祇園祭の話題・・・長刀鉾稚児「結納の儀」、久世駒形稚児が決定

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祇園祭に関するニュースがあったので紹介しておきます。

1つは長刀鉾の稚児にまつわる儀式、もう1つは神幸祭と還幸祭で馬に乗って神輿を先導する久世駒形稚児が決まって発表された、というものです。

街では夜にお囃子の音も聴こえてきますし、改めて祭が近いことを感じますね。


久世駒形稚児に山路君と川島君 祇園祭「乗馬楽しみ」
【京都新聞 2010年6月16日】

 祇園祭の神幸祭(7月17日)と還幸祭(同24日)で馬に乗り、神輿(みこし)を先導する久世駒形稚児が決まり、15日、京都市南区久世上久世町の綾戸国中神社が発表した。

 例年、氏子の男児から選ばれている。今年の稚児は、神幸祭が久世西小2年の山路叶育君(7)=南区久世上久世町、会社員山路明さん(40)の長男=、還幸祭が同小3年の川島優太君(8)=同、京都市職員川島貞則さん(44)の長男=に決まった。

 この日の夕方、奉告祭が営まれ、2人は祭りの無事を祈願した。山路君は「馬に乗るのが楽しみ。怖くない」と話した。また、川島君は父親の貞則さんに続いて稚児を務めるといい、「お父さんにアドバイスしてもらう」と喜んでいた。

 綾戸国中神社は素戔嗚尊(すさのおのみこと)の荒御魂(あらみたま)、八坂神社は和御魂(にぎみたま)をまつり、双方が一つになって初めて祭りが行えると伝えられる。久世駒形稚児が、綾戸国中神社の御神体である馬の頭をかたどった「駒形」をつけ、素戔嗚尊を奉じる中御座の神輿を先導することによって、両方の神が一体となるという。
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〔※写真:祇園祭の無事を祈る久世駒形稚児の山路叶育君(左)と川島優太君(15日、京都市南区・綾戸国中神社)〕

稚児の大役へ日々精進 祇園祭・長刀鉾「結納の儀」
【京都新聞 2010年6月19日】

 祇園祭の長刀鉾(京都市下京区四条通烏丸東入ル)が今年の稚児を町内に迎える「結納の儀」が19日、東山区内にある稚児徳力峰雪君(10)の自宅で行われた。

 床の間には「祇園牛頭(ごず)天皇」と書いた軸が掛けられ、神饌(せん)が供えられた。八坂神社の神職による清祓(はら)いの後、結納の儀が始まった。

 稚児の両親が整列し、長刀鉾保存会の役員と向かい合って座った。保存会の平田隆志理事長(65)が「幾久しく納めていただきたい」と結納の品を渡した。稚児の父親の徳力滋さん(50)が「伝統と格式のある稚児の奉仕が無事務まるよう、日々精進いたします」と返礼した。
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〔※写真:長刀鉾の稚児宅で厳かに営まれた「結納の儀」(19日午前10時38分、京都市東山区)〕