七夕にいろんなことが・・・東トルキスタンでのウイグル人弾圧、破綻寸前のカリフォルニア州、のだめ@ウィーン

今日は七夕
Tanabata09

ですけど、よりによってこんな時期に米中2つの大国で心が暗くなる事態が起きてますね。まあ4日の米独立記念日に向けて北朝鮮が何かやらかすか、という予想はありましたが、駄々をこねる北朝鮮が霞む出来事が起きるとは・・・。


まずは中国。東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)での、人民解放軍・警察・漢民族によるウイグル人への非道の数々。この地域は油田・ガス田の開発が近年進んでいるからか、地下資源のこととなると中国共産党政府はやることがあからさまでえげつないですね。全て悪いのはウイグル人組織だと喧伝してるのはチベットの時とまるで同じ。

今回の直接の発端は先月末に広東省のおもちゃ工場で起きた諍いらしいのですが、長年の度重なる核実験で土地も人も酷く痛めつけられ、豊富な地下資源は利権を全て漢人系企業に略奪され・・・これで怒るなと言う方が無理ですよね。それでもまだ彼らはおとなしい方だと思うのですが、逆にお礼参りがハンパなくて、もう倍返し以上のジェノサイト的な弾圧。公表されているのよりはるかに多いんでしょうね、ウイグル人の死傷者の数は。YouTubeなどに現地の様子を映した動画がアップされてますが、もう見るに耐えないです・・・。

ラクイラ・サミットを控えてますが、この不景気のさなかに国債買ってもらったりなんだりしてもらってる欧米はダンマリを決め込むのでしょうか。モスクを襲撃された(焼かれた?)という情報もありますし、そうなると欧米以上にアラブ諸国が声を大にして抗議してもいいと思うのですが・・・彼らが石油の輸出を止めれば効果は甚大でしょうけど、イスラエルには文句を言っても中国にはどうなんでしょうかね?
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他方、アメリカ。カリフォルニア州が財政非常事態宣言を発表しましたし、フィッチがカリフォルニア州の信用格付けをジャンク債の手前まで格下げしたそうです。

全米で最大の人口と経済規模(その経済規模はカナダ以上イタリア並み)を誇るカリフォルニア州、263億ドルの財政赤字を抱え今月中にも現金が底をつくとか、もう破綻寸前なのですが、これで全米最大の州がホンマに破綻宣言なんてやったら、他州と合衆国全体にどんな影響が及ぶんでしょう?昨秋の再来・・・本気で二番底を付けにいくのかな・・・?そうならないようにしてほしいものですが・・・。
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まだまだ経済がヤバイ状況にあるのは米中に限らず欧州も同じでしょうけど、それを端的に現しているような一件がありました。「クラシックの聖地でロケ」なんて朝からTVでやってたらしいので、ご存知の方も多いでしょうけど、まさか・・・と思ったら画像は本当にムジークフェラインザールだよ(とほほ)。
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製作会社の無知厚顔と横暴もここに極まれり、なんでしょうけど、たしかに「のだめ」にはクラシックに無縁だった人たちをファン層に取り込む効果が多少はあったとはいえ、その言葉をつけて札束を詰まれても、数年前までなら確実に、にべもなく“Nein”と言われてツッ返されたことでしょう。クラシック大国のドイツやオーストリアですらオケや歌劇場の統廃合が進むほどの状況の中での昨年来の経済危機。こんな状況でなければ首を縦に振ってもらえなかったでしょうし、ムジークフェラインでロケなんて贅沢なことは実現しなかったでしょうね。

それだけ、欧州の足元も深刻な状況だということなのかもしれません。欧州経済の不安材料といえば、東欧とアイルランド、アイスランド、そして南欧辺りから発せられるのがほとんどでしたが、ドイツの隣国ですら「のだめ」程度の映画のロケにムジークフェラインの使用許可を出すような状況なわけですし・・・。だからこそ、今夏の、カカやクリスティアーノ・ロナウドらレアル・マドリードの大型補強が余計にクレイジーに映ってしまうんですが(苦笑)。

まぁ、アニメ含めた「のだめ」の映像化もこれが最後らしいし、原作の漫画自体そう遠くないうちに終わるそうですし。しとらす的には千秋君のアマチュア時代で止めておけばよかったのにという考えですが。漫画は一時期まで楽しく読ませてもらったので、TV局と映画会社はともかく二ノ宮さんのことを悪く言いたくはないのですが、それでも千秋君がプロになってからは漫画も明らかに精彩を欠いているし、原作者がプロ(特に本場欧州)の事情を知らない弊害ばかりが目立ってる印象です。そして、こういったのに限ってウソをウソと見抜けないで事実を勘違いしたまま読んだり見たりする人たちが多いから始末に悪い。

とりあえず、しとらすの心配はただ1つ。
「ホールにキズ1つ付けてねーだろーな?!」
世界一とも称される音響が今後悪化するような事態になったらロケ陣のせいだからね!

