京都市交響楽団 第550回定期演奏会(指揮:外山雄三)

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今日の京響定期、自転車で行ったはいいんですけど、北山に着いたあたりから急に具合が悪くなって、帰宅してからも深夜まで食物どころか水も舐める程度なほどお腹がひどく張ったような悲惨な状態でした。今夜タクトを振られた御年80歳な外山雄三さんの矍鑠としたお姿がとってもとっても羨ましかったです(苦笑)。

 

京都市交響楽団 第550回定期演奏会
2011年9月10日(土)14時30分開演@京都コンサートホール

◆W.A.モーツァルト バレエ「レ・プティ・リアン」 K.Anh.10(299b)
◆J.シベリウス ヴァイオリン協奏曲ニ短調 op.47
 (ヴァイオリン・ソロ・アンコール)
 ◇N.パガニーニ 24のカプリース〜第9番ホ長調 op.1-9
(休憩)
◆S.ラフマニノフ 交響的舞曲 op.45

指揮:外山雄三
ヴァイオリン:有希・マヌエラ・ヤンケ
コンサートマスター:泉原隆志

 

私の体調がこんな調子でしたので割り引いて見てもらえればいいのですが、全体的には完成度は高いけど生真面目や淡白にすぎるいうか表情付けの抑揚や感情の起伏に欠けるような印象でした。モーツァルトの「レ・プティ・リアン」は小編成の超珍しいバレエ音楽を端正で優雅な演奏で聴けたのはよかったですが。

2曲目、ソリストの有希・マヌエラ・ヤンケは神尾さんがチャイコン優勝した時に3位だった人ですが、背中越しに眺める見た目と同じで音も女性にしては芯が太く技術もしっかりしてそうでしたが、あとは印象が薄かったように思いました。。オケパートだけの時に
「あぁ、今聴いてるのはシベリウスの曲だったっけ・・・」
と思い出すっていうのはちょっと・・・もう少しプラスアルファが欲しいかも。

後半メインのラフマニノフのシンフォニックダンスは京響定期では7年ぶりでしょうか?あの年に大友さんとのコンビでマラ5の回とこの曲の回を聴いて好印象だったのが京響を贔屓にするキッカケになったのでした。私が高校で吹奏楽部にいた際には(終楽章の吹奏楽編曲版で)耳にする機会も多くて今でも気に入ってる曲ですし、自分が比較的よく知る曲をバロメーターに京響のカラーやレベルを計ってた当時・・・あれから京響はさらに上手くなってるよね~と思いながら(具合悪いのを耐えつつ半分で)聴いてました。第1楽章で哀愁を帯びた美しい雰囲気が所々感じられたのはよかったですが、終楽章は壮絶なのが好みなの出、その点ではちと残念(苦笑)。

外山さんの指揮は私にとってはなぜか今回が初めてでした。足腰がしっかりしてて背筋伸びてるし、ウィットを交えたプレトークの話しっぷりとか、今年80歳だなんて全然見えませんね。今思い返すと、今回のプログラムはモーツァルト22歳時の作品(若書き・・・と書こうとしたけど彼の22歳を単純に若いというのも気が引けて止めた)、シベリウスの壮年期の作品、そしてラフマニノフの最後の作品、と結構面白い並べ方してきたんかな~いう気もします。それと、シンフォニックダンスの最後の銅鑼の音の余韻が鳴り止むまでフラブラもなくシ~ンと静まり返ってたのには驚きました。普段行儀の悪い京響定期の客層には大変珍しいことに(爆)。