八坂神社」タグアーカイブ

7月、文月、今年も京都の街に祇園祭がやってきた!!!!!!!

カレンダーも暦が替わって7月に入り、京都ではいよいよ本格的に祇園祭[http://www.gionmatsuri.or.jp/]の時期が到来となりました。今年のくじ取り式の結果は下記のとおりになったそうです。

◆前祭の巡行:7月17日(月曜・祝日)

1.長刀鉾
2.占出山
3.孟宗山
4.霰天神山
5.函谷鉾
6.伯牙山
7.四条傘鉾
8.芦刈山[http://www.ashikariyama.jp/]
9.月鉾[http://www.tsukihoko.or.jp/]
10.山伏山
11.油天神山
12.太子山
13.鶏鉾
14.木賊山
15.綾傘鉾[http://www.ayakasahoko.com/]
16.蟷螂山
17.菊水鉾
18.白楽天山[http://www.hakurakutenyama.jp/]
19.郭巨山[http://www.kakkyo-yama.org/]
20.保昌山
21.放下鉾
22.岩戸山[http://www.iwatoyama.jp/]
23.船鉾

◆後祭の巡行:7月24日

1.橋弁慶山[http://www.hashibenkei-yama.com/]
2.北観音山[http://www.rokkaku.sakura.ne.jp/]
3.鯉山[http://www.koiyama.com/]
4.役行者山[http://ennogyojayama.main.jp/]
5.八幡山[http://www.hachimansan.com/]
6.南観音山
7.鈴鹿山
8.浄妙山
9.黒主山[http://www.kuronushiyama.or.jp/]
10.大船鉾[http://www.ofunehoko.jp/]

見ているだけの側は気楽でいいですけど(笑)、せめて関係者の方々が無事に儀式を執り行えるよう祈願させていただきます。それと、お稚児さんに選ばれた林賢人クン、チョー頑張れ!www
(※ちなみに、柳馬場通御池下ルの京都朝日ビルにオフィスを構える川崎機械工業の林誠一郎社長のご子息だそうです)

 

祇園祭・長刀鉾稚児に林君 しめ縄切りに意欲【京都新聞 2017年6月1日】

 祇園祭前祭(さきまつり)の山鉾巡行(7月17日)で先頭を進む長刀鉾に乗る稚児と補佐役の2人の禿(かむろ)が決まり、1日、長刀鉾保存会(京都市下京区)が発表した。

 今年の稚児は、中京区の御所南小4年林賢人君(9)=航空機部品製造会社社長林誠一郎さん(45)の長男。林君は「稚児に決まって大変うれしいです。しめ縄切りを頑張りたい」と元気よく話した。

 禿は同小4年桐原真優君(9)=会社員桐原則勝さん(44)の長男=と、同小4年小嶋啓太君(9)=京都府立医科大助教小嶋健太郎さん(41)の長男。桐原君は「稚児の林君を支えたい」、小嶋君は「禿に決まってうれしい」と抱負や感想を述べた。

 3人は小学校入学時からの友達で、学校図書館で一緒に本を読むなど、仲が良いという。

 稚児や禿は「お千度の儀」(7月1日)や「社参の儀」(同13日)などを経て巡行に臨む。

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〔※写真:長刀鉾の稚児に決まった林賢人君(中央)と禿の桐原真優君(右)、小嶋啓太君=1日午後3時20分、京都市下京区・長刀鉾保存会〕

 

稚児きりり、祭りの無事祈る 京都・祇園祭幕開け【京都新聞 2017年7月1日】

 日本三大祭りの一つ、祇園祭が1日、幕開けした。京都市東山区の八坂神社では、前祭(さきまつり)巡行(17日)で先頭を行く長刀鉾の稚児が、「お千度の儀」に臨み、祭りの無事を祈願した。

 午前9時45分、稚児の林賢人君(9)=御所南小4年=が、補佐役を務める禿(かむろ)の桐原真優君(9)=同=、小嶋啓太君(9)=同=とともに、今春修理が終わった南楼門をくぐった。おしろいに口紅をさした林君は、稚児を務めることを神前に報告。さらに朱色の傘を差し向けられながら本殿を時計回りに3周し、拝礼した。

 また、各山鉾町では「吉符入り」の神事が行われた。夜には、祇園囃子(ばやし)を練習する「二階囃子」も聞こえるようになり、祭りの風情を盛り上げる。

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〔※写真:祇園祭の無事を祈願し、境内を歩く長刀鉾の稚児と禿(1日午前10時35分、京都市東山区・八坂神社)〕