【ウイグル暴動】独立派を支える民族感情 不安定な状態継続は不可避
【MSN産経ニュース 2009年7月6日】

【北京=伊藤正】 中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで6日発生した大規模な暴動は、漢族の「支配」に対するウイグル族など少数民族の根深い反感を背景にしており、チベット問題同様、少数民族政策が中国政府のアキレス腱(けん)であることを改めて示した。中国は、今回の暴動を分離独立派の策謀とし、その弾圧に一層力を注ぐ構えだが、民族対立が激化し不安定な情勢が続くのは不可避とみられている。

 中国当局の発表では、今回の事件は、広東省で6月末に発生した漢族とウイグル族の衝突をめぐり、在外のウイグル人組織「世界ウイグル会議」が「決起」を扇動したためだという。昨年3月のチベット騒乱と同じく、漢族支配への抗議が大流血事件に発展したのは、少数民族側の反漢族感情の強さを物語る。

 新疆地区は、特に1990年代以降、交通インフラの建設が進み、年平均10%超の経済成長を遂げた。全国の3割前後の埋蔵量を占める天然ガス、石油をはじめ地下資源の開発ラッシュが起こったが、その関連産業などを含め、経済ブームを担い巨大な利益を手にしたのは漢族企業である。

 むろん少数民族住民も経済発展の恩恵に浴したものの、ウイグル族学者らによると、自治区経済の9割は漢族が支配、ウイグル族ら少数民族の言語、文化、宗教も破壊されているという。チベットでは漢族は6%にすぎないが、新疆では40%を超え、ウルムチでは漢族が最多になった。

 こうした状況は、漢族を、資源を略奪し環境を破壊、民族滅亡を図っていると非難する分離独立運動が、当局の弾圧にもかかわらず生き続ける理由になっている。

 中国政府がチベットと併せ新疆の分離独立を容赦しないのは、経済的理由以上に戦略的な価値による。従って、今回の事件を機に、中国政府は、分離独立派の壊滅に躍起になるはずだ。

 中国は今回、「国際的陰謀」と宣伝、強気の姿勢にでている。事情はどうあれ約1千人もの死傷者をだして国際社会の批判など気にしていないポーズを取るのには理由がある。中国は新疆の分離独立派の後背地である中央アジア諸国を上海協力機構に抱き込み、反テロの共同戦線を張るのに成功した。2001年9月の米中枢同時テロ後は、米国に協調する形で独立派組織を徹底的につぶしてきた。

 人権問題に敏感な米欧が、特に金融危機以後、対中依存を深めていることも、中国に有利な環境にある。しかし新疆の独立派支持派を抹殺できないことも否定できないだろう。

中国核実験46回 ウイグル人医師が惨状訴え
【MSN産経ニュース 2008年8月11日】

 広島市で原爆死没者慰霊式・平和祈念式典に参列するため来日した中国・新疆ウイグル自治区出身の外科医アニワル・トフティ氏は都内で産経新聞と会見し、核実験で汚染された同自治区の実態を語るとともに、中国の五輪開催に抗議した。アニワル氏の証言の詳細は次の通り。

 
後遺症の恐怖

 中国は1964年10月以来、私たちの土地で46回にわたって核実験を実施してきましたが、この事実はまだまだ知られていません。区都ウルムチの病院の腫瘍(しゆよう)専門外科に勤務していた私はあるとき、病床に占めるウイグル人の割合が極めて大きいことに気付きました。そして調査・分析したところ、ウイグル人の悪性腫瘍の発生率が、中国の他の地域の漢人と比べて、35%も高いことが判明したのです。さらに漢人でも、新疆ウイグル自治区に30年以上住んでいる人は、悪性腫瘍発生率がウイグル人と同程度に高いことが分かりました。

