ヴェンゲーロフとロストロポーヴィチとLSO、モルトコヴィチとヤルヴィとRSNO、それぞれのショスタコーヴィチ

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明日の京響定期の予習用ディスク、その2。7月からNMLにワーナーミュージック系列のレーベルが参加していますけど、おかげでこうしてヴェンゲーロフによるショスタコーヴィチの2つのヴァイオリン・コンチェルトの録音を聴くことができるのですから、ホンマにありがたいことです。

そして、ショスタコーヴィチの2つのヴァイオリン・コンチェルトを収録したディスクは他にもNMLにありますが、その中には2曲とも初演でソリストを務めたオイストラフの弟子であるリディア・モルトコヴィチによる優れた演奏もあります。ヴェンゲーロフの録音はグラモフォン誌で年間最優秀賞を受賞した演奏ですが、モルトコヴィチの録音も3年前に限定リリースされたChandos創立30周年記念BOXに収録されるほどのものです。

せっかくなので、両方載せることにしました(・・・というか、どちらかを選べるほど聴きこんでないのが実際のところ・苦笑)。


 

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番
 /マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)、ロストロポーヴィチ&ロンドン響
【Teldec】

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
・ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99
・ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129

ヴァイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ
指揮:ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ
管弦楽:ロンドン交響楽団

359

http://ml.naxos.jp/album/809274674265

 


 

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番&第2番
 /リディア・モルトコヴィチ(ヴァイオリン)、ヤルヴィ&ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管
【Chandos】

ドミートリイ・ショスタコーヴィチ
・ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 Op.99
・ヴァイオリン協奏曲第2番嬰ハ短調 Op.129

ヴァイオリン:リディア・モルトコヴィチ
指揮:ネーメ・ヤルヴィ
管弦楽:ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団

Chan8820

http://ml.naxos.jp/album/CHAN8820

 


 

・・・そうですね、大雑把な言い方をするなら、ヴェンゲーロフが20代前半に録音したものはやはり年齢的なものか才気と技巧を前面に押し出した印象がしますし、一方のモルドコヴィチのはヤルヴィとスコティッシュ・ナショナル管との共同作業でショスタコーヴィチの世界を作り出しているといった趣きのように思いました。ヴェンゲーロフにはできたら再録してほしいところですが、2000年代後半に右肩の故障で一度は活動を休止していた彼がどこまで復帰できているのか・・・?