アルベニス:『イベリア』全曲/エステバン・サンチェス(ピアノ)

今日付で1968年にバルセロナで創立されたENSAYOレーベルがNMLのラインナップに加わることになったそうです。今はあるのかどうかもわかりませんが、かつてはスペインの演奏家によるスペインの音楽を中心にレパートリーを展開していたそうです。

で、この名前を見て思い出したのが、会員制クラシックCD通販ショップのアリアCD[http://www.aria-cd.com/]のサイト内にあったアルベニスの特集ページ。
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/comalbeniz
ここで真っ先に挙げられていたのが、ENSAYOレーベルによるエステバン・サンチェスのアルベニスのピアノ作品集の録音。コルトーをして「20世紀の音楽的天才の一人」と言わしめ、バレンボイムからも激賞されたというピアニストが如何ほどのものか、さっそく聴いてみました。

 

アルベニス:『イベリア』全曲/エステバン・サンチェス(ピアノ)【ENSAYO】

イサーク・アルベニス
・組曲『イベリア』〜12の新しい印象
 第1巻
  1.エヴォカシオン
  2.港
  3.セビーリャの聖体祭
 第2巻
  1.ロンデーニャ
  2.アルメリア
  3.トリアーナ
 第3巻
  1.エル・アルバイシン
  2.エル・ポーロ
  3.ラヴァピエス
 第4巻
  1.マラガ
  2.ヘレス
  3.エリターニャ

ピアノ:エステバン・サンチェス

録音時期:1968-1969年
録音場所:バルセロナ、ポブレノウ、カシノ・デ・ラリアンサ

http://ml.naxos.jp/album/ENY-CD-9712

Enycd9712

※現在ではENSAYOレーベルのディスクはほとんど廃盤か入手困難のようですが、サンチェスによるアルベニスのピアノ作品集はBRILLIANTレーベルから3枚組の廉価盤としてリリースされてますので、容易に購入出来るだけでなく値段も安いので、こちらの方がオススメです(下の画像をクリックするとAmazonの商品ページにリンクします)。
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さすがはアリアCDの担当の方が一番に推薦しているだけのことはあります。なんとも素晴らしい演奏です。しいて例えるなら、サンソン・フランソワの弾くラヴェルのような、というところでしょうか。変幻自在のようでいて、それがとてもナチュラルな音楽を形作っているような、心地好くすんなりと耳に入ってくる、そんな印象です。

天才は天才を知る、という一例なのでしょうか。コルトーやバレンボイムほどの才をして高評価されるだけのことはありました。アルベニスのピアノ作品を聴いてみようという方にはとてもオススメです。もちろん私も1000円代で買えるBRILLIANT盤をポチりました(笑)。