 英国のテレビ局のドキュメンタリー番組に協力し、取材で潜入した先々では、放射能汚染の影響とみられる数々の悲惨な光景を目の当たりにしました。

 南新疆では、内臓異常で腹やのどなどが肥大化した人が大勢いる村がありましたし、先天性異常の大脳未発達で、歩くことも話すこともできない障害児ばかりが生まれる村もありました。また、ある山で木を切って調べたところ、広島に投下された原爆の300倍もの放射性の反応が出ました。

 しかし、中国は核実験による放射能汚染や後遺症の存在を認めていません。海外の医療団体などが調査に立ち入ることもできず、すべてが隠蔽(いんぺい)されているのです。

核実験と人権弾圧の中止を

 この時期を選んで、初めて日本を訪れた理由は2つあります。まず、原爆の悲惨さを世界で一番よく理解している日本の方々に、核の被害で苦しんでいるのは、日本人だけでないことを知ってもらいたかったからです。

 もう一つは北京五輪の開催への一種の抗議です。中国が初めて核実験をしたのは、まさに東京五輪の開会期間中でした。そして中国は核実験を繰り返すことで軍事力を世界に誇示しつつ、経済発展を遂げ、ついに五輪を開催できるまでになりました。しかし、その影で実験のモルモットにされたわれわれウイグル人の生命、土地、資源が犠牲となってきたのです。

 中国は北京五輪開催を機に、国際社会に人権状況の改善を約束しましたが、まったく守られていません。五輪終了後も、中国のウイグル人への人権弾圧は続くでしょう。

 日本には毅然(きぜん)として中国に対(たい)峙(じ)してもらいたい。日本が弱腰になれば、中国はますます増長します。アジア太平洋地域で私が待ち望んでいるのは、力強い日本であって、強大で独裁的な中国ではありません」

     ■

 アニワル・トフティ 1963年、新疆ウイグル自治区東部のコルム生まれ。区都ウルムチなどで病院に勤務し、98年に同自治区での核実験の影響を告発した英国テレビ局のドキュメンタリー番組の取材に参加し、99年に英国に政治亡命。世界ウイグル会議英国全権代表を務める。

米加州、財政非常事態を宣言【IBTimes 2009年7月2日】

 米カリフォルニア州のシュワルツェネッガー知事は1日、財政非常事態宣言を発表した。今後は州機能を維持するための法的処理がなされることになる。

 同州議会は6月30日、財政収支の均衡化に向けた予算について夜中まで討議したが、合意に至らず7月1日の新年度入りを迎えることとなった。

 同州の財政赤字は263億ドルに達しており、今後財政赤字に対処するための特別会議開催が余儀なくされている。

 同州は2006年には世界第8位の経済力を有する州に輝いていたが、今はさらなる格下げのリスク下に置かれている。格下げがなされれば、借入にかかる費用がさらに高まる。

 非常事態宣言を発したことから、同州は納入業者などへの支払を停止、将来の支払いを約束する「IOU」(借用書)を発行する。同州のIOU発行は過去17年間で初めてのこととなる。

 オバマ政権もカリフォルニア州の問題を注視しており、米政府からの資金支援や債務保証なども検討されている。シュワルツネッガー知事は「議会では昨日予算問題の解決に失敗したが、赤字対策は私の最優先課題なので、安心してほしい」と声明文で述べた。

 同州立法者らは、毎年赤字問題で苦悩していた。世界恐慌以来の所得税による歳入減に悩まされ、緊急事態宣言に至った。

 歳出面では民主党・共和党ともに削減していくことで合意したが、歳入面でどのように税収を上げるかは意見が分かれている。
シュワルツェネッガー知事と共和党議員らは、増税を避け、歳出を大幅削減しようとしている。一方民主党議員らは、それでは州の安全が保たれないと批判している。

カリフォルニア州の信用格下げ、ジャンク債の一歩手前に
【CNN.co.jp 2009年7月7日】

ニューヨーク(CNNMoney) 米格付け機関フィッチ・レーティングスは6日、財政危機に直面しているカリフォルニア州の信用格付けを「A─」から「BBB」に引き下げた。

フィッチは25日にカリフォルニア州の信用格付けを「A─」に引き下げたばかり。今回の「BBB」はジャンク債の一歩手前で、全米の州で最低となる。

アウトルックは「今後も手詰まり状態が続き、ただでさえ深刻な財政状況は一層悪化する恐れもある」として、「ネガティブ」に据え置いた。

カリフォルニア州は263億ドルの財政赤字を抱え、17年ぶりに「借用証」の発行に踏み切った。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズも同州の格付けを引き下げる方向で「ウォッチ」リストに指定している。

