F1アブダビGP・・・ベッテル優勝でレッドブルがワン・ツー、小林可夢偉は2戦目にして6位初入賞

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サーキットが初めてならトワイライトのレースも初めて。辺り一帯がホテルやレジャーランドなどの複合リゾート施設だそうで、TV越しでも豪華さが伝わってくるようでした。さすが、オイルマネーの力。

予選から見た印象でもハミルトンの速さが一つ抜けている感じで、マクラーレンにはKERSもあるし、このままポール・トゥ・ウィンかと思いましたが、マシントラブルでリタイアとはついてなかったですね。

その後はほぼベッテルの独走に近い展開でしたが、終盤でのウェバーとバトンの2位争いは見応えがありましたし(ワールドチャンピオンなら抜いてみせろよ!とは思いましたが・苦笑)、なんといっても可夢偉が終始すばらしい走りを見せて、12番グリッドのスタートから見事に6位入賞をゲット!参戦2回目、しかも上位陣が揃って事故ってのタナボタとかじゃないですしね。

まずスタートでライコネンを抜いて順位を上げましたし、バトンが1回目のタイヤ交換後に可夢偉の前でコース復帰しましたが直後のメインストレートとシケインでオーバーテイクしてみせましたし、攻め所で勝負を挑んでキッチリとモノにし、あとは1ストップ作戦を最大限活用できるような巧いレース運びをしていたと思います。レース後のインタビューでも山科代表が大喜びしてましたね。今月中旬?のトヨタの役員会までは来期のF1参戦が不透明な部分もあるようですが、トヨタの参戦継続が決まったとして、可夢偉が正式ドライバーに採用されても(日本人以外の)誰もが納得できるアピールをしたような走りだったと思います。

さて、2009年シーズンはアブダビで終わり。来年も何かと色々と変わりますが、ドライバーも入れ替わりが激しそうですね。トヨタはトゥルーリとグロック2人とも抜けてライコネンとクビサには逃げられちゃったけど、1人は可夢偉、あと1人はコバライネン、もしくはスーティル?とか海外では言われているようですね。[→ココとかココ] どうなりますでしょうか・・・???

可夢偉はレース後のインタビューでは来期は正式にトヨタに決まってるっぽいニュアンスの言葉をうっかりチラッと垣間見せてたように感じましたが、仮にトヨタでの参戦となるなら、今日の結果がフロックだったと言われないように表彰台目指して頑張ってほしいです。


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アブダビGPレースレポート レッドブルが1-2! 可夢偉6位 中嶋13位
【Yahoo!:TopNews 2009年11月1日】

2009年F1第17戦アブダビGPが11月1日(日)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周/5.554km、11月1日決勝55周/305.470km)で3日目を迎え、現地時間17時(日本時間22時)から決勝が行われた。

前日に行われた予選では、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が2番手に大差をつけてポールポジションを獲得した。しかも、予選後に発表された車両重量によると、ハミルトンは極端に少ない燃料ではなかったことが明らかになっている。ハミルトンのチームメートであるヘイキ・コバライネンは、ギアボックスを交換したために5グリッド降格し、18番グリッドからのスタートとなった。また、来季からはレース中の給油が禁止になるため、燃料の搭載量を含めたレース戦略が展開されるのは、このレースが最後ということになる。

レース開始時の天候は晴れ、気温31℃、路面温度34℃。レース序盤はハミルトンとセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、マーク・ウェバー(レッドブル)が3台でトップを争っていたが、1回目のピットストップでベッテルがトップに。その後、ハミルトンはトラブルのためにリタイアした。レース中盤には1ストップを選択した小林可夢偉(トヨタ)が一時は3番手を走行。各車がピットストップを終えると、レッドブルが1-2、可夢偉は6番手となった。結局、このまま順位が変わることはなく、ベッテルが優勝、ウェバーが2位に入り、レッドブルが1-2フィニッシュを達成した。

3位から8位までの結果は次の通り。

3位ジェンソン・バトン(ブラウンGP)、4位ルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)、5位ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)、6位小林可夢偉(トヨタ)、7位ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)、8位セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)までがポイントを獲得した。

トップ8位以外の日本勢は、中嶋一貴(ウィリアムズ)が13位だった。

このレースのファステストラップは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が記録した1分40秒279。54周目に記録したものだった。

【セッションレポート】
スタート直後、1コーナーではルーベンス・バリチェロ(ブラウンGP)とマーク・ウェバー(レッドブル)が接触していた。しかし、両ドライバーともピットへ入ることなく走り続けている。この他にも、2本の長いストレートなどでバトルが見られたが、大きな混乱はなくレースがスタートした。

