フォーレ:ピアノを伴う室内楽作品集 1 /エリック・ル・サージュ(ピアノ)、フランソワ・サルク(チェロ)

え〜と、本来なら以前Alphaレーベルから出ているフォーレのピアノ五重奏曲集のディスクを採り上げた時に気付くべきだったんでしょうけど、よく見るとジャネットに“3”のナンバリングが付されています。ということは、“1”と“2”があってもおかしくなくて、探したらちゃんとありました。でも“1”はNMLにあるのに、よりによって樫本大進さんが参加されている“2”の方はNMLにないという・・・まったくもって歯がゆいですね(苦笑)。まぁせっかくラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演するフランス人チェリストのフランソワ・サルク[http://www.salque.com/]が参加しているのですから、こちらも軽く触れてみたいと思います。

フランソワ・サルクの公演スケジュール
 http://www.lfj.jp/lfj_2013/performance/artist/detail/art_71.html

 

フォーレ:ピアノを伴う室内楽作品集 1 /エリック・ル・サージュ(ピアノ)、フランソワ・サルク(チェロ)【Alpha】

ガブリエル・フォーレ
・ロマンス イ長調 Op.69
・チェロソナタ第1番 ニ短調 Op.109
・エレジー ハ短調 Op.24
・チェロソナタ第2番 ト短調 Op.117
・セレナード ロ短調 Op.98
・蝶々 イ長調 Op.77
・子守歌 ニ長調 Op.16[※チェロとピアノ編]
・ピアノ三重奏曲 ニ短調 Op.120[※クラリネット、チェロとピアノ編]

ピアノ:エリック・ル・サージュ
チェロ:フランソワ・サルク
クラリネット:ポール・メイエ

録音時期:2011年3月
録音場所:グルノーブル文化会館

http://ml.naxos.jp/album/ALPHA600

Alpha600

 

2曲のチェロ・ソナタと最後のトリオでの曲の間に小品を織り交ぜたような選曲になっていますけど、サルクのチェロは小品においてはそれぞれの美しいメロディーを品良く奏で、2つのソナタと三重奏曲では繊細な響きとニュアンス付け、そして調和のとれた構成感を聴き手に見せてくれているように思います。ル・サージュのピアノもサルクのチェロに合わせた音色とフォローに徹するような丁寧な演奏で、とても好感が持てます。

最後の三重奏曲はヴァイオリンの代わりにクラリネットが入ってますけど(クラリネット版が初期構想だとしている記述もどこかで見かけましたが・・・マニアではないので詳しいことはパス・苦笑)、音域が比較的近いせいもあるのかクラリネットの音色がチェロと上手く溶けこみあって、なんとも言えない独特の心地良い美しい響きを醸し出しています。

 


 

さて、上記でも書きましたが、リリースはされてるのにNMLに登録されてないという第2集が下のCDですけど、フォーレの2曲のピアノ四重奏曲にヴァイオリンとして樫本さんが参加されてます。他のフランス人3名の演奏家とどういうハーモニーを奏でているのか、興味のある方は聴いてみてください。

 

フォーレ:ピアノを伴う室内楽作品集 2 /エリック・ル・サージュ(ピアノ)、樫本大進(ヴァイオリン)、他【Alpha】

ガブリエル・フォーレ
・ピアノ四重奏曲第1番 ハ短調 Op.15
・ピアノ四重奏曲第2番 ト短調 Op.45

ピアノ:エリック・ル・サージュ
ヴィオラ:リーズ・ベルトー
チェロ:フランソワ・サルク
ヴァイオリン:樫本大進

Alpha601