カリフォルニア州の信用格付けが「BBB」に引き下げられたのは、2003年の財政危機以来。このときはグレイ・デイビス知事(当時)が辞任に追い込まれ、フィッチとS&Pが「BBB」に格下げした。

玉木宏、音楽の都・ウィーンで堂々の指揮! “のだめ”上野樹里もパワー全開
【Yahoo!:cinemacafe.net 2009年7月7日】

21巻で2,900万部を売り上げた人気漫画を原作に2006年秋に連続ドラマ化され、その後、2008年正月にスペシャルドラマも放映され、若者層における空前のクラシック・ブームの原動力となった「のだめカンタービレ」。その映画版にして前後編の2部構成で製作される『のだめカンタービレ 最終楽章 前編&後編』の撮影がついに始動した! 

本編の撮影はフランス、チェコ、スロバキア、オーストリアのヨーロッパ4か国と日本で敢行される。先日、オーストリアのウィーンにて製作報告が行われ、主演の上野樹里、玉木宏、武内英樹監督が出席。玉木さんは権威ある楽友協会・大ホールにて「ベートーベン交響曲第7番」の指揮を行う姿をマスコミに披露した。

主人公の“のだめ”こと野田恵役の上野さんは「遠いところをお越しくださってありがとうございますぅ」と、のだめ口調で挨拶し報道陣の笑いを誘った。さらに「ウィーンは多くの著名な音楽家たちが過ごしたクラシックの本場で、街にいるとすごく気持ちが集中できます。本当に素敵な場所で撮影をさせていただいていますし、あとは私たちがクラシックの良さを映画の中で伝えていけたらなって思います。これで最後になるので、悔いのないように、映画館でお客さんに楽しんでもらえるよう精一杯がんばっていきます」と意気込みを語った。

人気キャラクター・千秋真一を演じる玉木さんは「撮影が始まった直後にクライマックスのシーンを撮影するというのは結構ヘビーだなと思いましたが、自分の力を出し切れて、本当にいいものが撮れました」と充実した表情で語った。そして「このシーンをゴールとして計算し、ラストに行き着くまでの芝居を自分なりに組み立てていければと思います。ベートーヴェンやモーツァルトなど偉大な作曲家たちに縁のある街・ウィーン、まして200年近く歴史がある楽友協会で指揮棒が振れるということは、役者として二度と立つことができない場所であり、貴重な経験だと思います。長丁場ですが、全ての力を出し切って、最終楽章を終えたいです」と、これからの撮影を見据えて力強く語った。

武内監督も「もうすでにラストシーンを撮ってしまったんですけれども、自分で想定していた以上の素晴らしい演奏シーンが撮れました。ラストのハードルが上がることで、モチベーションも上がっています。ウィーンでの撮影も順調に素晴らしいカットが撮れています。非常にワクワクしてノッた状態です!」と興奮気味に語った。

上野さん、玉木さんに加え、瑛太、水川あさみ、小出恵介、竹中直人などおなじみのキャストが総出演するほか、谷原章介、なだぎ武といった新キャストも登場する本作。のだめ、そして千秋の音楽における成長はもちろん、2人の恋のゆくえも楽しみなところだが…。

今回の映画化に際し、原作者の二ノ宮知子さんからは「『のだめカンタービレ』が映画にまでなるなんて、最高に幸せです! 原作も、映画と共にクライマックスに突入で、いろいろな意味でドキドキしています。映画版ではあの迫力ある演奏シーンが、劇場の大スクリーンと素晴らしい音響で聴けるのがいまから楽しみで仕方ありません。撮影はきっと、考えられないくらい困難なことでいっぱいかもしれませんが、スタッフのみなさん、キャストのみなさん、お体に気を付けて、がんばってください! そして、樹里ちゃん、玉木くん、またのだめと千秋に帰ってきてくれて嬉しいです。初めて2人ののだめと千秋を見たときの感動と、ドラマの放送中、ずっと夢の中にいるみたいに楽しませてくれた思い出と…そして、それもこれで最後かと思うと、もうそれだけで涙が出てきます。ファンの人たちもきっと同じ思いで映画館に足を運んでくれるのだろうと思います。まだまだ続く過酷な撮影、どうか体を壊さないよう、がんばってください」と熱い熱い激励のメッセージが寄せられた。

『のだめカンタービレ 最終楽章』は前編が12月19日(土)より、後編が2010年春、全国東宝系にて公開。

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