上鳥羽六斎念仏@鳥羽地蔵:浄禅寺(2013年8月22日)

今日と明日8月23日は京都で六地蔵めぐりという伝統行事が行われます。できることなら6ヶ所全部巡拝に回って“お幡”を買い求めたいところなのですが、夏コミ新刊で好きなサークルさんのを買ってたら財布にそんな余裕もなく(苦笑)、せめてどこか1ヶ所でも六斎念仏を見に行こうと思って今回行ってきたのが上鳥羽。ここの六斎念仏は京都でも3団体しか残っていないという念仏六斎系のうちの1つです。初めて見学にいったのがもう10年近く前だったかなぁ・・・自転車で苦労しながら往復したのと初めて見た念仏六斎が芸能六斎とは随分と趣きが異なってて印象深かったのを覚えてます。

尚、六斎念仏については下記にて豊富な情報量で詳細にわかりやすく解説されてますので、ぜひご覧ください。
「京都の六斎念仏」千本六斎会のサイト http://rokusai.jpn.org/

さて、上鳥羽まで行くのは今回が2度目。さすがに猛暑の中を自転車で行く体力はありませんのでバスで行きました。浄禅寺に行くには四条大宮から市バス18番系統に乗って「地蔵前」というバス停で降りて目の前なのですが、ここは門前の道路が一方通行なので下りと上りでバス停の位置が異なるのに要注意です(たまたま私と同じバスに乗ってた人が運転手さんに質問していたのを見ていたので気付けましたが、そうでなければ帰りは迷子になってたかも?w)。

ちなみに、今回はそれなりに撮影できた(笑)ので、クリックすると拡大画像が見れます。

浄禅寺の前↓(帰りしなに撮ったのでまだ賑わいが残っています)
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20時から始まるのですが、その前に係の方がパンフを配布してました。
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前に行った時にはこういったのをもらった記憶がないので、作成もここ数年のことかと思います。
表と裏はこんな感じ↓
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門をくぐってすぐ左に御朱印を受付けたりお幡を扱ってたりする場所が↓
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地蔵堂↓30分も早く着いたので、まだそれほど混んでません。
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・・・お幡は買わなかったけど、お線香をお供えするくらいは一応やりました(苦笑)。

地蔵堂に左脇にはこうしたのもあります↓
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時間が来たので奉納の始まり。前に来た時は赤敷の段のようなものはなく、もっと地味で簡素な雰囲気だったように記憶しています。18軒の講中の方々だけでは念仏六斎を継承していくだけでも手一杯でしょうから、見学者用に資料のパンフを準備したりとかの余裕すらもないでしょうし、文化財保護関係で予算出たとかあったのかしら?(ちなみに京都の六斎念仏は国の重要無形文化財に指定されてます) まぁともあれ納めた税金がこうした日本の伝統芸能の保護に使われるのは大歓迎です。
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(つーかこれこそが「保守」の在り方であって自公維新や神社神道とか右翼・ネトウヨとかの連中はこの辺の根本で穿き違えてるんだよね・・・っと、閑話休題)

曲目・・・という言い方でいいのかな?そうしたのがいくつかあるようなのですが、基本的にはどれもリーダーの方が小さな鐘を鳴らしながら念仏を唱和して“南無阿弥陀仏”と唱えて締め、という感じです。中には太鼓や鉦を使ったのがありましたが、あれが『焼香太鼓』かな?よくわかりません。私は浄土宗の信者ではないし経典とかの仏教関連の知識とか全く疎いので、唱和で何を言葉にされてるのか全然わかりませんです。なんとか理解できたのは、最後の方でこの場にいる人たちや地域の方々の無病息災を祈願しているのくらい(苦笑)。それでもこうした十世紀近くの長きにまでわたるか否かという伝統行事が存在して、それを私のような貧乏人間でも認知し且つ生で見ることができるのは、文化や宗教の違い云々を超越した凄いことだと思います。日本でこの手のものはたいてい織豊・徳川政権発足期やら明治維新やら第二次大戦やらを契機に途絶えてしまってるでしょうし。悪貨の如きものが駆逐される分にはいいのですが、逆は悲しいですよね。というわけで、内容はよく理解できないまでも全部で30分ほどの儀式を有難く拝見させていただきました。
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この後に実は子どもたちのグループによる『四ツ太鼓』の奉納があるのですが、これも以前来た時にはなかったものですね。近年始めたような話もしてたかな?上りのバスの時間が迫ってたので私は中座して帰りましたけど(それに『四ツ太鼓』って念仏六斎じゃなく芸能六斎っぽいものって感じで個人的にあまり気乗りしなかったし)。

