モンポウ・プレイズ・モンポウ 1 – 『ひそやかな音楽』(全曲)/フェデリコ・モンポウ(ピアノ)

今日付でNMLに登録されたENSAYOレーベルのラインナップを眺めていて、ふと気づいたのがモンポウの自作自演のディスク。BRILLIANTレーベルから4枚組のピアノ作品全集が出ていたのは知ってましたが、音源はENSAYOだったんですね。

 

モンポウ・プレイズ・モンポウ 1 – 『ひそやかな音楽』(全曲)/フェデリコ・モンポウ(ピアノ)【ENSAYO】

フェデリコ・モンポウ
『ひそやかな音楽』
・第1巻(全9曲)
・第2巻(全7曲)
・第3巻(全5曲)
・第4巻(全7曲)

ピアノ:フェデリコ・モンポウ

録音時期:1974年
録音場所:バルセロナ

http://ml.naxos.jp/album/ENY-CD-9716

Enycd9716

※こちらもENSAYO盤で入手するのは困難のようですし、BRILLIANTから格安で4枚組の自作自演集がリリースされていますので、買うならこちらの方がいいでしょう。
Amazon】 【タワーレコード
61w5sqzl

 

モンポウの場合は作品自体がヴィルトゥオーソからかけ離れた作風ということもあるのでしょうけど、録音当時81歳にしてはピアノソロで名前を売ってメシを食ってるプロと遜色ないレベルのしっかりしたタッチで、録音も良好です(日本語のWikiには「音質はそれほどよくない」って書かれてますけど、そこまでギャーギャー言うほどでもないと思います)。というか、これだけの技巧があるから自作自演集なんてのも出せるのでしょうけどwww

太田胃散でしたっけ?のCMとかでメロディーを耳にして、これからモンポウを聴いてみようという方には、BRILLIANT盤の自作自演集でまずチャチャッと聴いてみるのがいいかもしれません。

 



アルベニス:『イベリア』全曲/エステバン・サンチェス(ピアノ)

今日付で1968年にバルセロナで創立されたENSAYOレーベルがNMLのラインナップに加わることになったそうです。今はあるのかどうかもわかりませんが、かつてはスペインの演奏家によるスペインの音楽を中心にレパートリーを展開していたそうです。

で、この名前を見て思い出したのが、会員制クラシックCD通販ショップのアリアCD[http://www.aria-cd.com/]のサイト内にあったアルベニスの特集ページ。
http://www.aria-cd.com/arianew/shopping.php?pg=label/comalbeniz
ここで真っ先に挙げられていたのが、ENSAYOレーベルによるエステバン・サンチェスのアルベニスのピアノ作品集の録音。コルトーをして「20世紀の音楽的天才の一人」と言わしめ、バレンボイムからも激賞されたというピアニストが如何ほどのものか、さっそく聴いてみました。

 

アルベニス:『イベリア』全曲/エステバン・サンチェス(ピアノ)【ENSAYO】

イサーク・アルベニス
・組曲『イベリア』〜12の新しい印象
 第1巻
  1.エヴォカシオン
  2.港
  3.セビーリャの聖体祭
 第2巻
  1.ロンデーニャ
  2.アルメリア
  3.トリアーナ
 第3巻
  1.エル・アルバイシン
  2.エル・ポーロ
  3.ラヴァピエス
 第4巻
  1.マラガ
  2.ヘレス
  3.エリターニャ

ピアノ:エステバン・サンチェス

録音時期:1968-1969年
録音場所:バルセロナ、ポブレノウ、カシノ・デ・ラリアンサ

http://ml.naxos.jp/album/ENY-CD-9712

Enycd9712

※現在ではENSAYOレーベルのディスクはほとんど廃盤か入手困難のようですが、サンチェスによるアルベニスのピアノ作品集はBRILLIANTレーベルから3枚組の廉価盤としてリリースされてますので、容易に購入出来るだけでなく値段も安いので、こちらの方がオススメです(下の画像をクリックするとAmazonの商品ページにリンクします)。
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さすがはアリアCDの担当の方が一番に推薦しているだけのことはあります。なんとも素晴らしい演奏です。しいて例えるなら、サンソン・フランソワの弾くラヴェルのような、というところでしょうか。変幻自在のようでいて、それがとてもナチュラルな音楽を形作っているような、心地好くすんなりと耳に入ってくる、そんな印象です。

天才は天才を知る、という一例なのでしょうか。コルトーやバレンボイムほどの才をして高評価されるだけのことはありました。アルベニスのピアノ作品を聴いてみようという方にはとてもオススメです。もちろん私も1000円代で買えるBRILLIANT盤をポチりました(笑)。