 

山一番、前祭は占出山 祇園祭・山鉾巡行のくじ取り式【京都新聞 2017年7月2日】

 祇園祭の山鉾巡行の順番を決める「くじ取り式」が2日、京都市中京区の市役所市議会議場で行われた。前祭(さきまつり)(17日)の巡行で、常に先頭を進む長刀鉾に続く「山一番」は、3年ぶりに占出(うらで)山が引き当てた。

 午前10時に始まり、33基の山鉾のうち、前祭18基、後祭(あとまつり)6基の山鉾町の代表者が、羽織はかま姿で登壇してくじを取った。「山一番」を取った占出山町内会長の旅行会社経営中口泰幸さん(68)は「プレッシャーでしたが、町内を代表してくじを取ることは人生の思い出です」と喜んだ。後祭(24日)では、「くじ取らず」の橋弁慶山と北観音山に続くのは、10年ぶりに鯉山だった。最後に残ったくじが後祭の山一番だった鯉山保存会理事の繊維会社経営畑良和さん(57)は「胸を張って町内に帰ることができます」と話した。

 くじ取り式は、巡行の先陣争いによる混乱を避けるために1500(明応9)年に始まった伝統行事。長刀鉾や函谷(かんこ)鉾、橋弁慶山など計9基は先例で順番が決まっている「くじ取らず」と呼ばれ、くじを取らない。

 今年の巡行順は次の通り。

 【前祭の巡行】=17日

 (1)長刀鉾(2)占出(うらで)山(3)孟宗山(4)霰(あられ)天神山(5)函谷(かんこ)鉾(6)伯牙山(7)四条傘鉾(8)芦刈山(9)月鉾(10)山伏山(11)油天神山(12)太子山(13)鶏鉾(14)木賊(とくさ)山(15)綾傘鉾(16)蟷螂(とうろう)山(17)菊水鉾(18)白楽天山(19)郭巨(かっきょ)山(20)保昌(ほうしょう)山(21)放下(ほうか)鉾(22)岩戸山(23)船鉾

 【後祭の巡行】=24日

 (1)橋弁慶山(2)北観音山(3)鯉山(4)役行者(えんのぎょうじゃ)山(5)八幡山(6)南観音山(7)鈴鹿山(8)浄妙山(9)黒主山(10)大船鉾

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〔※写真:今年の山鉾巡行の順番を決めるくじ取り式(2日午前10時14分、京都市中京区・京都市議会議場)〕

初能奉納・観世流能『翁』@八坂神社

毎年1月3日に執り行われる八坂神社[http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/]の『翁』の初能奉納は観世流と金剛流とで隔年ごとに催されますが、今年は観世流の番(千歳之舞をシテ方の演者で観たいという私の好み)なので、初詣には行かなくとも『翁』は観てきました。

今冬が暖冬というのは、こういう時には助かりますね。早朝の気温が2〜3℃高いだけでも随分と寒さが和らぎますし。

本日の演者は以下の通りでした。曽和さんは昨春に“鼓堂”と改名されたのですね。2年ぶりに拝見しましたけど貫禄が増したようで。

 


 

観世流『翁』

翁:片山九郎右衛門
三番三:山下守之
千歳:梅田嘉宏
面箱:島田洋海
笛:杉 市和
小鼓頭取:曽和鼓堂
 〃 胴脇:成田達志
 〃 手先:古田知英
大鼓:石井保彦
後見:味方 玄、橋本忠樹
狂言後見:茂山正邦、松本 薫
地謡:青木道喜、分林道治、田茂井廣道、深野貴彦、武田大志

 


 

まずは役者の登場から。〔※以下、画像をクリックすると拡大写真で見れます〕
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千歳之舞
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翁之舞↓安定感あるのは流石ですね
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山下守之さんの三番三、揉之段↓
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てっきり茂山千五郎家の血縁の誰かが務めると思ってましたので、現ご当主のお弟子さんとはいえ山下守之さんの起用には驚きましたが、当の本人もはじめはガチガチに緊張されてたようで、表情もどことなく硬かったし大声出してるはずの掛け声が遠くに届いてない(いわゆる腹の底から出てないみたいな)感じ。気合が少し空回りしてるような。でも舞の方は動きにもキレがそこそこあって悪くなく、一昨年の誰かさん(苦笑)よりは良かったと思います。

