいかって、よほどのことがないかぎり授賞式には本人が京都まで来るということですし、授賞式後にシンポジウムとかがあって講演とか聞ける、ということなんですよね。ブーレーズが京都に来る!ブラヴォーーー!

稲盛財団HP~第25回(2009)京都賞受賞者の決定

思想・芸術部門 / 音楽

ピエール・ブーレーズ (Pierre Boulez)

「作曲・指揮・著述・組織運営を通して時代を牽引し続けてきた音楽家」
作曲家として、セリー音楽の推進から電子音響技術の活用まで、常に革新的な作品を通じて現代音楽界に大きな足跡を残すとともに、指揮・著述・組織運営にわたる広範な活動を展開。そのいずれにおいても刺激的な創造性に富んだ多大な影響力を発揮して、第二次大戦後の西洋音楽界をリードし続けてきた。

[注:京都賞を知らない人のために→稲盛財団 http://www.inamori-f.or.jp/

4年前にアーノンクールが京都賞を受賞した際には、バッハ・コレギウム・ジャパンの鈴木雅明、評論家の樋口隆一等を交えてパネル討論があったり、京都フィルハーモニー室内合奏団を指揮しての公開演奏指導まであったらしいのです。しとらすは非常に残念なことに、この時は行けなかったんですよね・・・(どんな様子だったか知りたい方はこちらのページを)。ついでに言うと、その前年のハーバーマスも見逃したしとらすさんでした・・・。

つーわけで、今回は絶対に確実に整理券をゲットして予定を空けたいと思います。


京都賞に赤崎博士(京大出身)ら4人 稲盛財団が発表 11月に授賞式
【京都新聞 2009年6月19日】

 稲盛財団(稲盛和夫理事長)は19日、科学と文明の発展、精神的な深化への貢献をたたえる「第25回京都賞」の受賞者を発表した。青色発光ダイオードの実現に道を開いた京都大出身で名古屋大特別教授・名城大教授の赤崎勇博士(80)=先端技術部門=ら4人が、4半世紀を迎えた記念の年に選ばれた。
 赤崎博士は、「光の三原色」のうち実現していなかった青色発光ダイオード開発を目指し、1970年代から窒化ガリウムを研究、89年に結晶の高品質化や半導体化に成功。表示や照明、ブルーレイディスクなどに使われる青色半導体レーザーの実現につなげた。
 当時は、窒化ガリウムは素材として無理と投げ出されていた。不可能を可能に変えた赤崎博士の研究は世界的に高く評価され、ノーベル賞の有力候補者になっている。
 発表の記者会見で同部門審査委員会委員長の榊裕之豊田工業大副学長は「十数年の努力がセレンディピティ(発見する力)を呼び寄せた。中村修二氏らの業績があって実用化されたが、ブレークスルーしたのは赤崎博士」と話した。
 他の受賞者は、環境と進化を鳥のくちばしから実証的に研究した英国の生物学者ピーター・レイモンド・グラント博士(72)、バーバラ・ローズマリー・グラント博士(72)夫妻=基礎科学部門。作曲や指揮、電子音響技術の活用など広範な活動で現代音楽をリードするフランスの作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズ氏(84)=思想・芸術部門。
 今年はダーウィン生誕200年、「種の起源」出版150年に当たり、グラント夫妻の受賞であらためて進化論が注目されそうだ。
 授賞式は11月10日に京都市左京区の国立京都国際会館で開かれ、受賞者に賞金5千万円とメダルが贈られる。

稲盛財団、「京都賞」受賞者発表-京都大学稲盛財団記念館で
【烏丸経済新聞 2009年6月19日】

 稲盛財団(京都市下京区烏丸通四条下ル)は6月19日、第25回目となる「京都賞」の受賞者発表記者会見を行った。

 京都賞は、「科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績をたたえる国際賞」(同財団)。1985(昭和60)年に設立され、「先端技術部門」「基礎科学部門」「思想・芸術部門」の3分野で受賞者を決定する。25回目となる今年度の受賞者は次の通り。

 先端技術部門(授賞対象分野=エレクトロニクス)=「窒化ガリウムpn接合の先駆的実現による青色発光素子発展への貢献」により半導体科学者の赤﨑勇博士(名古屋大学特別教授、名城大学教授)。

 基礎科学部門(授賞対象分野=生物科学)=「環境変化に応じた自然淘汰による急速な進化の実証」により進化生物学者のピーター・レイモンド・グラント博士、バーバラ・ローズマリー・グラント博士(いずれもプリンストン大学名誉教授)。

 思想・芸術部門(授賞対象分野=音楽)=「作曲・指揮・著述・組織運営を通して時代をけん引し続けてきた音楽家」により作曲家・指揮者のピエール・ブーレーズ氏(IRCAM名誉所長)。

 京都大学「稲盛財団記念館」(左京区川端荒神橋)で開かれた会見では、業績に関するパネル展示や映像で受賞者のコメントが紹介された。「このような立派な賞の理念に適うものかどうかわかりませんが、身に余る光栄」(赤﨑博士)、「驚きました!そのひとことしか思いつきません。とても光栄」(ピーター博士)、「これまでの京都賞受賞者の思うと、このような立派な方々の中に加えていただくことは本当にありがたい」(ローズマリー博士)、「独創的な観点から受賞者を選んでいる京都賞を授かることはとてもうれしく思う。その独創性とは異なる背景を持つ文化同士を分断するのではなく、統合する視点をもっている点。また、京都賞が音楽を思想の隣人として取り扱っていることに最大の敬意を表したい」(ブーレーズ氏)と、それぞれ喜びのコメントを寄せた。

 授賞式は11月10日、京都国際会館(左京区宝ヶ池)で行われる。

Boulez Wins Kyoto Prize【NYTimes.com June 19, 2009】

By Dave Itzkoff

The French composer and conductor Pierre Boulez will be among the winners of the Kyoto Prize, awarded annually by the Inamori Foundation in Japan to recognize “contributions to the scientific, cultural and spiritual betterment of mankind,” the foundation said in a news release. Mr. Boulez, 84, will be the prize’s laureate in its arts and philosophy category. (Awards are also given in the disciplines of basic sciences and advanced technology.) The foundation recognized Mr. Boulez for his contributions to the musical field of serialism, and for his “controlled chance” compositions and his work as director of the Institute for Research and Coordination Acoustic/Music at the Pompidou Center in Paris. Mr. Boulez and his fellow laureates will be honored in a week of ceremonies that start on Nov. 9 and will receive gold medals and cash prizes of about $500,000 each.