ググったらツベに一昨年の奉納の映像がアップされてたのを見つけたので、参考までにどうぞ。

鳥羽地蔵:浄禅寺%%http://maps.google.co.jp/maps?q=34.958375,135.743528+(%E9%B3%A5%E7%BE%BD%E5%9C%B0%E8%94%B5%EF%BC%9A%E6%B5%84%E7%A6%85%E5%AF%BA)&hl=ja&ie=UTF8&z=14%%34.958375%%135.743528%%14

 


小山郷六斎念仏@上御霊神社(2013年8月18日)

京都に来てからこの時期には何度か見に行ったことのある小山郷六斎念仏ですが、その際はいつも六地蔵めぐりの時に上善寺で見ていたので、こうして上御霊神社の例大祭で奉納されるのを見るのは初めてです。たまには違う場所で見るのもいいかと思って来てみたわけですが、よくよく考えてみたら、この神社に来たのも初めてだったりしました。地下鉄鞍馬口駅で降りてから歩いて行ったのですが、私が入ったのは西の楼門から。
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1467年(文正2年)1月18日に畠山政長と畠山義就がこの神社の境内の森で戦闘をはじめたのが応仁の乱の皮切りとなったのですが、夜に出かけたこともあって、そうした史跡とかまでは見て回れませんでした。

尚、六斎念仏については下記にて豊富な情報量で詳細にわかりやすく解説されてますので、ぜひご覧ください。
「京都の六斎念仏」千本六斎会のサイト http://rokusai.jpn.org/

さて、境内の舞殿にて奉納された小山郷六斎念仏、はじめる前に保存会メンバーの方々が氏子さんからお祓いを受けていたのと『発願』が省略されたのは、お寺じゃなくて神社っぽいな〜思ったのですが、その後・・・いや、準備の時に舞殿の北東角に『獅子』で使う碁盤を3段重ねて置いて写真を上に飾ってあるのからして異例だと感じてたのですが、そこに皆で向き直って「黙祷」・・・え?黙祷??・・・終わってからリーダーの方が挨拶されて、『獅子』の演目で獅子を担当されてた2人のうちの御一方が今年に入って急逝されたことを告げられまして、私も本当に驚きました。小山郷六斎念仏の『獅子』は3段重ねの碁盤を使ったアクロバティックな演技を披露するのが最大の見所の1つだったのですが、それだけに運動能力に優れているだけでなく年齢も若かったように記憶してましたが・・・保存会の方々にとっても貴重な若手の後継者でしたでしょうに・・・お名前は存じませんが拙サイトでも改めまして・・・・・・

故人のご功績を偲び、謹んで哀悼の意を表します。

・・・・・・閑話休題。

以下、時系列順で。帰宅して見返してみるとピンボケしたのばかりで・・・う〜ん、マニュアルのモード選択ミスったかなぁ?ピント合わせたつもりが・・・ともあれ今回は失敗作ばかりの画像ですみません。ポップアップの拡大画像は無しにしていますのでご了承ください。

・打出し~鳥追いの曲
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・三社・しのぶうりの曲
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・四ツ太鼓
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リーダーさんだけ遺影のある向きに変えて演じられていたのには関係者ではない単なる一見学者の私でもグッとくるものがありました。

