コープランド:ロデオ、ダンス・パネルズ、他/レナード・スラットキン&デトロイト響

投稿者:

NMLでは毎月1日に自社レーベルのディスクをまとめて登録しますが、今月というか今日登録された中で、しとらす的に注目したいのを2枚挙げたいと思います。

まずはスラットキン[http://www.leonardslatkin.com/]デトロイト響[http://dso.org/]のコンビによるコープランドの管弦楽作品集です。

 

コープランド:ロデオ、ダンス・パネルズ、他/レナード・スラットキン&デトロイト響【NAXOS】

アーロン・コープランド
・バレエ『ロデオ』からの4つのダンス・エピソード
・バレエ『ダンス・パネルズ』
・エル・サロン・メヒコ
・キューバ舞曲

指揮:レナード・スラットキン
管弦楽:デトロイト交響楽団

録音時期:2012年11月9-11日(ロデオ)、2012年10月12-14日
録音場所:デトロイト、マックス・M・フィッシャー・ミュージックセンター、オーケストラ・ホール

http://ml.naxos.jp/album/8.559758

8559758

 

スラットキンとデトロイト響にとってはいわばお国モノということになるのですが、コープランドの作品の中でも演奏頻度の多い『ロデオ』やエル・サロン・メヒコといった有名なものだけでなく、7曲から成る1幕のバレエ『ダンス・パネルズ』という珍しいものも収録されているのがミソだと思います。

『ロデオ』でのっけからブラスセクションの輝かしいアメリカンな響きが聴こえてきて、リズム感などもツボに入った見事な好演です。そして次の『ダンス・パネルズ』は『ロデオ』ほど抑揚があるわけではなく、ともすれば退屈な音楽になりかねない雰囲気のする曲でしたけど、スラットキンは抒情性と華麗さとで巧くメリハリをつけて聴きやすいよう処理していると思います。他の2曲もラテンの薫り漂うパーカッションと管セクションにメロウな弦セクションの美しさがブレンドされた良質な演奏になっていると思います。

このコンビによるコープランドの作品集がこの1枚単発になるのか、ある程度まとまったプロジェクトとなるのか、今の私にはわかりません。ただ、希望としては他の交響曲や管弦楽曲もぜひ録音してほしい期待はありますね。