Disc 3 『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』

・J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988

 グスタフ・レオンハルト(cemb)

[HMV解説より] 古楽界最大の先駆者のひとり、グスタフ・レオンハルト(1928‐)のチェンバロによる《ゴルトベルク》。繰り返しを行なっていないため、作品の構造がシンプルに際立つ上、レオンハルトの揺るぎない確固とした姿勢が音楽のすみずみにまで投影された名演です。
 レオンハルトは《ゴルトベルク》を3度録音しており、当盤は3度目となる1976年収録(①1953年モノ、ヴァンガード②1965年テルデック)。レオンハルトは、手ざわりを確かめるようなセンシティヴィティをも備えつつ、ゆったりとしたテンポと堅固な構築で全曲を築き上げています。楽器のはずむように輝かしい音色がどこをとっても充実の極みをゆく、レオンハルトならではの「ゴルトベルク」です。
 ブランシェ(パリ、1730年)をモデルとしたウィリアム・ダウドによる1975年製作のチェンバロを使用しています。
【録音】 1976年 (原盤:GD77149)