・万歳(まんざい)
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・祇園囃子
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・猿廻し
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・てまりうた
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・獅子
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獅子に頭をかじられると無病息災になる由縁から、希望する人に向かって獅子が頭を齧って回る儀式があるのですが、ちゃんと撮れてたのが1枚もなかったので掲載はパス。
・・・すみません m(_ _)m ・・・
舞台を一通り回ったところで眠る獅子に土蜘蛛の登場↓獅子が土蜘蛛を追い出して終わりです
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獅子は急造の組合せでコンビネーションに苦労している様子も少しありましたが、ともあれ無事に終えられてよかったです。

今夜の奉納が終わってからも、小山郷六斎念仏保存会では明後日8月20日に干菜山光福寺で、六地蔵めぐりの初日8月22日に上善寺で、それぞれ公開奉納がありますので、未見の方はぜひお出かけなさってください。

上御霊神社%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.036516,135.761590+(%E4%B8%8A%E5%BE%A1%E9%9C%8A%E7%A5%9E%E7%A4%BE)&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%35.036516%%135.761590%%16

 


六地蔵めぐりと上善寺の小山郷六斎念仏

今日と明日、京都では六地蔵めぐりいうのがあります。ポータルサイトの「e京都ねっと」には六地蔵めぐりについて

市内の6ヶ所のお地蔵さんを巡り、授与されたお幡(おはた)を入り口に吊るして家内安全、無病息災をお願いする、800年も続いている伝統行事です。
また、お地蔵さんのある所は、それぞれ昔の街道の入り口にあたります。1157(保元2)年、後白河天皇の勅命を受けた平清盛が街道の入り口に六地蔵を分置してから、庶民が六地蔵を巡拝するようになったといいます。

と説明が書かれてますし、もう少し詳しく知りたければ下記のように画像付きで詳細に書かれているサイトなどを検索してみることができるかと思います。

『わたしの青秀庵』~京の六地蔵巡り

・・・もっとも、市内6ヶ所といっても、今の京都市は広いですからねぇ・・・なにせ昔の街道口に設定されたものですから、現代の感覚でもそれぞれが遠いこと遠いこと(苦笑)。どこも狭い車道に面した場所にあるだけではなく常盤の源光寺のように駐車場がないお寺もありますので、マイカーで回ろうだなんて近所迷惑もいいところ(逆に仏罰が下っても知らないよってくらいでw)ですが、かといって他にどうやって行くかというとバス・地下鉄の一日乗車券をフルに使っ行くしかないかなぁいうところです(それでも意外に時間がかかります)。

私も自転車で最大5ヶ所までは回ったことがあるのですが、山科なんて・・・ぜってームリ!(爆)なので2日間で6ヶ所全部回るなんて京都に来てからでも1・2度あったかなぁ~という程度です。わりと近くに1ヶ所あるだけでもまだいいのかもしれませんが。

今年はというと今日の午後しか空いてなかったのと、雨さえ降らなければ六斎念仏は見ておきたかったというのがあって、夕方に寺町界隈で買い物をすませてから、小山郷六斎念仏を観るために鞍馬口の上善寺に行ってきました。

途中、烏丸今出川の目立つ所に立看板の案内があって、その時は文面をよく見ないで何事か思いましたが、相国寺の傍を通った所でわかりました。大蔵流狂言方の茂山忠三郎さん[http://www.chuzaburo.com/]のお通夜だったんですね・・・。新聞・TV見ない上にネットのニュースで訃報記事を細かくチェックするわけでもなく、恥ずかしいことにこの時まで忠三郎師がお亡くなりになられたことを存じ上げていませんでした。同じ京都の雰囲気を纏っていても千五郎家の御二方とはまた違った芸風で、堅実で味わい深い演技にはただ楽しませてもらっただけではなくて観る側の目をも養わせていただいたと思っていますので、とても残念でなりません。息子さんだってまだ20代でこれからいうところなのに・・・。

この場ではありますが、謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

 