揉之段を無難に終えられて一息つけたのか、祝言の呪歌と鈴之舞では硬さもとれてスムーズに。
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八坂神社・能舞台%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.003390,135.778553+(%E5%85%AB%E5%9D%82%E7%A5%9E%E7%A4%BE%E3%83%BB%E8%83%BD%E8%88%9E%E5%8F%B0)&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%35.003390%%135.778553%%16

初能奉納・観世流能『翁』@八坂神社

あけましておめでとうございます。
本年も拙サイトを宜しくお願いいたします。

今日は毎年この1月3日に執り行われる八坂神社[http://web.kyoto-inet.or.jp/org/yasaka/]の『翁』に行ってきました。観世流と金剛流とで隔年ごとの初能奉納ですが、今年は観世流の番。翁はというと・・・

十世片山九郎右衛門キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

片山清司さん・・・もとい十世九郎右衛門さんの翁はまだ拝見したことがなくて、ぜひ観たいと思っていたので、今年はツイてました。お金あれば12日の京都観世会例会でも片山九郎右衛門さんの『翁』があるので行くところなんですが、コミケと重なるこの時期は懐具合が厳しくなるので迷ってたんですが、今回は財政的にも助かりました(苦笑)。

本日の演者は以下の通りです。

 


 

観世流『翁』

翁:片山九郎右衛門
三番三:茂山逸平
千歳:武田大志
面箱:井口竜也
笛:杉 伸太朗
小鼓頭取:曽和尚靖
 〃 胴脇:成田達志
 〃 手先:古田知英
大鼓:石井保彦
後見:青木道喜、青木忠樹
狂言後見:丸石やすし、網谷正美
地謡:梅田邦久、橋本礒道、橋本光史、田茂井廣道、深野貴彦

 


 

まずは役者の登場から。〔※以下、画像をクリックすると拡大写真で見れます〕
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「とうとうたらりたらりら。たらりあがりいららりどう。」
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千歳之舞
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今回の千歳の武田大志さんは見ての通りのキリッとした面構えで舞もわりとしっかりしたように見えましたが、欲を言えば翁の露払役としてもう少しキレのあるところを感じさせてくれるとよかったかな、と思いました。

 

翁之舞↓お父様譲りの端正な優雅さの片鱗を見せつつも歳相応の壮健な謡と舞は期待通りでした。さすがやわぁ〜。
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茂山逸平さんの三番三。充電が足りなかったのかコンデジのバッテリーが切れかかっていて鈴之舞まで撮れなかったのが残念でしたが、観賞の印象としては危惧していたとおり(苦笑)。たまたま本調子じゃなかったのかもしれませんが、声に張りがないし舞も体が重そうな感じ。
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彼は昨年も千歳を務めていたのを観ましたが、こうして2年続けて『翁』に出演されたのを拝見した印象では、20代までの稽古の質と量が30過ぎてから正直に出てしまうもんだな、と。狂言方は単体でのお笑いエンターテイナー「狂言」の役者であると同時に「能」の舞台役者の一端を担っているわけで、その点ではベースというか基本になるものはシテ方やワキ方と重なる部分も多いと思うんです。そうした能の役者の基本というか舞での立ち姿や足捌きとか謡での発声とかの型がしっかり身についているかどうかは三番三や間狂言だけでなく単体のお笑い「狂言」にも影響してくると思うんですね。先年亡くなられた千作さんと千之丞さんのご兄弟は戦後に多方面なジャンルで活躍されて一時は能楽協会から退会勧告を受けるほどでしたけど、映画や演劇・ドラマに出演するなど能・狂言以外でご活躍されながらも、それらの経験を上手くフィードバックしつつ歳を重ねる毎に狂言の芸風に磨きをかけていったのには、やはり自らが寄って立つ古典芸能のベースを疎かにしなかったというか若い頃に能・狂言の基本についてしっかりと稽古を重ねて精進されていたからこそだったのではないでしょうか。

それを思うと、兄貴含めてこっちの兄弟は先がかなり危ういというか・・・もっとも千五郎家全体としては腰椎椎間板ヘルニアの手術をされて復帰したばかりの茂さんの状態が気がかりな他は跡取り=正邦さんがしっかりしてるんで、千五郎家のこちらの2人と善竹隆司・隆平兄弟とで関西の中堅・若手世代を引っ張ってくれればいいかなと思ってます。そういえば善竹家の2人は最近なかなか見れてないなぁ・・・どれだけ貫禄が増したかぜひ観てみたいものですが。

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