ニューオーリンズ・セインツがスーパーボウル初優勝

第44回スーパーボウル

ニューオーリンズ・セインツ 31-17 インディアナポリス・コルツ

しとらすはアメフトはたまに見る程度でルールも大雑把にしか知らないのですが、それでもTV見ながらものすごく興奮して手に汗握りました。さすがスーパーボウルですね。

第1クォーターはコルツの、というかQBペイトン・マニングのターンといった感じで、セインツにほとんどいいところがなく10点差となり、このままコルツが押し切るかとも思いましたが、落ち着きを取り戻したのか第2クォーターではセインツが押し始める展開。それでもあと1ヤードというところでタッチダウンが奪えずフィールドゴール2本のみに終わったので、また流れがコルツに傾くか?と予想したのですが・・・

第3クォーター開始・・・まさかのオンサイドキック

判定までちょっとゴタゴタしたみたいですけど、この奇襲の成功が結局分水嶺になったのかもしれないなぁ・・・と素人目にですが思いました。第2クォーターからその片鱗を見せてはいましたが、第3クォーター以降はペイトン・ヘッドコーチの練り上げた組織力・戦術とQBブリーズの確実性高いパスが上手く絡み合って攻守にわたってペースを握ったという印象のゲームでした。ポーターの鮮やかなインターセプト・リターン・タッチダウンも「フィルムスタディの成果が出たね」というんですから・・・。

ペイトン・ヘッドコーチのような頭脳が某国サッカー代表のオカダとかいう監督にあればいいのですが、それは無いものねだりですね(苦笑)。ともかく、セインズの選手とスタッフの方々にニューオーリンズのみなさん、優勝おめでとう!

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セインツ、悲願のスーパーボウル初優勝!
【NFL JAPAN 2010年2月8日】

 現地7日、第44回スーパーボウルはニューオリンズ・セインツが31対17でインディアナポリス・コルツを下し、チーム史上初となるNFL王者に輝いた。セインツは開始早々に10点を先取される苦しい展開も、後半に入ってからはコルツを圧倒して見事な逆転勝利。MVPにはパス39回中32回成功、288ヤード、2TDと大活躍のクォーターバック(QB)ドリュー・ブリーズが選出された。

 セインツは第1Q早々にFGで先制されると、次のコルツの攻撃ではスーパーボウル最長タイ記録となる96ヤードのTDドライブ成功を許してしまう。しかし、第2Q残り約9分半にキッカー(K)ギャレット・ハートリーの44ヤードFG成功で初得点をマーク。残り約2分に敵陣1ヤード地点まで侵入したドライブは第4ダウンギャンブル失敗に終わったが、残り5秒からKハートリーが2本目のFGを決め、4点差にまで追い上げて試合を折り返す。

 後半最初のキックオフ、セインツはオンサイドキックの奇襲を仕掛け、見事に成功。この攻撃シリーズで敵陣16ヤード地点からQBブリーズのショートパスを受けたランニングバック(RB)ピエール・トーマスがエンドゾーンまで駆け抜けてのTDレシーブで逆転する。ところが、直後のシリーズでコルツのRBジョセフ・アダイにTDランを返され、16対17で第3Qを終えることに。

 勝負の第4Q、コルツが51ヤードFGを失敗すると、セインツは残り約5分半でQBブリーズがタイトエンド(TE)ジェレミー・ショッキーに2ヤードTDパスをヒットさせて逆転。2点コンバージョンにもチャレンジの末に成功し、24対17とリードを広げる。さらに残り約3分半で、コーナーバック(CB)トレイシー・ポーターが74ヤードINTリターンTDのビッグプレイ。土壇場で守備陣がこの試合初となる待望のターンオーバーを奪取し、14点差と大きく突き放す。そして残り約1分、コルツの第4ダウンギャンブルを止め、セインツが悲願の初優勝を飾った。

 セインツはブリーズに加え、マーキス・コルストンがレシーブ7回83ヤード、デベリー・ヘンダーソンがレシーブ7回63ヤードと両ワイドレシーバー(WR)が活躍。また、Kハートリーもスーパーボウル初となる40ヤード以上のFGを3本成功と正確なキックで貢献した。また、この大一番でターンオーバーなしと、攻撃陣がミスを犯さなかったのが大きな勝因となった。