さて、話を戻すとして、傘を持って行ってはいたものの幸いにして雨に降られることなく、着いたのは開始10分ほど前。境内に即席で作られた舞台は準備も整っていて、長椅子も人で結構埋まってました。たまたま耳に入ってきた他の観客の話でわかったのですが、同じ小山郷六斎念仏による18日の上御霊神社と一昨日の干菜寺の奉納は屋内でやってたそうで・・・行っときゃよかったかな?(苦笑)
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%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.038550,135.763092+()&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%35.038550%%135.763092%%16

六斎念仏に関しては千本六斎会さんで詳しく紹介されてますので、下記サイトをご覧ください。
千本六斎会 http://rokusai.jpn.org/

まずはご挨拶から(写りが悪いのは私が下手だからです・苦笑)
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こういった即席の舞台を拵えるところからして、先週の西方寺での六斎念仏とまるっきり異なりますが、あちらは“念仏六斎”、小山郷のは音楽と劇がメインの“芸能六斎”。保存会の方も解説で仰ってましたが、この時期は比較的農業(米作り)が暇だからか地域毎に祭りで競うようにして、当時流行った歌舞伎や浄瑠璃などから一部を真似て採り入れていった、という経緯があるそうです。

当日は歴史的背景と簡単な演目の解説の書かれた1枚もののパンフレットが配布されて私もいただいたのですが、2曲続けて演じられるものもありましたし、順番も一部入れ替わったりしてました(私が撮り損ねたり記憶の曖昧なところもあって全部は紹介できません・汗)が、以下時系列で画像を掲載します。

・打出し~鳥追いの曲
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・三社・しのぶうりの曲
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・四ツ太鼓
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入会したら最初に覚えてもらうのがこの「四ツ太鼓」だそうですが、例年でしたらここで桧舞台に立つはずの子どもたちが、今日は1人も出演してませんでした。何か事情があったのでしょうか?ちなみに、この四ツ太鼓、一見シンプルですが慣れた人になると徐々にスピードを上げて限界近くまでいくので、笛方との丁々発止がなかなかにスリリングだったりします。

・万歳(こう書いて‘まんざい’と読みますが掛け合いという点で現代の‘漫才’とほぼ同意)
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・てまりうた
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・40数年ぶりの再演という「猿廻し」・・・準備にも数年かけたそうです
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1人の猿廻しと2匹のお猿さんによるコメディめいた掛け合い(言うこと聞かないで違うことやったり目の前の観客にちょっかい出したり)なのですが、なんでも近松門左衛門の『曽根崎心中』に題材を採ったものだそうです。私は不勉強にも人形浄瑠璃を知らないので、どのシーンなのかはわかりませんが・・・。それと今年限定の演出なのでしょう、お猿さんにある方向を向いて手を合わせて拝ませるというシーンで、猿廻しの方が「東日本大震災の~」と言って聞かせていました。もちろん元の文言は違うものなのでしょうけど、猿に拝ませるシーンがあること自体に原型が宗教行為から来ている芸能らしいなと思いました。

・祇園囃子
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実はこの後に、それぞれ女性と坊主に扮した2人が舞台に出てきて面白可笑しく動き回るシーンがあるのですが、ちょうどこの時に雨粒が落ちはじめて、自転車に置きっ放しの傘を取りに行ってる間に、その面白いシーンが終わってしまったんですよね(涙)。まぁ大して降らないまますぐに止んでくれたのでよかったですが。

(・・・というか、今年に入った頃からどういうわけか、雨が降りそうな時に私が傘を持って外に出ると、大抵降らないままで終わるんですよね。屋内にいる時にジャージャー降ったりとか・・・100均で買った只のビニール傘なのに凄いジンクスだと我ながら感心します・・・って別に私が原因なわけないでしょうけど・笑)

・本日ラストにしてメインイベントw 小山郷六斎念仏でも一番の縁起物という“獅子”です。
まずは太鼓から↓
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いよいよ獅子の登場↓頭+前足と後足との2人1組なのですが、アクロバティックな動きの連続で運動神経の良さには毎度感心させられます。
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獅子に頭をかじられると無病息災になる(オマケ?で頭が賢くなる)というので、途中でこうして“獅子に頭をかじってもらおうタイム”があります。主に大人に抱っこされた子どもがやってもらうのですが、まだ2・3歳くらいの小さい子だとたいがい怖がって泣くんですよね(笑)。
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幼稚園児か小学生くらいだとさすがに知恵がつくので逆に面白がったりしてますが、舞台でいろんな準備してる間に獅子が隅で待機してる際、すぐ近くにいって一所懸命団扇で仰いであげてる子が何人もいて、見ていて微笑ましかったです。

