京都市交響楽団2007年度定期発表

京都市交響楽団の来シーズンの定期が発表されてました。

平成19年度京都市交響楽団による定期・特別演奏会の開催について(PDF)

京響のサイトではなく市の一部局(文化市民局)の、しかもわかりにくいところにPDFファイルで置いてあるのはいかにもお役所だなぁ、という冷たいツッコミはさておいて(苦笑)・・・会場はすべて京都コンサートホール(大ホール)です。

 


第499回 07年4月20日(金)19時開演 ゲルハルト・ボッセ
 ベートーヴェン:序曲『レオノーレ』第3番 op.72b
 モーツァルト:ピアノ協奏曲第18番変ロ長調 K.456(Pf 岸本雅美)
 ベートーヴェン:交響曲第6番ヘ長調『田園』 op.68

第500回 5月12日(土)18時開演 大友直人
 モーツァルト:交響曲第41番ハ長調“ジュピター” K.551
 R.シュトラウス:アルプス交響曲 op.64

第501回 6月22日(金)19時開演 大友直人
 ラフマニノフ:パガニーニの主題による狂詩曲 op.43(Pf 小川典子)
 マーラー:交響曲第4番ト長調(S 平松英子)

第502回 7月21日(土)18時開演 大山平一郎
 ドヴォルザーク:ヴァイオリン協奏曲イ短調 op.53(Vn 竹澤恭子)
 ドヴォルザーク:交響曲第7番二短調 op.70

第503回 8月8日(水)19時開演 広上淳一
 ラヴェル:ツィガーヌ
 ジョナサン・レシュノフ:ヴァイオリン協奏曲(Vn チャールズ・ウェザビー)
 ワーグナー:ジークフリート牧歌
 R.シュトラウス:交響詩『死と変容』op.24

第504回 9月30日(日)14時半開演 大友直人
 エルガー:チェロ協奏曲ホ短調 op.85(Vc 横坂源)
 エルガー:交響曲第1番変イ長調 op.55

第505回 10月12日(金)19時開演 下野竜也
 バッハ(レスピーギ編):パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582
 ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第4番ト長調 op.58(Pf 小菅優)
 フランク:交響曲ニ短調

第506回 11月7日(水)19時開演 大友直人
 ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番二短調 op.30(Pf 小山実稚恵)
 エルガー:交響曲第2番変ホ長調 op.63

第507回 12月6日(木)19時開演 矢崎彦太郎
 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 プーランク:バレエ『牝鹿』組曲 FP.36
 ドビュッシー:バレエ『遊戯』
 ラヴェル:バレエ『ダフニスとクロエ』第2組曲

第508回 1月25日(金)19時開演 井上道義
 ハイドン:交響曲第6番二長調「朝」Hob.Ⅰ-6
 ハイドン:交響曲第7番ハ長調「昼」Hob.Ⅰ-7
 ハイドン:交響曲第8番ト長調「晩」Hob.Ⅰ-8

第509回 2月16日(土)18時開演 デリック・イノウエ
 シューマン:『マンフレッド』序曲 op.115
 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 op.54(Pf 若林顕)
 ワーグナー:歌劇『タンホイザー』~大行進曲「歌の殿堂をたたえよう」
 ワーグナー:歌劇『タンホイザー』~序曲とヴェヌスベルクの音楽
 ワーグナー:楽劇『トリスタンとイゾルデ』~前奏曲と愛の死

第510回 3月9日(日)14時半開演 大友直人
 マーラー:交響曲第9番ニ長調


 

さすがに50周年のように予算はかけられないよなぁと思わされますが(苦笑)、一番の注目は、今年で生誕150年を迎えるエルガーの交響曲を大友さんが2回続けて採りあげることでしょうか。英国音楽に定評のある彼のこと、これはとても楽しみです。

それから若手・中堅の実力派を揃えたソリストの中では特に小菅優さんに注目したいと思います。下野さんとのコンビでベートーヴェンの4番ですしね。小川さん、竹澤さん、小山さんと個人的に気に入ってる方の登場も嬉しいかぎりです。

楽しみといえば近年は毎年登場してくれる広上さんとミッチーも同様ですが、まず広上さんは彼の新しい手兵、米国オハイオ州のコロンバス交響楽団からコンマスのチャールズ・ウェザビーさんと一緒に来られますね。曲もジョナサン・レシュノフという1973年生まれの米国人作曲家が2005年に発表したコンチェルトということで、ひょっとしたら日本初演かもしれません。う~ん、どんな作品なのでしょうか?

それからミッチーはなんとハイドンの『朝』『昼』『晩』のセットという、先週のポンドの利上げ以上のサプライズ(なんじゃそりゃ)的な選曲。交響曲というよりむしろコンチェルト・グロッソ的ともディヴェルティメント風とも言われていて、ソロの聴かせどころの多いハイドンの初期の作品ですが、フルートとファゴットは全部首席(清水さんと中野さん)の担当でしょうか?オーボエも首席の高山さんはもちろんシャレールさんもいますしね。

また、土・日の開催は今シーズンと同じ5回ですが、金曜日が1回から4回と大幅に増えている点は、地味ですが大きく注目してもいいかと思います。これで12回中4分の3の9回が金・土・日曜日の公演です。集客をもっと容易にするためにも、この辺りは地の利をもっと生かして(ホールは京都市のもの)全部の定期公演が金・土・日曜の開催になるよう、鋭意努力して取り計らっていただきたいと思います。