祇園祭|山鉾巡行&神幸祭

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明け方までは雨が降ってたんですよね、今日。時々激しく。なので、家を出てからも雨が心配だったんですが、始まる頃になると時折小雨がパラつく程度で、巡行中はなんとかもってくれたようです。雨に降られずよかったことはよかったんですが、これなら1時間で切り上げずにもっといればよかった(苦笑)。
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いつ雨が降るかわからないし(いつ急転するか読めない)、長居するつもりはなかったので、四条烏丸の西側から長刀鉾の出発を見届けた後は大宮駅にゆっくり戻りながら、函谷鉾の出発を見て、菊水鉾と放下鉾の辻回しを見て(なんでそんな所で?と思われるでしょうけど、四条通に一旦出して方向転換しないと祇園方向に進めませんから)、それなりに堪能しました。2つの鉾とも音頭取りの方が4人でやってましたね。あの様子だと元々の音頭取り2人が別の2人に教えながらやってるように見えましたが、どうなんでしょう?菊水鉾はちょっと手間取って5回かかってましたが、放下鉾はきれいに3回で辻回しを決めて出発、歓声も一際多かったです(私の近くにいた外国人観光客もかなり興奮してた様子)。あの調子で順調に残りの辻回しもこなしていればいいけれど・・・。

例年なら四条麩屋町での注連縄切りも見ていくのですが、ただでさえ狭い通りに人が溢れる状態なのに、今日は傘を持ってる人も多いので人ごみを縫って行くのがさらに大変だろうと諦めました。

昨晩夜中から明け方にかけて雨が降った時はどうなるかと思いましたが、日中どうにかもってくれたのは町衆の祈りが天に通じたからでしょうか?日本を代表し、かつ世界に誇る祭りであるこの祇園祭は疫病退散や厄除けを祈願して行われるものですから、この調子で新型インフルエンザと大不況も祓ってくれるといいですね。


豪快に辻回し 祇園祭の山鉾巡行 京都
【MSN産経ニュース 2009年7月17日】

 京都・祇園祭は17日、ハイライトとなる山鉾(やまほこ)巡行が行われ、「動く美術館」とも称されるきらびやかな飾りを付けた山鉾32基が夏の都大路を進み、沿道を埋め尽くした観衆を魅了した。
 時折小雨がぱらつく中、午前9時に「エーンヤーラヤー」の掛け声を合図に先頭の長刀(なぎなた)鉾が京都市中心部の四条烏丸交差点をゆっくりと出発。鉦(かね)や笛の祇園囃子(ばやし)が響く中、鉾の上で今年の稚児の今西優太朗君(9)=市立北白川小3年=が四条通に張られたしめ縄を太刀で切る神事に臨んだ。
 見せ場は、交差点で90度進行方向を変える「辻回し」。車輪の下に割り竹を敷き詰めて水を打ち、曳(ひ)き手たちが音頭に合わせて一斉に綱を引くと、山鉾がギシギシと大きな音を立てながら回り、沿道から拍手や歓声がわき起こった。
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〔※写真(サムネイルをクリックで拡大):上から、豪快な辻回しを見せる長刀鉾=17日午前9時47分、京都市下京区、祇園祭「山鉾巡行」で四条通を進む山鉾=17日午前9時25分、京都市下京区、祇園祭「山鉾巡行」で四条通を進む鉾=17日午前8時59分、京都市下京区(撮影・柿平博文)〕

山鉾、辻回し華麗に 祇園祭 沿道に13万人
【京都新聞 2009年7月17日】
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 日本三大祭りの一つ、祇園祭は17日朝、ハイライトの山鉾巡行を迎えた。曇天を突くように、「動く美術館」と言われる華麗な懸装品に飾られた山鉾32基が囃子(はやし)を奏でながら、京都市中心部の都大路をゆっくりと進んだ。(8、9面に関連記事)
 「エンヤラヤー」。午前9時、音頭取りの掛け声を合図に長刀鉾が車輪をきしませて出発した。稚児が太刀を振り下ろして注連縄(しめなわ)を切り、「山一番」の芦刈山は「くじ改め」の大役を担う少年が緊張の面持ちで独特の所作を示した。
 各山鉾は大切に守ってきた神体とともに、誇らしく通りを練った。町衆が脈々と受け継いできた晴れやかな祭りの気分を、見物客も満喫した。
 沿道には13万人(午後1時現在、京都府警発表)が詰め掛けた。強い日差しの下で行われた昨年の巡行より約5万人少なかった。
〔※写真:大勢の観衆が見守る中、豪快に辻回しをする長刀鉾(17日午前9時40分、京都市下京区四条通河原町交差点)〕

3神輿集結 熱気最高潮 祇園祭・神幸祭
【京都新聞 2009年7月17日】

 祇園祭の神幸祭が17日夕、京都市東山区の八坂神社で営まれた。祭神を奉じた3基の神輿(みこし)が氏子地域を練り歩き、夜に四条御旅所(下京区)へ向かった。
 八坂神社を出発した神輿は午後6時すぎ、石段下に3基がそろった。輿丁(よちょう)たちが高々と神輿を担ぎ上げ、掛け声に合わせて揺する「差し上げ」を行った。ぱらつく雨を吹き飛ばすような熱気、朱色の西楼門と金色の神輿の華やかな光景に見物客も沸き、盛んに拍手を送っていた。
 3基はそれぞれ祇園かいわい、三条通、寺町通、河原町通などを練り歩いた。輿丁の掛け声と飾り金具の揺れる音が夜の街に響いた。神輿は24日の還幸祭まで四条御旅所に鎮座する。
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〔※写真:神幸祭で、気勢を上げて神輿を担ぐ輿丁たち(17日午後6時半、京都市東山区・八坂神社石段下)〕