そしてアクロバティックといえば、次はこんなことまで↓
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凄いでしょう!もちろん着地まで大成功で、拍手喝采でした。

さて、一通り動き回って獅子が休んでいるところに土蜘蛛の登場です↓
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そして寝てる獅子を起こしにかかります(襲う?ちょっかい出す?)↓
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怒った獅子と土蜘蛛とで喧嘩↓
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糸を吐いたりして奮戦するも土蜘蛛の方が負けるというのは能や壬生狂言の結末と似たりよったりです(土蜘蛛を負かすのが源頼光か獅子かで違うくらい?)。
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勝ってメデタシメデタシ↓
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ちなみに、土蜘蛛が吐いた糸は縁起物か何からしくて放っておくとお年寄りが殺到するので、「まだ危ないです、終わってからで間に合いますから」と必ずといっていいほど注意のアナウンスが入ります(苦笑)。

これで六斎念仏の奉納は無事終わりました。心配された雨も降らずに終わって本当によかったです。

私は到着が時間ギリギリでお参りは先にサクッとすませただけなので、もう1度改めて地蔵堂に↓
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六地蔵めぐりの初日にあたる22日に限っては、どこも夜間のお参りのために夜通しで門を開けてあります。帰りに常盤の源光寺にも寄ってきました。
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%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.019029,135.704791+()&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%35.019029%%135.704791%%16

“お幡(おはた)”↓束ねて護符として家の入り口に吊るしておくお札
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↑写真左の源光寺のだけが長方形、あとの5ヶ所のお寺のは右の上善寺のと同じ形(私が他の荷物と一緒に入れた際の不注意で端が少し折れてしまってますが)で色違いなだけです。1枚300円。残りは紺・緑・黄・白なので六地蔵全部揃うとなかなかカラフルです。今年は2枚だけ(・・・というか信心深さとは全く正反対に位置する人間なんで全部揃えたのって1度くらいしかないような・・・)ですが、それでも来年までドアのそばに吊るしておきます。


五山送り火と西方寺の六斎念仏

昨年は仕事で見れなかったので、送り火を見るのは2年ぶりになります。で、わざわざ松ヶ崎の方まで足を伸ばしたのは昨年見れなかった分を取り返そうとしたわけではなく、西賀茂にある西方寺というお寺で送り火の後に行われる六斎念仏も見たいと思ったからです。

西賀茂方面に行くなら賀茂川のどこかの橋で船形をじっくり眺めるのが一番楽なのですが、せっかく自転車でこの付近まで来たのだからと、北山通沿いにもっと東の松ヶ崎の“妙法”の見える辺りまで行ってみたのですが、大文字で点火の始まる20時まであと15分ほど、このエリアは土地勘がないので「妙」がどこで「法」がどこやらわからなくなってしまい(苦笑)、北山通の歩道から人が入っていく流れについていって、ちょうど住宅地の分かれ道にいらしたお巡りさんに尋ねたところ、“法”は自分がいる場所からはまだずっと東の方に行かないといけなかったのと、「“妙”を見るならこっちの道行った方が自分はお薦め」と仰ったのを信じて、少しばかり歩くと・・・あ~結構人いるわぁ・・・。確かにここはいいかも。

そんな経緯で見物場所に着いたのが19時55分頃。大文字は20時点火ですが、“妙法”の点火は20時10分。でもここって鳥居形のように合図の太鼓鳴らしたりしないんですかね?(合図らしき音が聞こえなかっただけなんでしょうけど)・・・手元にデジカメに目をやった隙に着火の瞬間を逃してしまったんですが・・・(苦笑)。それでも“妙法”は今まで遠目からしか見たことなかったし、近くで大きなのが見れたのでよかったです。

