祇園祭|いよいよ鉾建てが始まる、夜には四条大橋で神輿洗式

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7月もすでに10日・・・早いですね。

長刀鉾・函谷鉾・月鉾・鶏鉾では今日から鉾建てだそうです。
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全部が今日からってわけじゃないし、わざわざ今日行かなくてもいいか・・・なんて思ってましたが、夜の神輿洗いを忘れてました(苦笑)。なぜかこれは1度も見たことなかったりするんですよね。

それはともかく、鉾のように大きなのは1日で終わるわけがないのですが、職人さんたちが一所懸命に作業されてる姿を見て、「作業途中で雨が降らなければいいけれど・・・」といつも願ってるのですが、時期が時期だけになぁ・・・。明日はともかく明後日は雨のようなので心配です。

ところで、昨日の記事に、仕事で長い間中国に住んでいるけど祇園祭の時期には囃子方に参加するために帰京している人の話がありました。その情熱と心意気に頭が下がるばかりです。

なお、祇園祭に関しては、まずは↓でチェック。詳しく知りたくなったらググってくださいね(笑)。

e京都ねっと|2009年祇園祭スケジュール
京都新聞|祇園祭2009[一部動画あり]
京都・祇園祭ボランティア21 http://www.gionmatsuri.jp/


雨中の縄さばき 祇園祭・鉾建て始まる【京都新聞 2009年7月10日】

 祇園祭の山鉾巡行まで1週間に迫った10日朝、京都市中心部で鉾建てが始まった。時折雨が混じるなか、四条通や室町通では、やぐらを組むつち音が響いた。
 四条烏丸交差点の周辺で早朝から、長刀鉾と函谷(かんこ)鉾、月鉾、鶏鉾を組み立てる作業が始まった。
 大工方や組み立て方と呼ばれる職人が、くぎを使わずに縄を巻いて木材を組み、土台となるやぐらをしっかりと路上の所定の位置に固定していった。
 12日と13日の午後には、組み終わった鉾と曳山(ひきやま)の曳初(ひきぞ)めがある。14日までにすべての山鉾が建つ。
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〔※写真:小雨の降るなか、手際よく鉾の土台となるやぐらを組み上げる職人(10日午前10時、京都市下京区四条通室町西入ル)〕

四条大橋で神輿洗い式 神水で清める【京都新聞 2009年7月10日】

 祇園祭の神幸祭(17日)を前に、鴨川の水の神様を神輿(みこし)へ迎える神事「神輿洗い」が10日夜、京都市中京、東山区の四条大橋で営まれた。法被姿の輿丁(よちょう)たちが威勢良く神輿を担ぎ、祇園かいわいに「ホイットホイット」の掛け声がこだました。
 その昔、鴨川のはんらんによる疫病と災害を恐れた人々は、荒ぶる水の神様を迎え、祇園祭を催してもてなすことで自らの守り神様としたという。
 午後7時40分ごろ、「中御座」の神輿が八坂神社(東山区)を出発。松明(たいまつ)に先導されて四条通を進んだ。四条大橋の中央北側で神輿は止まり、神職が鴨川の神水を榊(さかき)にひたして神輿へ振りかけた。橋の歩道には神水のしぶきを求める市民が詰め掛け、熱気にあふれた。
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〔※写真:神職から鴨川の神水をかけられ、清められる神輿(10日午後8時15分、京都市・四条大橋)〕

中国在住23年 忘れ得ぬ囃子 下京・月鉾の堀部さん 今年も帰国
【京都新聞 2009年7月9日】

 京都から遠く離れた中国に住んで23年。夏になると一時帰国し、祇園祭に参加し続ける人がいる。月鉾(京都市下京区四条通室町西入ル)の囃子(はやし)方の堀部裕一さん(45)。「京都人としての自分を確かめる大切な時間」といい、今年も囃子の練習に励んでいる。
 10歳から月鉾の囃子方に加わった。当時、実家が下京区の山鉾町にあり、幼いころから、コンチキチンの音色になじんできた。
 大学卒業後の1987年、中国香港の旅行会社に就職した。「祇園祭の時は休むことを会社と約束していました」と笑う。7月2日の二階囃子から17日の山鉾巡行まで全部参加できる時もあれば、二階囃子だけで帰国する時もあったが、毎年帰ってきていた。
 6年前に旅行会社をやめ、深☆(シンセン)へ移って知人と飲食店の経営を始めた。それ以降は1年おきの帰国になっている。「祇園祭に参加できない年はムズムズして気持ち悪くなるんです」と話す。
 今年は2日に帰国した。月鉾の浴衣を着て二階囃子に臨むと懐かしさが込み上げ、身が引き締まる。「小学生、中学生の時から知っている人ばかり。若い人もあいさつがきちんとできて、ここへ来ると謙虚な気持ちになれるんです」
 中国人の友人たちは、夏に帰国する堀部さんを不思議そうに見ているという。「何があっても故郷に帰る中国の旧正月のような行事と思われている」と苦笑した。
 8日にいったん深☆へ戻り、12日に再度京都へ帰って来る。「祇園祭は、中国に暮らす自分が日本人、京都人であることを確認できる大切な時間。これからも可能な限り、帰ってきたい」と話す。

 ※☆は土へんに川です

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〔※写真:囃子方の練習で真剣な表情で太鼓をたたく堀部さん(中央)。中国・深センから祇園祭のために帰ってくる(京都市下京区四条通室町西入ル・月鉾町会所)〕