 コルツはQBペイトン・マニングがパス45回中31回成功、333ヤード、1TD、1INT。RBジョセフ・アダイもラン13回77ヤード、1TDを挙げるなど、バランスの良いオフェンスで計432ヤードを獲得。しかし、マニングが第4Qの勝負どころでまさかのINTリターンTDを献上したのが大誤算だった。また、故障を押して出場したディフェンスエンド(DE)ドワイト・フリーニーが1サックは決めたもののやはり本来の調子でなく、相手QBブリーズに大きなプレッシャーを与えることができなかったのも響いた。
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〔※写真:第4Q終盤、74ヤードINTリターンTDのビッグプレイを見せたCBポーター。 AP Images/Lynne Sladky〕

【現地レポート】米国“希望の星”が輝いたスーパーボウル
【NFL JAPAN 2010年2月8日】

【マイアミ7日=渡辺史敏】「Who Dat!」という定番の声援がすっかり全米に認知されるようになったなか、ニューオリンズ・セインツは堂々と強敵インディアナポリス・コルツを打ち負かし、2009年シーズンの王座を獲得した。

 ハリケーン・カトリーナによる被災からの復興の星、という今回のセインツに与えられた構図は全米の人々の関心を集め、オバマ大統領をはじめ、アメリカ国民の過半数がセインツの応援に回っているのでは、と感じるほどの雰囲気がこの2週間のアメリカには満ちていた。その期待度の高さはスタジアムに来ているファンの数ではどう見てもコルツのほうが多いのにも関わらず、クラウド・ノイズの大きさではセインツが上回っていたことからも実感できたほどだ。

 ゲームは第1Qこそコルツがモメンタムを掴み先行したが、第2Qに入るとセインツがゲーム・プランをアジャストし盛り返した。その後事前に予想されたとおりのシュートアウトに突入したのである。第4Q残り3分12秒まで後半で双方の攻撃シリーズで得点もしくはFGトライ以外で終わることはなかった。

 1ポゼッション差でのシーソーゲームを打ち破るには守備のビッグプレイしかない状況で、それができたのがセインツだったことは興味深い。勝負を決めたコーナーバック(CB)トレイシー・ポーターによるINTリターンTDは、コルツのワイドレシーバー(WR)レジー・ウェインへのショートパス・コースを読んだ上のもので、そこまでのアジャストの成果だ。その点でセインツは確実にコルツを上回る王者たる実力を持つことを証明できたといえるだろう。

 今回のスーパーボウルでは関連イベントの減少、チケット2次販売価格の低下など、そこかしこで不況の影響を感じることとなった。そんな状況で皆の期待に応えてセインツが王座についたことはアメリカ社会全体にとっても希望の星が輝いたスーパーボウルといえるかもしれない。
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〔※写真:スーパーボウル制覇を成し遂げ、全米の期待に応えたQBブリーズ。 NFL JAPAN.COM/Office W2〕

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ニューオーリンズ・セインツがスーパーボウル初優勝」への6件のフィードバック

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  • 2010年2月10日 @ 18:27
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    トラックバックありがとうございます。

    Saintsは、チームで勝ったって感じがします。
    ペイトンHCの冷静でかつアグレッシブな采配は見事で、
    それに答えたBrees以下、選手もさらに素晴らしかったです。
    復興途中のニューオーリンズの街も更に活気づく事でしょう。

    私も、某国O監督(笑 の攻撃的な試合も観てみたいものです。

  • 2010年2月10日 @ 19:47
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    >honさん
    はじめまして。
    こちらこそトラックバックとコメントありがとうございます。

    >Saintsは、チームで勝ったって感じがします。
    >ペイトンHCの冷静でかつアグレッシブな采配は見事で、
    >それに答えたBrees以下、選手もさらに素晴らしかったです。
    全く同感です。
    攻守にわたっての全員が連動したプレーぶりが印象的でしたし、
    第2クォーターに入る前にチームを落ち着かせられた点や、
    第3クォーター初っ端でのオンサイドキックの仕掛け・・・etc.
    試合中でのペイトンHCの采配にも感心させられました。

    >復興途中のニューオーリンズの街も更に活気づく事でしょう。
    ハリケーン・カトリーナから4年半でしたっけ?まだ完全復興じゃないんですね。
    リーマン・ショックの影響もあるのでしょうか・・・。
    そういえば、ニューオーリンズってマニング兄弟の出身地でもあるそうで。

    >私も、某国O監督(笑 の攻撃的な試合も観てみたいものです。
    あの人にとってはチビっ子FWを2人・3人と並べるのが攻撃的なんじゃないですか?(苦笑)

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