ただですねぇ・・・夜景モードで撮ったらすごいブレたのしか撮れなくて、仕方なくオートでやったらこんな写真しか撮れませんでした。肉眼だともっと明るく見えたんですけどね。
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さて、あまり長居するわけにもいかないし今度は東の“法”の方へ・・・でもそう遠くないはずなのに北山通が混雑してて先になかなか進めない(苦笑)。途中で横目にチラッと大文字が見えたのですが、チャリこいでてあまり脇目ふるわけにもいかず、少しだけ立ち止まって撮ってはみたものの・・・やっぱりロクに写ってないですね・・・。
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ですが、“法”はわりと近くで大きいのが見れました。
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この↑写真を撮ったのが20時20分頃。船形は20時15分点火なので少し飛ばせば余裕で着く・・・はずだったのですが、歩道は人と自転車、車道は車とバイクと自転車で混んでるもんだから、思うようには前に進めなくて、やっと賀茂川の北山大橋に辿り着けた思ったら・・・

・・・船形はほとんど消えかかってまして・・・ (´・ω・`)

向かう途中で小さめだけど明るいのは見れたんで、まだよかったっちゃぁよかったんですけど。今年は5つのうち3つは一応見れたし。

 

うん、でもまだあるんだった。

最後は21時スタートの西方寺の六斎念仏で今日は締め。紅葉で有名な神光院からさらに西の方なので、のんびりしてはおれんのです。御薗橋の1つ北の信号から西に曲がって・・・結構距離ありましたけど、なんとか間に合いました。
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%%http://maps.google.co.jp/maps?q=35.059186,135.740229+()&hl=ja&ie=UTF8&z=16%%35.059186%%135.740229%%16

京都の六斎念仏については千本六斎会のサイト[http://rokusai.jpn.org/]で詳しく紹介されてますので、こちらを手がかりにしてあとはググってもらうとありがたいのですが、早い話、六斎念仏は念仏六斎と芸能六斎の2種類に大きく分けられていて、念仏踊が主というか鉦を叩いて念仏を詠唱するだけなのが前者、もっとエンターテインメントの要素が強くなっていろいろ歌ったりパントマイム+音楽でちょっとした劇みたいなのをやったりするのが後者。もしかすると芸能六斎は歴史や事の起こりとかまるで無知な人が見たら壬生狂言とほとんど同じに見えてしまうかもしれません(面の有無とか衣装とか見た目にわかりやすい細かな違いだけでも色々とあるのですが)。

それで、芸能六斎は2ケタの地区で残ってたかな、まだ。私の住んでる嵯峨野にも保存会がありますし。それでも桂のように数年前から中断してる地区もあるようですが(こっちに越して来て年数が浅い時に1度行ったことがある)、念仏六斎はここ西方寺以外では上鳥羽と水尾と・・・あとは師走に六波羅蜜寺[http://www.rokuhara.or.jp/]だけ?とにかく京都でも少ないんです。まだ多少は華やかで人の目を引きやすい芸能六斎ですら桂のように現時点で中断してるケースがありますし、嵯峨野などでも昭和中期など度々長期間中断する所があるくらいですから、芸能六斎に比べて宗教性が色濃く人受けもよくなさそうな念仏六斎を維持していくのが大変なのは推して知るべしと言いますか・・・。こうして受け継いでいらっしゃる方々には本当に頭が下がるばかりです。