トップのハミルトンがファステストラップを更新しながら走行しているが、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)も大きく離されず、7周目終了時のタイム差は1.5秒になっている。11周目にハミルトンが少しコースオフしたことで、ベッテルとの差が1秒以下に縮まった。3番手のウェバーもトップの2人と同じようなペースで走り、3台によるトップ争いを展開している。

17周目終了時、トップのハミルトンがピットイン。これと同時にジェンソン・バトン(ブラウンGP)もピットへ入った。バトンは小林可夢偉(トヨタ)の前でコースへ復帰し、可夢偉とバトンが複数のコーナーにわたってバトルを展開したが、最終的には可夢偉がバトンの前に出た。次の周にはウェバーがピットイン。その次の周にベッテルがピットへ入り、ハミルトンを抜いてトップでコースへ復帰した。

20周目終了時、ハミルトンがガレージへ入ってクルマを降りた。チーム無線によると、右リアのブレーキに問題があったようだ。またレッドブルのピットでは、ベッテルがピットインする直前にハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)がレッドブルのピットへ入ってしまっていた。アルグエルスアリはそのままレッドブルのピットを通過したが、その後コース上でクルマを止めてしまった。

上位勢が1回目のピットストップを終えると、まだピットに入っていない可夢偉が3番手に浮上。可夢偉は自己ベストのタイムを更新しながら周回を重ね、後続のドライバーとの差を広げている。可夢偉は30周目終了時にピットインし、12番手でコースへ復帰した。

40周目終了時、2番手のウェバーがピットイン。ウェバーは6番手でコースへ復帰した。42周目終了時にベッテルがピットインし、トップでコースへ戻った。2ストップのドライバーが2回目のピットインを終えた段階では、ベッテルがトップでレッドブルの1-2、バトン、バリチェロ、ニック・ハイドフェルド(BMWザウバー)と続き、可夢偉が6番手になっている。

レース終盤、3番手のバトンが2番手ウェバーを、7番手ヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)が6番手の可夢偉との差を詰めている。

残り5周になると、ウェバーとバトンのタイム差は1秒以下になってきた。また、可夢偉は自己ベストを更新し、トゥルーリとのタイム差を維持している。

残り2周、ウェバーがバランスを崩したことでバトンとの差はほとんどなくなった。最終ラップでもこの2人はバトルを展開したが、なんとかウェバーがポジションを守りきった。

優勝はベッテル、ウェバーが2位に入ったことでレッドブルは1-2を達成。可夢偉はF1参戦2戦目で6位に入り、ポイントを獲得している。

これで2009年のF1も幕を閉じた。しかし、すでに2010年の戦いへ向けた準備は始まっている。シーズンオフの間も、新ドライバーや新チーム、そして各チームの新車発表など、見逃せない話題は多い。

レース中の給油が禁止されるなど、新ルールで行われる2010年F1は、3月12日(金)にバーレーンで開幕する予定だ。

小林可夢偉 決勝後会見全録 アブダビGP【STINGER:F1 NEWS 2009年11月2日】
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◆目標にしていた「ポイント」を達成!
—-お疲れさま! まずは感想を?
小林可夢偉(以下、可夢偉) とりあえず、よかったです、ポイント取れて。今回は、目標は「ポイント、ポイント!」って言ってたんで。

昨日は、Q3へ行けなくて残念だったんですけど、今週は「レース・ペース」を中心にやってたんで、それでほんとにペースが悪くなく、スタートもうまくライコネンを抜けて、”いいペース”で走れたんで。

若干、オプションに換えたらペースが悪くなったんですけど(笑)。
初めて、重い(クルマ)の(状態)でオプションを走って、かなりきびしい状態だったんですが、でも、クルマ軽くなったら、ペース戻せたんで。

全体的にチームも、いいサポートをしてくれて、また、ぼくにチャンスをくれて、ほんとに、ありがとうございます。

—-スタートは?
可夢偉 よかったです、ライコネンを抜いて──。

—-それはどんな感じで? インベタに近い感じで?
可夢偉 いや、インベタじゃないです。どっちかいうと、ブエミの後ろについて行って抜いた感じです。ブエミも抜けそうだったんですけど、あまりにもリスキーすぎるから、やめて。とりあえず、ライコネンを確実に抜いてという感じだったんですけど。

—-スタート直後の1コーナーの”渋滞”は、ヒヤッとすることもなく?
可夢偉 いやぁ、意外に3コーナーとか、みんなヘンなところでブレーキ踏んで、自然渋滞みたいになって危なかったんですけど。でも、みんな、それは(リスクは)一緒だったんで。1コーナーは、べつに普通にスタートダッシュして、でしたね。