注連縄切り、稚児りりしく 祇園祭 祖父見守る
【京都新聞 2009年7月17日】

 長刀鉾稚児の今西優太朗君(9)が強力(ごうりき)に担がれて、鉾正面に掛けたはしごを上る。途中、稚児が八坂神社のほうを向くと、りりしい姿に歓声が上がった。祖父・今西知夫さん(61)=東山区=は羽織袴(はかま)で、四条通から孫を見つめていた。
 稚児の祖父は父親とともに鉾に乗り、稚児に付き添うことが多い。しかし、今西さんは鉾の下にいた。
 今西さんは、八坂神社の氏子組織「清々(せいせい)講社」の一つ「宮本組」の組長を務める。宮本組は神輿(みこし)洗いを主催し、神輿渡御では神社の神宝を奉じて歩く。
 毎年7月いっぱい祭りにどっぷり入り込む。今年は孫が長刀鉾の稚児に選ばれた。「光栄なことです」。だが、すぐに言葉を継いだ。「私は宮本組の人間。山鉾の行事は神事に差し支えない範囲で、と決めています」
 13日の「社参の儀」。四条通を進む稚児の一行には加わらず、親族として歩道から孫を励ました。八坂神社での神事には清々講社の幹事として参列した。
 「祭りの期間、優太朗は長刀鉾町へ養子に出しましたから」。決して冷めているのではなく、自らの立場を心得ている。
 山鉾巡行のこの日は、夕方に八坂神社で神幸祭が営まれ、神輿が渡る。宮本組の出番だ。準備のため、四条河原町で巡行の列から離れた。
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〔※写真:太刀を振り上げ、注連縄切りの神事に臨む長刀鉾の稚児、今西優太朗君(17日午前、京都市下京区四条麩屋町 写真上)。通りから孫を笑顔で見守った長刀鉾稚児の祖父、今西知夫さん(左)=17日午前、京都市下京区四条通烏丸東入付近(写真下)〕

新車輪、船鉾豪快に 祇園祭 「ヨーイトセー」
【京都新聞 2009年7月17日】

 雨が上がった。長刀鉾稚児の太刀がきらめき、はれの日の幕開けを告げる。京都の夏を彩る祇園祭は17日、山鉾巡行を迎えた。観衆の熱気に包まれて、山鉾が大通りを行く。長年神事に携わった祖父が稚児を務める孫を見つめ、車方は大声を掛け合い鉾のかじを取る。祭りを支える多くの人にとって、誇らしい中にも緊張が続く本番だ。
 大勢の囃子(はやし)方が乗った巨大な鉾が、車輪をきしませて都大路を進む。新調した車輪で巡行した船鉾(京都市下京区新町通綾小路下ル)では、棟梁(とうりょう)の中西博信さん(61)=宇治市=ら車方が懸命に操った。
 中西さんは、13日の曳初(ひきぞ)めで「思った以上にスムーズに進む」と感じた。旧車輪は直進時に左へそれやすい難点を熟知して操った。「転がりすぎると危ない。玉(車輪)の癖をしっかり見極めんとあかん」。巡行日は雨も心配された。「特にぬれた路面はすべる」と表情を引き締め、法被姿で巡行に臨んだ。
 四条河原町に差し掛かる。囃子の変わり目に合わせて、鉾が豪快に方向転換する「辻回し」は、巡行の一番の見せ場だ。
 同時に、車輪に最も負担がかかり、車方には危険な作業だ。車方の動きが一斉に激しくなった。細い板をすばやく路上に敷き詰め、たたきつけるようにバケツの水をまく。中西さんは動きの一つ一つに指示を飛ばした。
 音頭取りが乗り出して扇子をかざした。「ヨーイトセー」。力強い掛け声とともに綱が引かれ、車方が車輪を横から一気に押す。鉾全体が揺れながら北へ向いた。大通りを再びゆっくりと進み出しても、中西さんは表情を緩めなかった。
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〔※写真:巨体を揺らして進む船鉾。車方が新調した車輪を慎重に操った(17日午前、京都市下京区四条東洞院)〕

平松・大阪市長が山鉾巡行見学 関西観光PR
【京都新聞 2009年7月17日】

 新型インフルエンザの影響を受けた関西観光をPRしようと、大阪市の平松邦夫市長が17日午前、祇園祭の山鉾巡行でにぎわう京都市を訪れた。
 平松市長は京都市の門川大作市長とともに午前8時半すぎ、歩行者天国となった四条堺町の交差点(下京区)で、「大阪も京都も元気です。多くの方に関西を訪れてほしい」と売り込んでいた。
 この後、山鉾の巡行順を確かめる「くじ改め」を見学し、迫力あふれる山鉾巡行を楽しんだ。
 京都、大阪、堺、神戸の4政令市長は各市の祭りやイベントを相互訪問することにしており、門川市長は19日に神戸市で催される「神戸まつり」に参加する予定。
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〔※写真:祇園祭の山鉾巡行でにぎわう四条通で関西観光をPRする平松大阪市長(左)と門川京都市長=17日午前、京都市下京区〕