東響の次期音楽監督にジョナサン・ノット、NMLで聴いてみる〜バンベルク響とのシューベルト交響曲全集

東京交響楽団の次期音楽監督にジョナサン・ノットが就任する件、先月既に発表されてたそうですが、東京の音楽事情までいちいちチェックしない私は昨日のこのネットのニュースで初めて知りました(つーかこの記事自体が間違って1ヶ月遅れで載せてない?・苦笑)。

 

東京交響楽団 新音楽監督ジョナサン・ノット氏が会見
【MSN産経ニュース 2012年11月11日】

 東京交響楽団は、次期音楽監督に英国人でドイツ・バンベルク交響楽団首席指揮者のジョナサン・ノット氏(49)が就任すると発表した。

 任期は平成26年から3年間。ノット氏は会見で「10年ほど前に初来日して以来、日本の豊かな音楽文化に魅了され続けている」と述べた。

 ノット氏はケンブリッジ大で音楽を専攻。ドイツのフランクフルトとヴィースバーデン州立歌劇場で指揮者としてのキャリアをスタートさせた。ルツェルン交響楽団首席指揮者、アンサンブル・アンテルコンタンポラン首席指揮者を歴任している。

 ノット氏は1シーズンに4回来日して、計8週間東京交響楽団を指揮する。

 会見では「日本で音楽の旅に出ることを決意した。いい旅は必ず冒険を伴う。いい音楽をつくるのにも冒険は不可欠だ。指揮者の役割は正確なリズムを刻んだり、全体の音程を合わせることだけではない。最も重要なのは冒険すること、リスクをとることだ。リスクをとってこそ新しい発見が得られる」と決意を述べた。

 同交響楽団の大野順二楽団長は「次期音楽監督を探していたが、昨年10月に共演したとき、この人しかいないと確信した。繊細でしなやかな音色を見事に引き出した。楽員たちや、観客のみなさんの反応を見ても明らかだった。演奏会終了後も、演奏を絶賛する電話や電子メールがたくさん届いた」とノット氏を選んだ理由を話した。(櫛田寿宏)

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〔※写真:「音楽文化が豊かな日本で指揮できるのは光栄」と話すジョナサン・ノット氏(大西史朗撮影)〕

 

ちなみに、東響のリリースはこちら↓
東京交響楽団 次期音楽監督にジョナサン・ノットが就任
 http://tso.jp/nott/

1963年生まれのイギリス人指揮者ジョナサン・ノットは2000年からバンベルク交響楽団[http://www.bamberger-symphoniker.de/]の首席指揮者を務めており、同オケを率いて来日もはたしている他、スイスのTUDOR[http://www.tudor.ch/]レーベルに多数の録音を残しています。幸いにしてNMLの登録されているレーベルなので、早速拾ってみました。

まずは既に完成されているシューベルトの交響曲全集から。ざっくり一通り聴いた印象では、このオケ特有の響きを活かしてメリハリのきいたロマンとダイナミズムに溢れる感じかな、いうところ。「未完成」の第1楽章で遅めのテンポをとっているところや「ザ・グレート」でのスケール感なども印象深かったです。

 


 

シューベルト:交響曲集 1 /ノット&バンベルク響【TUDOR】 [Hybrid SACD]

フランツ・シューベルト
・交響曲第1番ニ長調 D.82
・交響曲第3番ニ長調 D.200
・交響曲第7番ロ短調 D.759 「未完成」(※第3楽章冒頭断片付き)

指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:バンベルク交響楽団

http://ml.naxos.jp/album/TUDOR7141

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シューベルト:交響曲集 2 /ノット&バンベルク響【TUDOR】 [Hybrid SACD]

フランツ・シューベルト
・交響曲第2番変ロ長調 D.125
・交響曲第4番ハ短調 D.417 「悲劇的」

指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:バンベルク交響楽団

http://ml.naxos.jp/album/TUDOR7142

Tudor7142

 

シューベルト:交響曲集 3 /ノット&バンベルク響【TUDOR】 [Hybrid SACD]

フランツ・シューベルト
・交響曲第5番変ロ長調 D.485
・交響曲第6番ハ長調 D.589

指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:バンベルク交響楽団

http://ml.naxos.jp/album/TUDOR7143

Tudor7143

 

シューベルト:交響曲集 4 /ノット&バンベルク響【TUDOR】 [Hybrid SACD]

フランツ・シューベルト
・交響曲第8番ハ長調 D.944 「ザ・グレート」

指揮:ジョナサン・ノット
管弦楽:バンベルク交響楽団

http://ml.naxos.jp/album/TUDOR7144

Tudor7144

 


 

ちなみに、シューベルトの交響曲全集とシューベルトにからむ現代音楽の録音をセットにしたBOXも別途リリースされています。

↓↓(下記はタワーレコードの商品ページにリンクしてます)
『バンベルク・シューベルト・プロジェクト ~交響曲全集+エピローグ&ディアローグ』

【曲目】
CD1(SACDハイブリッド)
交響曲 第1番、第3番、第7(8)番「未完成」(第3楽章冒頭断片も収録)

CD2(SACDハイブリッド)
交響曲 第2番、第4番「悲劇的」

CD3(SACDハイブリッド)
交響曲 第5番、第6番

CD4(SACDハイブリッド)
交響曲 第8(9)番「グレイト」

CD5(通常CD) 「シューベルト・エピローグ」
1. ベリオ:レンダリング〈翻訳〉(1990)
2. ライマン:シューベルトのメヌエットによるメタモルフォーゼン
3. ヘンツェ:「大気の息子」より 管弦楽のための幻想曲「魔王」
4. ツェンダー:シューベルトの合唱曲1~4
 (挽歌 D.836、詩篇23番 D.706~神は私の牧者である、ゴンドラの舟人 D.809、晴れた夜 D.892)
5. シュヴェルツィク:ロザムンデへのエピローグ

CD6(通常CD) 「シューベルト・ディアローグ」
1. イェルク・ヴィトマン(1973-):管弦楽のための歌(2003)
2. W.リーム:「現象」~シューベルトについてのスケッチ、9つの弦楽器とピアノのための(1978)
3. ブルーノ・マントヴァーニ(1974-):「表情豊かに」~クラリネットと管弦楽のため(2003)
4. D.シュネーベル(1930-):シューベルト・ファンタジア(1978/1989)

【演奏】
ジョナサン・ノット(指揮)、バンベルク交響楽団
【録音】
2002年-2006年

↓↓(下記画像はタワーレコードの商品ページにリンクしてます)
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