大滝詠一『A LONG VACATION』・・・永遠の想い出のアルバム

今日から7月。夏を迎えるにあたって、しとらすの個人的に想い入れの深いアルバムを紹介したいと思います。

大滝詠一『A LONG VACATION』
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私にとって音楽に目覚めさせてくれる大きなきっかけとなった1枚です。小学生の時に生まれて初めて乗った飛行機の中で、機内放送でたまたま合ったチャンネルで聴いた‘君は天然色’にノックアウトされてしまいました。洗練されたメロディーと歌詞、甘く艶やかなヴォーカル、色彩鮮やかなサウンドの中に、程よい甘さと程よいクールさ、程よいウェット感がバランスよく詰まった、それまで聴いたことのない日本のポップスでとても印象に残りました。旅行から戻って急ぎ足でレコード屋さんに駆け込んだ記憶があります。永井博さんのイラストによるジャケットがこれまた曲の雰囲気とぴったり合っていて、もう絶妙なんですよね~。今聴いても全然色褪せてなくて、初めて聴いた時と同じ新鮮さがこみあげてきます。

この後に出されたアルバムが結局は“EACH TIME”だけになってしまったのはファンとしては残念ですが、ただその反面“A LONG VACATION”みたいなのを1度作ってしまうと続くのが大変だよな~という気もします。

1981年3月21日のリリースからもう28年。邦楽のジャンルで一番最初にCD化されたのがこのアルバムだそうですが(CDとしての初出が1982年10月1日)、そういった時代の流れを感じさせることなく、いつまでも夏の風景を鮮やかに描き出してくれるアルバムです。