—-ジェンソンとのバトルは?
可夢偉
 ジェンソンとのバトルは、向こうが(タイヤが)”あったまってない”ので、バトルともいえない。

—-ハイドフェルドに仕掛けられたところもあったけど?
可夢偉
 それは、あんまり……。とりあえず、自分のペースを守って走るのが一番大事で、それにほんと一生懸命で。
そんなに大きなミスもなく、オプションになったら、若干キツかったですけど、ペースは悪くなかったと思う。

◆情報は、いっぱいくれ!
—-そのへんは、チームとも連絡を取りながら?
可夢偉
 そうです。

—-どのへんの、どういうことを、チームとは話してた?
可夢偉
 全部です。できるだけ情報をくれと(ぼくも頼んでいたし)。見えない相手と闘ってるから、情報をたくさんくれないと困るんで。

—-どっちのスティントを長く感じた?
可夢偉
 いやぁ、最後の10周、キツかったですね。

—-それは、タイヤが、もうダメで?
可夢偉
 ええ、早く終わってくれ、と。タイヤはけっこう”来てる”(タレてる)んやけど、ペース上げないと。ヤルノ、後ろから追い上げて来てるから。とりあえず、最後の5周6周(ペースを上げて)行かないと。

—-タイヤは、四輪全部、グリップがなかった?
可夢偉
 そうですね、だいぶ、タレてましたね。

◆今日は、いい「レース・ペース」をつくれた!
—-今日、ポイントが取れたという最大の原因は?
可夢偉
 まあ、一番大事なのは、スタートでライコネンを抜いたというのが、間違いなく大きいと思うんですけど。思ったより、そのあとのレース(展開)がすごくよくて、ライコネンを離せて、コバライネンが予想よりも(迫って)来なかったというのもよかったですね。

—-第一スティントの終わりは、タイムが上がったけど、だいぶプッシュした?
可夢偉
 いえ、普通に、あのペースだったんで。あそこで、プッシュしろと言われたら、ちょっとキツいと思いますけど。でも、あれで、タイヤのマネージメントがうまくできて(タイヤが)最後まで保ったと思うんで。

でも、第二スティントでオプション付けて、最初のうち、あまりペースが上がらなかったのは問題なんですけど。あれ、アロンソでしたかね、やり合ったのは?

—-アロンソですね。
可夢偉
 あれがなければ、もしかしたら、クビサまで(ターゲットに)行けたかもしれない。あれでたぶん、4~5秒損したし。ただ、アロンソは(ピットに)入るのわかってたから、(先に)行かせたかったし、(チームからも)行かせろと言われてたし。

—-レースのペースに関しては、ブラジルの”雪辱”を果たした?
可夢偉
 そうです、今回はそれだけですね。

—-チームメイトよりも前でフィニッシュしたが?
可夢偉
 それはあんまり、考えてない。スタートの位置が違うから。ぼくは絶対、自分のリズムとフィーリングで、こっち(多く積んでワンストップ)の方がいいと、昨日(チームに)言ったんで。とりあえず、それでいい結果が出て、よかったです。

—-ポイントだけど、8位じゃなくて6位だったというのは?
可夢偉
 ぼくも驚いてます、6位まで行っちゃったんですね!(笑)

—-途中、ボード見た?
可夢偉
 「P3」(いまポジションは3位)というボードのは見て、それで、「ポディウムも行けるぜ」って言われた瞬間、え?!と(笑)それはもう言い過ぎやろ、と。

—-それは、第一スティント?
可夢偉
 そうです、第一スティント。

—-ピットアウトのトンネルは、問題なかった?
可夢偉
 それはまったく、問題なかったです。

◆競り合うときのタイヤのマネージメントが、次の課題だ
—-レースは、楽しかった?
可夢偉
 いやぁ、きびしかったです。タイヤのマネージメントがむずかしいので。とくに、誰かと争う(競り合う)ときのマネージメントで、1秒2秒、損するんで、簡単に。そこをうまくすれば、5秒とか4秒稼げるんで。それだけ稼げたら、ほんまに、クビサにも、ハイドフェルドにも──その前は誰でしたっけ?

—-バリチェロ!
可夢偉
 バリチェロまで、たぶん”行けてた”と思うし。だから(タイヤのいいマネージメントが)次の課題だと思うんです。でも、全体としては、レース・ペースが課題というのが、今回は前回とは逆になってというのはよかったと思います。

—-ブラジルでは、採点すると「40点」といってましたけど、今日は何点?
可夢偉
 70。

—-じゃ、F1の2戦を通してでは?
可夢偉
 40点!

【STINGER / text by Iemura Hiroaki】

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