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バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ、他/マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)

NMLの「今週の一枚」に今日付で登録されていたディスクです。肩の故障から一時期活動を休止していて近年復帰したロシアのヴァイオリンの名手、マキシム・ヴェンゲーロフが昨年4月にロンドンで行ったリサイタルのライヴ録音です。ヴェンゲーロフは昨年からロンドンの王立音楽アカデミー[http://www.ram.ac.uk/]の教授に就任したそうですが、このライヴ収録されたリサイタルが行われたロンドンのウィグモアホールは2005年から“Wigmore Hall Live”[http://www.wigmore-hall.org.uk/live]という独自企画レーベルを立ち上げたらしく、このディスクもそのレーベルからリリースされたばかりのものです。

ちなみに、このディスク、リサイタル1回分まるごと収録されてるそうで、バッハの無伴奏とベートーヴェンのクロイツェル・ソナタが本プログラムで、アンコールピースにヴィエニャフスキのスケルツォ・タランテラとブラームスのハンガリアンダンスという流れだったようです。

 

バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番、ベートーヴェン:クロイツェル・ソナタ、他
 /マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
【Wigmore Hall Live】

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
・無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 ニ短調 BWV 1004
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
・ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調「クロイツェル」 Op.47
ヘンリク・ヴィエニャフスキ
・スケルツォ・タランテラ Op.16
ヨハネス・ブラームス
・ハンガリー舞曲集 WoO.1〔※ヨーゼフ・ヨアヒム編曲〕〜第1番 ト短調

ヴァイオリン:マキシム・ヴェンゲーロフ
ピアノ:イタマール・ゴラン

録音時期:2012年4月5日
録音場所:ロンドン、ウィグモア・ホール

http://ml.naxos.jp/album/WHLive0056

Whlive0056

 

なんと言いますか、
「俺は帰って来たぜェーーー!!!」
的なオーラがビンビン漂っている高揚感に満ちた演奏です。ヴァイオリン休養中の教育・指揮活動の賜物なのか、ほとばしる情熱の中にも華麗な技巧よりは表現の深化が際立った印象で、バッハの無伴奏では荘厳で懐の深い、ベートーヴェンでは伴奏者と一体となって緊張感に満ちた凄まじい迫力ある様を見せています。

これぞライヴの醍醐味なんでしょうね。私は別に彼のファンというわけではないのですが、1度聴いただけでもすっかり引きこまれてしまいました。ホールの独自企画レーベルということで音響特性を把握した良好な録音というだけでなく価格も低く抑えられている(レーベルのオンラインショップでは £9.99 の値でした)のも購買欲をそそられるのではないでしょうか。今年6月に来日公演が行われるようなので(・・・つーか6月10日の東フィルとの公演、指揮が広上さんだよ!マジ行きてー!でも金無ェ・・・(´・ω・`)ショボーン・・・苦笑)、行く予定を立ててる方は前祝いついでに聴いてみてはいかがでしょうか?あぁ〜、あとサインもらうためにこれ買って準備しとくとか?www