で、念仏六斎はどんなの?いうと、この写真のように境内の庭で黒の衣を着た方が4人で鉦を叩いて時折念仏を唱えます(重なってて見づらいですが手前の方の奥にあと3名いらっしゃいます)。私には「なーむあみだーぶつ」以外はさっぱり聞き取れませんでしたが・・・(苦笑)。
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そして中央に置かれた薪を囲むように白い衣装の方が数名いらして、鉦のリズムに合うように太鼓を叩きながら、たまにちょっと踊りっぽい動作を入れたりしてました。こんな感じでずっと最後まで・・・20分ほどだったでしょうか。
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上鳥羽の浄禅寺のも六地蔵巡りの時期に1度だけ見たことがあるのですが・・・何年前だっけ?・・・向こうは境内が狭いので念仏を詠唱する声が今回のよりは大きく聞こえたくらいの記憶しか残ってません。あとは・・・踊りらしきものが全くと言っていいほど無かったような・・・?でもやっぱり記憶があやふや。ただ、上鳥羽のもここのも鉦と太鼓と念仏というシンプルなものなので、いかにも宗教儀式っぽいいうか素朴だけど厳かな雰囲気が感じられて、念仏の言葉が全然聞き取れないのに(しかも仏教徒じゃないのに・苦笑)、写真を何枚か撮った後は大人しく心の中で手を合わせながら見物させていただきました。

見に来てた方は、本堂やその前の段で座ってた方が30人はいたでしょうか。あの方達は檀家さんかな?あと私のように立って見てた人が十数人ほど。あ~、そうそう、私より先に何故か門川京都市長がいらしてまして・・・意外だったのでビックリでした。公の場で見るのと同じ和装だったのと、すぐ側に付き従ってる男性の方もいたので公務の一環なんですよねぇ、たぶん・・・?京都の六斎念仏は(どこのも一括して)国の重要無形民俗文化財なので視察の名目はありますけど、こんな場所までまぁ・・・(苦笑)。

それから、小山郷六斎念仏保存会の役員の方がいらしてました。小山郷六斎念仏は毎年六地蔵巡りの8月22日の夜に鞍馬口の上善寺で奉納されてますが、その前に18日夜に上御霊神社で、20日夜に出町柳付近の干菜山光福寺でも奉納されるそうで、上善寺の時と同様に一般の人も気軽に見れるそうです。こちらは芸能六斎(保存会の方いわく「空也系」だったかな?)で、予備知識無しで初めてでも充分楽しく見れるので、まだ六斎念仏を見たことがないという人もぜひ機会を作っていただければと思います。子どもたちも大人に混じって頑張ってますし、後半ではアクロバティックな演目もありますから。

 

鎮魂の炎、被災地に祈り 点火前に黙とう、五山送り火
【京都新聞 2011年8月16日】

 お盆に迎えた先祖の精霊を送る京都の伝統行事「五山送り火」が16日夜、京都市内で行われた。今年は東日本大震災を受け、五つの山の関係者が午後8時に一斉に黙とうしてから点火した。市街地では大勢の市民や観光客が燃える炎を静かに見つめ、震災で犠牲となった人達の鎮魂を祈り、亡き家族や知人への思いをはせた。

 今年の送り火では、大津波で倒された岩手県陸前高田市のマツを「大文字」で燃やす計画が放射性物質への懸念から中止された。京都市は、陸前高田の別のマツを燃やす計画を五山に提案したが、マツから放射性物質が検出され使用を断念。二転三転の対応に全国から苦情や批判が殺到する事態となった。

 午後8時、送り火の関係者約1200人が山上で黙とう。如意ケ嶽(左京区)の「大文字」に点火され、1画が約80~約160メートルの「大」の字が浮かび上がった。続いて「妙」「法」、「船形」、「左大文字」、「鳥居形」の順に火がつけられ、夜空を彩った。

 今年は、震災の「復興と鎮魂」のため仙台七夕まつりで約2300枚の護摩木を募ったほか、騒動を受けて護摩木と割り木計約千本に京都市民からメッセージを受け付け、五山で燃やされた。

 鴨川沿いや嵯峨嵐山などには、昨年より約1万人多い約11万人(京都府警発表)が繰り出した。

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〔※多くの市民や観光客が見つめる中、燃えさかる大文字の送り火(16日午後8時5分、京都市上京区・鴨川の出町橋付近から東を望む)〕

20110816230523daimonnji1
〔※送り火に向かって手を合わせる大文字保存会の松原理事長(16日午後8時15分、左京区・如意ケ獄山上)〕